博物館

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

イメージ 1

 都内に行く時は、ついつい早い時間に着いてしまう事があるので、
東京駅付近で朝9時から開館しているのは、有難い施設。
展示内容は盛りだくさんで、さすが“総合博物館”という感じです。

 興味があった古い郵便物や切手なども見ましたが、驚いたのが
志田林三郎(1855〜1892)という人物の紹介でした。

 我が国の電気通信の先駆者。工部大学校(東京大学工学部の前身)を
主席卒業〜英国留学という優秀な方で、電気分野で日本初の博士になり、
郵便と通信を一括経営すべしと「逓信省」誕生に尽力したとき、若干30歳。
 同年、東京帝国大学教授となり、日本最初の工学博士号も得た俊英…だったのに、
逓信省や日本の電気通信学会の用務に奔走するうち、病を得て、
36歳の若さで急逝。

 彼がもしもあと50年生きていたら、どんな“凄い発明”や発想が生み出されたのかと、
その早すぎる死が本当に残念です。
 そして、彼は東京駅の設計者・辰野金吾とは同じ佐賀県出身で、工部大学校の同期生。
辰野は造家学科、志田は電信科でした。

 この展示の他は、郵便の歴史、古いポストや郵便局で使われていた「消印」、
初期の簡易保険の美麗なポスター、貯金箱、昔の電話機、交換機など、
とても見切れないくらいの、常設展示内容でした。
 この日は展示替え中でしたが、このほか、企画展示もあります。
 
 長女との待ち合わせ時間にあわせて退館しましたが、
入場料110円でこの内容、是非また来たいと思います。

イメージ 1

 下岡蓮杖開業150周年記念と銘打たれたこの展示、
大好きな“古い写真”がたくさんあります。

 横浜は“商業写真発祥の地”として、1863年に既にアメリカ人フリーマンが写真館を開業し、
ロシエ・ベアトなど、著名な外国人写真家たちが、当時の横浜をレンズに納めています。

 日本人では下岡蓮杖が1862年に開業したのが最初のフォトスタジオのようです。
1890年頃には手彩色を施して蒔絵のアルバムにした「横浜写真」が人気を集めていました。

 個人の展示があったのは下岡蓮丈をはじめ、岡本三朗、前川謙三、
鈴木真一、二代目蓮杖などでしたが、
写真館ごとに美を競った“台紙”のデザインは、アールヌーボー調で優美。
飽きずにずっと眺めていました。
 写真家は美意識が高いことがよくわかります。

 横浜の展示を見る度に、この町で生まれ育っていたら、こうした古い写真を見たとき、
もっともっと感動するのにと、惜しい気分になってしまう…
それは、展示室で楽しそうに・感慨深げに見入る方々を、目の当たりにしてしまうから。

 父が生きていたら、戦前に鶴見に住んでいた記憶を手繰ってもらう事が出来たのに…。
気付くのが遅く、後悔してしまいます。
 
 先日の「キャッツ」マチネ終演後に駆け込み、ぎりぎり間に合って
約30分の見学でしたが、無理してでも行ってよかった。

※チラシのかわいい少年は、弟子入りした頃の岡本三朗氏。

イメージ 1

 ポスターにもなっている“ツノゴマ”の形に惹かれ、通り道だったので、
ふらっと立ち寄りました。副題は“旅するかたち”。
 展示の冒頭に書かれている文章にまず感激。
『地球上にある“種子”はすべて芽を出し成長する。
その方法や大きさ、速度などみんな違うけれど、“種子に失敗作はない”。』
こんな要旨でした(かなり言葉は違いますが)。
なんだか人間にも当てはまるな…と、最初から引き込まれました。

 種はどうやって運ばれ、増えていくのか。風に乗りやすい形のアルソミトラは
グライダーの原型にもなったという、半透明の美しい羽が付いています。
 山火事の熱で弾けるという、クリケットボールハケアの種は、
まさしくボールを二つに割った形であり、周りが黒くて
昔の電話機(受話器)に似ているから、テレフォンツリーという別名も有ります。

 一番びっくりしたのは“ライオンコロシ”という恐ろしい名前が付いたとげだらけの種。
ただのとげではなく、鉤のように喰い込む形で、もし飲み込んでしまったら
百獣の王ライオンとて、痛さに耐えきれずに食物が取れなくなる…らしい。
 
 世界最大の種子はフタゴヤシ。名の通り真ん中から割れそうですが
大きめのスイカより、さらにひとまわり大きい。

 動物が運ぶ場合は甘い汁をまぶしてアリに食べてもらってうとか、
柿の種のように、噛み砕かれないように周りをぬるっとした膜で覆うなど、
様々な工夫がされていることも初めて知りました

 押し花標本もたくさんあって、昔作った夏休みの宿題を思い出しまし、
たまにはこうした“自然科学系”の展示見るのも楽しいものです。

 ここのギャラリーの一角にはINAX出版の本が読めるコーナーがあって、
珈琲を飲みながらひといき入れて、次の目的地に向かいました。

※会期は25日(土)まで。入場無料です。

イメージ 1

 夕方まで約2時間のゆとり、さてどこに行きましょう?と気軽に訪れたのが、汐留。
先にパナソニック本社のティールームでお茶をいただいてから、
娘とゆっくり観てきました。(ここの半券で割引になる)

 “時代のスケッチ、人のコレクション”という副題がついた、この展覧会。
身の回りの様々なことすべてを“統計”に、それをイラストで分類する…
手描きのイラストの温かさが心地よく、
当時の「写真」だけでは伝わりきれない細かいニュアンスも感じられました。
 展示の最初は“民家”の調査。いくつかの地点のうち、なんと私が住んでいる街にも
来たことがある!と驚きました。(当時は○○郡○○村でした)
民家の外観だけでなく農具、農家の人たちの暮らしぶり、欠けた茶碗や壺に植えられた草花
何から何まで、興味津々な様子。

 銀座の街角での観察も、女性のバッグ一つにしても皮製・布製、手提げ、肩掛けなど
詳しく分かれていますし、男性の鬚の形まで観察、分類=その手描きの表がまた楽しい。

 彼の弟は画家をしていたし、彼自身も東京美術学校(東京芸大)デザイン科の出身。
その“画力”が、生き生きしたイラストに現れていたのでしょう。

 今和次郎設計の建物もあり、絵画と設計…以前観た西村伊作を思い出します。
晩年まで大学で教鞭を取っていたという彼を写真で見たら、年齢を超越したような
飄々とした雰囲気が感じられました。

 “時間調整”もなかなか快適に過ごせ、夕刻、娘と別れ有楽町へ…。
「ハムレット」ソワレを観賞してからの帰宅となりました。

イメージ 1

 ノーベル賞が出来てから110年を記念しての、「ノーベル博物館巡回展」と、
「日本のノーベル賞受賞者18名の紹介」の、2本立ての展示。

 国立科学博物館は日本館(旧館)の建物がとても素敵で、行くたびに
ステンドグラスを眺めてしまいます。

 さて、展示ですが、ノーベルのコーナーは映像を多用した近未来的な雰囲気が漂い、
いつもの印刷物や写真など掲示中心のものとは全く趣が違いました。
 浮かぶように展示されたノーベル自筆の手紙や、発明した薬品の瓶、人工繊維など。
愛用の“旅行鞄”もありました。

 次の「日本のノーベル賞受賞者」の展示は、科学の分野ではない
川端康成や大江健三郎(文学賞)、佐藤栄作(平和賞)も、その業績の説明がありました。
 湯川秀樹をはじめ、ノーベル賞を受けるくらいの独創性を発揮する人物は、
往々にして自由闊達?と想像していましたが…
小さい頃はあまり勉強熱心ではなかったという方も、複数いましたが、
もちろんコツコツと知識を積み上げている、という方が主流でした。

 授賞の対象になった議論をやさしく説明してあるパネルを繰り返し読み、
なぜか福井謙一(化学賞)の大きな名前表記にちょっとドキッとして(笑)。

他に、この博物館で見られる「忠犬ハチ公」「南極探検で生き残ったジロ」の
“剝製”を見てから帰りました。

 “ハチ公”は優しい目をした(剥製だから、後から嵌めこんだ目ではありますが)
大きいけどかわいい犬(秋田犬)で、
リチャード・ギア主演の映画の犬は、かなり本物とそっくりなことも分かりました。
 “ジロ”は、小型の“熊”のような毛並み、がっしりした体躯の犬でした。

*見に行ったのが最終日(1/22)だったため、この展示はもう終了しています。


[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事