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 上野・不忍池の畔の風景に溶け込んだ、趣のある資料館。
前回はSKD(松竹歌劇団)の展示を楽しみましたが、
今回は「昭和33〜39年の暮らし」のお話。

 東京タワーが完成した昭和33(1958)年は、皇太子ご成婚もあり、
日本中がお祝いムードだった様子。
 当時の週刊誌の記事に、タワーの設計者で耐震構造の第一人者、
内藤多仲博士が笑顔でインタビューに応じているものがあって、興味深かった。
(建築家の笑顔の写真ってあまり見たことがないから…)

 さらに東京オリンピックの昭和39(1964)年、首都高速道路が出来、
インフラ整備に街が変貌していった頃…私には記憶がありませんが、
覚えている人に聞くと、“勢い”の感じられる時だった様子です。

 展示室には当時の茶の間が再現されて、丸いちゃぶ台、茶箪笥、
なげしに掛けられた和服が。生まれたときから椅子の生活だった我が家ですが、
父は会社から帰ると、ここにあった和服にそっくりな
(ドラえもんののび太のパパも着ているような)ものに着替えていました。
ふわりと掛けられたボレロのようなブラウスは、母が持っていたものに似た花柄。
やっぱり懐かしさでいっぱいでした。

 資料館の2階にあがってすぐの場所には「剣玉」など昔の遊び道具と
ビデオがあって、そこで“昭和21〜30年頃の浅草”の映像を見ていたら、
剣玉で遊ぶ年輩の方々に遭遇。
「昔はもっと出来たんだけれどなぁ〜」と言いながら、
同行している若い人にいろいろ説明をしているのが後ろから聞こえ、
ほのぼのとした時間を持つことが出来ました。

 1階では「紙芝居」の実演も聞けて、昭和レトロに浸りながら、
次の目的地に向かいました。

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 この博物館は、20数年ぶり2度目の訪問です。前回は独身時代、
自分で型紙を起こしたりする暇があった頃でした。
 文化式とドレメ式…懐かしい名称です。先生は「ドレメ式の原型は細身なのよ」と、
私には「文化式」を勧めたのでした。ウエストが80cm以上あったのですから、
確かに“細身”は絶対無理ですが…。

 建物は当時のままのようですが、展示室は随分明るくなった印象です。
ただ、実物の衣裳の展示は少ない点数のような気がしましたが、
あまり外気に晒すと傷んでしまうせいもあるのでしょう。

 ドレスは2着、1920年代風のビーズのストレートなライン(黒)と、
シルクのプリーツ加工のもの。色は生成り=シルクのままの色で光沢が美しい。
 また、シーチングで作った復元ドレスは、見事な出来栄えでした。

 他にはバッグ、日傘、扇、ストッキングなどの小物と、ランバンのスタイル画。
直筆のものは、細かな筆致で、素敵なポーズでリボンなどは動きがあり、
デザイナーさんは”絵心”があると感心しながら観ていました。

 この博物館があるのは「目黒」。前回ここを見に来る更に前、
エレクトーンの検定試験に来た記憶もありました。高校の制服のまま
「ヤマハ音楽振興会」本部に行き、緊張しながら演奏。
苦手な初見はまあまあ、即興は大好きで…。
 5級を取得したものの、エレクトーン講師になるのが夢だった時期もありましたが、
結局普通に就職し、普段はピアノを弾いて楽しんでいます。

 そして、当時は“超太め”だった私は、服は自作がほとんどでした。
今思えば随分と風変りなファッションだったことでしょう。
 そんないろいろな思いが去来する中、目黒を後にしました。

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 この博物館に来る度、華麗な衣装に胸が躍りますが、この日は、
3年連続の「ヨーロピアンモード」見学となりました。 
 昨年、ウエディングドレスが15着も並んだのは圧巻でしたが、今年は
「プリントデザイン」の特集。輸入品のインド更紗が珍重された頃、
同じように木綿に柄をプリントする技術が向上。
 銅板ローラー捺染機が開発され、エッチングなどの技法も用い、
染料の進歩で、木綿以外の繊維にも色がきちんと乗るようになります。

 膨らんだスカートが木綿のプリントで作られているドレスは素朴な愛らしさでした。
時代は下り、1960年以降はサイケデリック、パンク、等のデザインも登場、
カルダン、ランヴァン、J・Pゴルティエ、エミリオ・ブッチ、ウンガロ等の
デザイナーが活躍しました。

 「ヨーロピアンモード」の時代を追った展示は、
ローブ・ア・ラフランセーズから始まり、エンパイア〜ロマンティック〜
クリノリン〜バッスル〜と続きます。
 更に1890年代から徐々にコルセットが消え、アール・デコのストレートなライン、
戦後はデザイナーごとに特徴あるデザインが展開されていきます。

 展示されているのは1950〜バルマン、エイム、ディオール、バレンシアガなど。
1960〜クレージュ、サンローラン、カルダンや、パコ・ラバンヌなどで、
素材も不織布、アルミニウムなど多彩なデザインが現れました。

 しかしやっぱり、何度も見入ってしまうのはバッスルスタイルと、
1910年頃のイブニングドレス…繊細なレースや優美なシルエットは、永遠の憧れです。

 日曜休館のこの博物館は、月曜日は開いているため、代休に訪れる定番になりつつあります。

「想い」は、ずっと。

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 先週土曜日の チャリティーコンサート以来、東日本大震災関連に
思いが及ぶ、ここ数日。
 所用で出かけた道すがら、ポスターに惹かれて明治神宮宝物館で観て来たのは、
『昭憲皇太后基金創立100周年記念「昭憲皇太后と赤十字」展』です。

 “昭憲皇太后基金”とは、100年前の明治45年に、ワシントンで開かれた
第9回国際赤十字会議の際に、昭憲皇太后(明治天皇のお妃)が
10万円(現在の約3億5千万円)の寄付をしたものを元に、創設されたもの。
 現在まで歴代の皇后陛下や明治神宮関係、個人の寄付によって増額され、
100年もの間、その利子を配分し続けて来たという事です。
 配分先は紛争があった場所=世界中に広がっています。

 また、日本赤十字社の歴史や現在の活動も紹介されていて、
ここの映像で、3.11東日本大震災の救助・救護の様子を観て、また涙が…。
 
 被災者に配布された「安眠セット」という、薄いマットと毛布やマスクなどが
入った箱も展示されていて、箱には「応援しています」という印字。
 出口にあった募金箱に、寄付金を入れて帰ってきました。

 実は、ここの前に訪れた東京ミッドタウンの「富士フィルムスクエア」の
報道写真展の入賞作に、津波にのまれていく建物を撮った、
ビデオから起こした画質の荒い写真が1席に入っていて、胸が痛んだばかりでした。

 あれからまだ1年と3カ月。“つらい記憶”は薄れていって欲しいですが、
“支援したいという想い”は薄らいでいかないようにと、改めて感じています。

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 銀座のギャラリー巡りをしていたときにちょっと立ち寄った「王子製紙」の本社ビル。
1階ロビーにあるこのライブラリーには、紙の見本がいっぱい!

 展示は、広島の平和公園に捧げられた“折り鶴”を再生紙にしたノートのことや
自分だけのノートを作れる紙の見本など、紙好きには堪えられない展示品です。
 アドニスラフ、シュークリームラフ、いしかりNなどと
名前が付いた紙たちは、色も手触りも違って、どれを使おうか、悩むのも楽しそう。

 真っ白な冊子は、エンボスで林業・製材・製紙と打たれているのがおしゃれ。
この会社の、紙の原料になる「木を植える事業」などの紹介です。
 
 そして1910年操業開始の「苫小牧工場」のパンフは
“工場遺産”が大好きな私には、目を凝らしてしまう写真がたくさんあります。
 
 中でも「千歳第一水力発電所」と、丸太の樹皮を剥く「ドラムバーカー」は
創業当初からのもの、というのには驚きました。
 ここでは新聞用紙を作っているそうですが、新聞社の印刷機の特性に合わせ、
約100種類もあるそうです。
 1日1,300万世帯分の用紙を生産(見当がつかない…)、港から首都圏に出荷し、
戻る時は新聞古紙を積んでくる→再生紙になる、というリサイクルです。

 こうした企業のギャラリーは、どれも興味深く、
多くは日曜がお休みのため、平日の銀座に行くと
忙しく駆け回りながら、いろいろ見て回るのが楽しみとなっています。
 ちなみに、ここは土日祝休館、月〜金9:00〜5:00開館です。


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