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古代オリエント博物館

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 母と巣鴨に出かけたついでに、招待券があったここにも立ち寄りました。

 昨年夏に来て以来ですが、この日は「干支」に関する展示があって、
蛇の女神様が“ネヘブカ”という名前…。
やっぱりよみがえるのは「アイーダ」の記憶。
アイーダの身代わりに毅然と名乗りを上げるネヘブカは、誇り高いキャラクターでした。

 ほかにも、ここにいると遙か紀元前2000年の世界に
すんなり入り込むことが出来るような気がしました。

 エジプト以外にもメソポタミアからの出土品、
「ハンムラビ法典」の解説、「ロゼッタストーンの複製品」なども。

 写真の「金の腕輪」や「ガラス瓶」は、数千年を経ても
輝きや鮮かな色が失われていないことに驚きました。

 この絵はがきは、ここで「ぐるっとパス」を買うともらえるものです。
…買っちゃった…また貪欲に美術館巡りをする2ヶ月が始まります。
(招待券は2枚だったため、母と娘が使いました)

 展覧会を観たのち、お蕎麦を食べて、娘と母はそれぞれ帰途に。
私はと言えば、このまま渋谷へと向かい「松濤美術館」へ。
さらにソワレの音楽会へと、長い一日は続きました。
 無駄に体力があることはとても有難いな…と、日々思っています。

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 東京国立博物館は正面に「本館」(渡辺仁・1941年)、
向かって右が谷口吉郎設計(1968年)の「東洋館」、
左は青銅のドームを頂く、片山東熊設計の表慶館(1909)。
この3つを巡るのが、高校生の頃の楽しみでした。

 この1月2日、改装工事で3年余り閉館していた東洋館がリニューアルオープンし、
早速行ってきました。

 ここには小学生の頃母や兄と来て「ミイラ」に衝撃を受けた思い出が鮮明です。
2010年7月、特別公開であの「ミイラ」には再会しましたが、
今回は「棺」の表情に惹かれました。ほんのり微笑んでいるようなとても優しいお顔。
きっと天国に行ったのでしょう。

 同じ部屋にはエジプトから出土した「船の模型」・紀元前2000年頃。
エジプトの地図を観てナイルが湾曲しているのもわかるし、
あの辺はハルツーム(現在はスーダン)など、
思いは「アイーダ」の福井ラダメス将軍へ。ここにある「本物」は想像を掻き立てます。

 他には中国や朝鮮の陶器も美しかった。「青磁輪花鉢」(南宋12〜13世紀)は、
釉薬のヒビが入っている部分で光を弾き、さらに華やかでした。
 反面、黒い茶碗(=日本では「天目」と呼ばれる)の
柚薬が兎毫斑(細かな筋)となっているものが目を惹きました。

 そして「書跡」。今までは概ね中国より日本の書が好きでしたが、この日、
その認識を改めることとなりました。
 まず、黄道周の草書の作品。高校時代の恩師の筆跡に似て懐かしい。

 趙孟瀕の楷書にも見入りました。マスの中に1文字ずつ、丸みを帯びた豊かな印象の文字が
動きの感じられる筆跡で「こういう文字を書きたい!」と思いました。
楷書でもっともっと端正な物はたくさん観たことがありますが、これは“規格外”でした。
 さすが東博、いいものがたくさんあります。

 ガンダーラ美術の部屋は、頭の中にゴダイゴの歌が流れ続け、エキゾチックな気分。
鼻筋が通った美男子ぞろいでした。

 東洋館〜本館と巡りましたが、新年からとても心豊かな時間が持てて、幸せでした。

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 日比谷野外音楽堂のお隣にある「都立日比谷図書館」が、
一昨年「千代田区立日比谷図書文化館」としてリニューアル、興味深い展示も多く、
この日の夕刻も、友人たちとの食事会の前に急いで観てきました。

 テーマの「タカラヅカ」と言えば、やはりこの地出身の手塚治虫が浮かびます。
「リボンの騎士」などはそのままのイメージで描かれていると思います。
 展示は以下の12名の芸術家たち。

1・楳茂都陸平と2・久松一聲=振付、音楽学校の教師、久松氏は脚本も手がけた。
 西洋の舞踏を取り入れた振付の再現映像が興味深かった。
3・白井鐡三=演出家。主な作品「パリゼット」「花詩集」など。「すみれの花咲く頃」訳詞。
4・平井房人=戦前に「歌劇」表紙のイラストを描く。
5・中原淳一=「宝塚をとめ」表紙を手掛ける。夫人は葦原邦子(戦前のトップスター)
6・松本かつぢ=「宝塚スター物語」の表紙を描く。
 ロマンチックな画風は当時も少女たちの憧れと、弥生美術館での展示で観た事を思い出しました。
7・菊田一夫=日本を代表する劇作家。宝塚の脚本、演出を多く手掛ける。
8・篠山紀信と9・蜷川実花=写真家。
10・横尾忠則と11・高橋真琴=イラストレーター
12・手塚治虫=漫画家。

 観に来ている人たちもきっと熱心な宝塚ファンなのでしょう。
片隅にはモニターがあって、舞台の映像も観られるようになっていました。
 “スミレの花咲く頃”のメロディーが流れる展示室は、優しい雰囲気に包まれていました。
 
 私は宝塚の舞台を観たことが無いので、いつかは観たい…嵌ったら大変…と逡巡しています。

※展示は12月27日で終了しています。

古賀政男音楽博物館

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 代々木上原のギャラリーに寄った帰り道、「古賀政男音楽博物館」を訪ねました。
 私の親世代には「古賀メロディー」は空気のように自然に馴染んでいる印象があります。
我家にもアントニオ古賀氏が演奏したギターのLPレコードがありました。
耳コピでイントロから全部エレクトーンで弾いて、大人に喜んでもらうのが嬉しかった、小学生の頃。
 母はよく「人生の並木道」を口ずさんでいました。

 「影を慕いて」「酒は涙か溜め息か」「湯の町エレジー」「丘を越えて」「悲しい酒」…
そんな昔の記憶をたどりながら、古賀政男の生涯のパネル展示を順に見ていくと、
便箋に書かれた直筆の手紙が目に留まりました。
 亡くなる2日前に書かれたという文章を読み進むうち、涙で霞んで読めなくなりました。

『私の歌が好きな人は悲しい人ばかり。早くこんな歌が歌われなくなる日が来ると好い。みんなハピー(原文のまま)になってほしい。戦争の傷痕もピカドンの慟哭も早く消えろ。古賀メロディーも早くなくなれ。みんな幸せになって欲しい。私の願いはそれだけだ。』という要旨です。
 古賀氏の発案で「ひろしま平和音楽祭」が始まったことも初めて知りました。

 現在、若い人は“古賀メロディー”にあまり馴染んでいないのが“平和な証拠”かどうかは
よくわかりませんが、“人の痛みがわかる人”も、きっと古賀メロディーが好きだと思いますし、
日本から「情緒溢れる楽曲」が消えることはないと信じています。

 展示の中に『美わしの志賀高原』(作詞:西沢爽)が復刻されたものがあり、
小学5年生の林間学校で聴いただけなのに、今でも歌えることに驚きました。
 歌は岡本敦郎氏。母も私も清潔感あふれる歌唱が大好きでしたが、
先日逝去されたニュースを知り、残念に思っています。

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 展覧会を観に行ってから記事にするまで、時間がかかることは多々あるのですが、
これは最長記録かもしれません…。
 時間があまりとれず、もう少しじっくり観たかったのに!という事もありますが、
内容を掘り下げられず、筆が進みませんでした。

 でも、復元された豪華な衣裳は本当に楽しく観てきました。私が興味をそそられたのは、
肩から下がる“ヴァトープリーツ”という布の、斜め横〜後ろ姿の美しいシルエット。
使われている素材もなかなか素敵で、うっとりでした。

 そして大きな“かつら”たち。
 冗談でしょ!と思える「船が乗った体験用のもの」を、係の方に被せていただき、
「今の素材だからこの重さだけど、当時はきっともっと重かったらしい」と解説してくださいました。
 ミュージカル「モーツァルト!」の、こうした大袈裟な鬘を乗せたキャストが集まる
舞踏会のシーンを思い出します。

 彼女の肖像や歴史画を観ると、鼻が高く、気品ある風貌です。
一番良く見る肖像画は、この3〜5月に「三菱一号館美術館」でも展示があった
ヴィジェ・ルブランのものですが、もう少し年代を経た時や、
最後の断頭台に向かう時も凛とした美しさでした。

 シアターで知り合った知人からいただいた招待券で観てきましたが、
そんな素敵な“ご縁”も、「横浜キャッツ」のお陰です。本当に、ありがとうございます。

 横浜そごうには、他にも幾つかの展覧会(柳宗悦・岡田三郎助)を観た記憶があり、
観劇と共に、素敵な思い出となっています。


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