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銀座の「シャネル・ネクサスホール」での |
写真
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フェリーチェ・ベアトの名前は、幕末の日本を撮った写真などで以前から認識し、 日本(横浜)には20年余り滞在、日本風俗の“着色写真”は人気を集めたと、 先日行った「横浜開港資料館」にも展示がありました。 日本に来る前のベアトは、クリミヤ戦争、セポイの反乱、アヘン戦争などの 戦場カメラマンでもありました。 また、日本を離れた後は、ミャンマー(ビルマ)を訪れ、寺院なども撮影しています。 戦争写真の中の数枚には惨たらしい光景も映し出され、 その1つは遺骨を堀出して土に配置して撮影されていて…怖かった…。 そして、私が以前からとても興味を持っていた「手彩色の写真」は たくさん展示されていて、たっぷり楽しむことができました。 “いかにも日本”という扮装で、過剰な調度品の前にいる家族。 どうみても一家団欒には見えませんが、ここまで演出されていると 「作品」として立派です。 全身入れ墨の男性、この「模様」にもきれいに彩色されていて、 “水性絵の具”なので透明感があり、写真に良く溶け込んでいました。 日本の絵師は細かな作業に卓越した技術があると、ベアトは誉めていたそうです。 この絵師の写真もありましたが、眼鏡をかけていました。 ただ…作品保護のため、館内がとても暗くて、 目をしょぼしょぼさせながらの見学となりました。 |
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チラシに印刷されていた「ガスマスク姿の女学生の後進」はインパクトがあり、 |
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ドアノーの作品「パリ市庁舎前のキス、1950年」は、 |
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初めて訪れた「リコー・フォトギャラリー RING CUBE」。 銀座四丁目交差点の「三愛ビル」8・9階にあり、この日はなかなかの盛況でした。 ロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソンの頃は、 「コンタクトシート」と呼ばれる”ネガをベタ焼きしたもの”としては保存されていなかったようで、 バラバラになったものを並べてありましたが、キャパの粒子の粗い、少しブレた写真 (ノルマンディー上陸)は、臨場感に溢れていました。 人種差別問題の重要な証拠となったものや、戦場を写したもののベタ焼きに ダーマトグラフで大きな○や×がつけられている→その1枚がパネルになっているものを 順に見ていくと、写真家の息吹が感じられるような気がしました。 ジム・ゴールドバーグ、デイビッド・ハーン、フィリップ・ジョーンズ=グリフィス、 レナード・フリード、コスタ・マノス、ワーナー・ビショップ(日本の神社仏閣)、 久保田博二(黄金の岩)…みんな見応えたっぷりでした。 そして、胸がぎゅっと痛んだ、キャパの“最後のネガ”。 引き伸ばされた写真には、戦場の草むらが写っていました。 なにも知らずに見たら、特に衝撃を受ける写真には見えませんが、それを知って観ると、 このあとに…と、しばらくその前から動けなくなりました。 会期は4月29日までで終了しています。いつもぎりぎりに行くことが多くて…。 28日のミュージカルの後、ちょっと無理して行ってきましたが、観て良かった! ※家にあった本から…余りに有名なキャパの作品です。
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