舞台(ミュージカル以外)

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 前のページ | 次のページ ]

イメージ 1

☆2011年6月8日(水)ソワレ 自由劇場

 とにかく凄かった!生の舞台の迫力に圧倒されました。

 平幹二朗さんのシャイロックは、最初は落ち着いた、慇懃無礼な感じでしたが
「証文」を取るあたりから底知れないギラギラしたものが漂い、
裁判に至っては、どんなことがあっても“アントーニオの肉100ポンド”に拘る頑迷ぶり。
 
 犬と呼ばれ、唾を吐きかけられても、高利貸しを生業としてきたユダヤ人、
その自分を蔑む“クリスト教徒”=アントーニオが偉そうに借りにきたお金が
期日までに返せない…。
 今までの欝憤を晴らすかのような、かたくななシャイロックの目は、なぜかすこし
哀しそうに見えました。
 平さんの台詞、佇まい、すべてに釘付けでしたが、台詞の間にも
大きな眼で語り、その瞳が潤む時、怒りと悲しみが同時に押し寄せてきた心の動きが
痛いほど伝わってきました。観ていて怖いほどに。

 平シャイロックに対峙するアントーニオやヴェニス公も気おされ気味、そんな中
ポーシャ扮する若い判事は、清涼剤のような役割を果たしていました。
 「血を一滴も取ってはならない」と聞いた時のシャイロックの狼狽、
今まで見ていた市民たちに小突きまわされる哀れなユダヤ人になり果てた、老いた金貸し…。

 この演目は「喜劇」なので、シャイロックが居ない場面は意外に軽妙で
笑いが起こりますが、シャイロックに関しては本当に「悲劇」で、それまでのいきさつから、
彼が落ちぶれて行くことが“喜劇”と結びつかなくなってしまいました。

 カーテンコールでは満場の拍手を浴びて、「平(ひらっ)!」という掛け声もかかったシャイロック。
その声と言葉、目ヂカラには圧倒され、観に行ってよかった!と心から思いました。

 シャイロック以外のキャストについては、「その2」へ。

イメージ 1

「その1」からの続きです。
☆2011年5月21日(土)ソワレ 東京文化会館
 3幕の結婚式では、お祝いの踊りに出てくる“長靴をはいた猫”や赤ずきんと“狼”は、
ぬいぐるみのようで可愛らしく、劇団四季のミュージカル「人間になりたがった猫」の
ライオネルを思い出しました。

 そして、王子とオーロラ姫のパ・ド・ドゥ。
よく写真でみられる両手を広げたポーズがとても美しく、フィナーレには金の紙吹雪が
キラキラとたくさん舞い降りてきて、まさに“夢の世界”でした。

 個人のバレエの技巧が素晴らしいのは勿論、きれいに揃った動き、重厚な舞台美術、
大好きな衣裳…、見どころがあり過ぎて、戸惑ってしまったバレエ初心者です。
 
 特に貴婦人達のドレスは、2幕の黒を基調にしたロマンティックスタイル(クリノリン)、
3幕のゴールドのワトープリーツ(背面の襞)と、ファッションショーのように
楽しむことができました。
 舞台装置は落ち着いた色合いながら金色が印象的で、本物の質感のシャンデリア、
背景のオベリスクなども、ゴージャスな雰囲気を盛り上げていました。

 ロビーにはイギリスの生徒さん達が折ってくれた「千羽鶴」や、オークションの衣裳があり、
17日のチャリティー公演の様子(「真夏の夜の夢」・吉田都さん)はTVでも紹介されて、
震災後初めての大きな海外カンパニーの公演なのだな、と感じられました。

 帰宅後、ツァオ・チーの動画をあちこち探し、繰り返し見ています。
先日の「おさらい会」での男性ダンサーさんたちの演目とかなり被り、
それも思い出しつつ、しばらくは“余韻”に浸れそうです。

イメージ 1

☆2011年5月21日(土)ソワレ 東京文化会館
 映画「小さな村の小さなダンサー」に主演し、素晴らしいバレエを見せてくれた
ツァオ・チーの生の舞台が観たい!という衝動に突き動かされ、
“海外バレエ団の舞台の初鑑賞”となりました。

 プロローグ…生まれたばかりのオーロラ姫の命名式。
美しさの精、誇らしさの精たちがお祝いのダンスをしますが、1人1人個性があって、
激しさの精や喜びの精の、軽快なダンスも楽しかった。
カラボス(悪い精)の手下の黒いねずみ?たちの動きだけは、
ミュージカルっぽく、楽しめました。

 第1幕は、4人の王子がオーロラ姫に求婚。ここでオーロラ姫役の
佐久間奈緒さんが登場。可憐な容姿のお姫様、イギリスのバレエ団なのに
日本人のプリマはこまやかな感情の動きが感じやすくて、安心感がありました。
ガーランド(花輪)の12人6組のダンスでは、ミュージカル「オペラ座の怪人」の
バレエシーンも花を持っていたことを思い出しました。
 もちろんこのシーンはそれより長く、技巧をこらした(隊形変化など)ものでした。

 第2幕は、森に分け入る王子様、というシーンでようやくツァオ・チーが登場。
幻を見て恋をしたオーロラ姫を探し、キスで目覚めさせる…マイムで表現したのち、
舞台奥の眠っているオーロラ姫に顔を寄せる…ロマンチックなシーンにはうっとりでした。
 このあとのパ・ド・ドゥもとても素敵ですが、夢中で観ている間に終わってしまい、
もっと見たい!!と、心の中で叫んでいました。

※当日配られたキャスト表をよく見ると、1人で幾つかの役を演じている方が
何人もいます(☆女性、★男性)。変更になったキャストも1人いました。
☆誇らしさの精=フロリナ王女☆謙虚の精=パ・ド・カトル☆歌の精¬=パ・ド・カトル
★誇らしさの精騎士=青い鳥★激しさの精騎士=パ・ド・カトル★カラボス騎士=猫
★喜びの精騎士=狼★カラボス騎士=パ・ド・カトル
 ほが、ガーランドを兼ねている方が6人。3つの役をこなしている方も6人いました。

「その2」に続く。

イメージ 1

 先月〜今月にかけて、娘の同級生や知人が通うバレエ教室の発表会(おさらい会)が
2つ、ありました。
 こうした発表会には、女生徒とパ・ド・ドゥを踊る男性ダンサーさんが
特別出演していて、揃ってなかなかの実力者だったこともあり、
かわいい生徒さんたちの踊りと併せて、楽しませていただきました。

 4月に観たほうのゲストは
京當侑一籠(牧阿佐美バレエ団)・浅井敬之(志村昌宏・有子バレエ研究所)さんの2人。
プログラムにあったモダンなダンスの演目の振付が、志村昌宏氏。
 この演目の衣裳が劇団四季「ソング&ダンス」を思い出す黒のパンツにオーバーシャツ、
というものだったため、目を凝らして観てしまいました。
 男性2人も生徒たちをしっかりサポートしていて、頼もしかった。

 5月は、
篠崎太郎(岩田バレエスクール)、エリック・T・クロフォード(新国立劇場バレエ団)、
柄本弾(東京バレエ団)・柄本武尊(東京バレエ団)・古澤良(フリー)さんの、5人。
 名前の通り、弾力を感じさせる跳躍を見せてくれた柄本弾さん、
パ・ド・トロアで、一緒に踊る生徒に本当に優しいまなざしを向けていた篠崎さん、
 全員が揃うフィナーレでは、5名が揃ってリフトをしてのポーズで、
華やかな舞台になっていました。

 どちらも、幼稚園児から大人までのたくさんの生徒さん達が
精一杯のバレエを見せてくれました。
 もしかしたらこの中から、未来のプリマが誕生するかもしれない…と思い、
一生懸命見てしまいました。

※発表会に差し入れたお花。縁がピンクのバラがお気に入りです。

イメージ 1

☆2011年3月20日(日)マチネ 自由劇場

 今日、千秋楽を迎える「オンディーヌ」。最初に観劇予定だったのは11日ソワレでしたが、
公演ができる(行ける)状態ではなく、中止。
 そして20日「舞台美術セミナー」を楽しみにしていましたが、イベントは無し。
でも1回は観ようと、足を運びました。

 席は2階後方。ここからは舞台セット全体が眺められていいポジションでした。
急に現れる大きなトロイの木馬、噴火や水など、仕掛けも大がかり。
“ジーザス・ジャポネスク”のバクステ(09・2・25)で、
自由劇場では「オンディーヌ」のセットが大きすぎて、
一部屋外に屋根をかけて出し入れを行ったという話を記憶していたので、
確かに大きい!と納得しました。

 劇の本編は、妖精のようなふわふわとした野村オンディーヌと、
しっかり者の坂本ベルタの対比が鮮やかで、田邊ハンスの台詞は明瞭、
渡久山ベルトラムはとっても素敵…。

 衣裳の“色味の深さ”も印象に残り、ベルタの赤いドレスは、
映画「ロミオとジュリエット」を思い出しました。

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 前のページ | 次のページ ]


[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事