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 銀座の「シャネル・ネクサスホール」での
写真家NAOKI氏の撮りおろし、9名のモデルによる10枚の写真の展示、
1枚1枚、ファッションや写真の撮り方が全部違う。
9人のモデルさんたちを多彩なコスチュームやシチュエーションで撮影しています。

 ホールの内装はひたすら真っ白な壁や天井、
そこに大きな写真が整然と展示されていましたが、
純白の衣装の無垢な少女、女子高生、カラフルなウィッグをつけたギャル?
ロングドレスのアダルトな女性、颯爽と歩くキャリアウーマン、
海の上の岩場に立っているシルエット、
夕暮れに桜の木の周りに立っているモダンな和装の姿…。
 
 写真の雰囲気もすべて違っていて、
同じモデルさんが服装でこんなに雰囲気が変わる、と
まるでマジックのようでした。

 画像も粒子が粗い感じから、毛穴までクリアに写っているものまで、さまざま。
 しかし、若い女性のモデルさんってなんてキレイなのでしょう。
伸びやかな肢体、きめ細かな肌…いいなあ…。
 作品の中では、白いレース素材の衣装をつけ、裸足で写っているものが一番好きです。

 残念ながら展示は既に終了していますが、こうした現代的な写真にも
注目していきたいと思います。

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 フェリーチェ・ベアトの名前は、幕末の日本を撮った写真などで以前から認識し、
日本(横浜)には20年余り滞在、日本風俗の“着色写真”は人気を集めたと、
先日行った「横浜開港資料館」にも展示がありました。

 日本に来る前のベアトは、クリミヤ戦争、セポイの反乱、アヘン戦争などの
戦場カメラマンでもありました。
 また、日本を離れた後は、ミャンマー(ビルマ)を訪れ、寺院なども撮影しています。
 戦争写真の中の数枚には惨たらしい光景も映し出され、
その1つは遺骨を堀出して土に配置して撮影されていて…怖かった…。
 
 そして、私が以前からとても興味を持っていた「手彩色の写真」は
たくさん展示されていて、たっぷり楽しむことができました。
 “いかにも日本”という扮装で、過剰な調度品の前にいる家族。
どうみても一家団欒には見えませんが、ここまで演出されていると
「作品」として立派です。

 全身入れ墨の男性、この「模様」にもきれいに彩色されていて、
“水性絵の具”なので透明感があり、写真に良く溶け込んでいました。
 日本の絵師は細かな作業に卓越した技術があると、ベアトは誉めていたそうです。
この絵師の写真もありましたが、眼鏡をかけていました。

 ただ…作品保護のため、館内がとても暗くて、
目をしょぼしょぼさせながらの見学となりました。

ロベール・ドアノー堀野正雄、フェリーチェ・ベアトと、同日に3つの展示を観たこの日、
 ちょっと疲れましたが、写真に浸れた幸せな1日でした。
 

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 チラシに印刷されていた「ガスマスク姿の女学生の後進」はインパクトがあり、
“モダニズム”という言葉に、これは観逃せない!と、東京都写真美術館へ。

 初期の「舞台写真」にまずぐっと引き込まれ…伏見直江、夏川静江、花柳はるみ等、
みんな時代劇女優としてのスチールなら観たことがありますが、
この洋装の写真はモダンです。
 舞踏家・石井漠、崔承喜などは、全然古い感じがありません。

 「カメラ・眼×鉄・構成」という写真集は、船や鉄橋、工場などを
大胆なアングルで撮った写真でしたが、“優秀船”に関する研究、という題名に、
日本郵船歴史博物館で観た展示物を思い出しました。

 そして雑誌「犯罪科学」(すごいネーミング!)の、“グラフモンタージュ”も新鮮でした。
「大東京の性格」「首都貫流=隅田川アルバム」「終点」「玉川べり」など、
問題提起というか、“これでいいのか?”という視点と、
写真で「表現」をしたいという、意欲に溢れた、見応えあるものでした。
 多くは都会の「裏側」を扱ったもので、北川冬彦、武田麟太郎らのキャプションが
またよかった。

 雑誌の記者として女性のポートレートもたくさん撮った彼は
写真の技術を著した本もいくつか出版しています。
 チョコレートを持った若い女性達の写真が何カットもありましたが、
カーネーションとチョコを持っているのは、若い原節子さん?とても美しい…。
 
 そして最後は「朝鮮」への取材旅行。当時の風俗がよくわかりましたが、
戦後は写真を撮っていないようです。
 何故なのかは語られていないようで、釈然としない思いはありましたが、
彼の中になにか“確固たる理由”があっての事だったのでしょう。

※会期末ぎりぎりに行ったため、この展示は6日で終了しています。

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 ドアノーの作品「パリ市庁舎前のキス、1950年」は、
この美術館入り口近くの壁面を飾っています(写真参照)。

 “あの写真”だけで既にお気に入りの作家でしたが、この展示を観て、
さらに大好きになりました。
展示作品は約200点。冒頭には「コンタクトシート(ネガのベタ焼き)」も。

 彼がカメラを買って最初に撮ったのはセルフポートレイト。
紗がかかったような画面に、カメラを上からのぞいている伏し目のドアノー。
ウェーブのかかった豊かな髪と端正な顔立ち…美青年で驚きました。

 彼の言葉があちこちで引用されていましたが、どれもそうそう!と頷けるものばかり。
 〜待つことで得られる奇跡の瞬間を撮りたい。完全に時間を止めたい・水の流れを止めたい〜
 〜私は釣り人だ。川岸に腰を下ろし釣り糸を垂らす。そして獲物が食いつくのを待つだけだ〜
 〜写真は時間とともに本の間に挟んだ小さな押し花を想い起こさせるような力を担うのだ〜

 それにしても。パリという街は、いつ・どこで・誰を撮っても絵になるところ。
小さなきょうだいが牛乳を買いに行くとか、雪に霞むオペラ座をバックにした車、
凍り付いたセーヌ河畔で炭を拾う子どもたち、どれも戦時中のことですが、
なぜかエレガントな印象です。

 レジスタンスの地下活動を撮ったものは、映画のスチールのように、
活動家たちがハンフリー・ボガートとローレン・バコールばりに、お洒落に見えてしまう。
 市井の人々、アパルトマンの管理人と猫…これは映画「天井桟敷の人々」のシーンに見えて、
今にも動き出しそうでした。

 ピカソ、コクトー、ジャコメッティ、コレット、デュラス…文化人のポートレートも
それぞれに個性的でしたが、好きなのは作品にとけ込んで一瞬人間が見えなかったレジェと、
大部分は漆黒の闇で、左下に小さく、しかし燦然と輝く感じのエディット・ピアフ。

 どの写真も懐かしさを感じる作品で、会場から離れ難い気分でした。

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 初めて訪れた「リコー・フォトギャラリー RING CUBE」。
銀座四丁目交差点の「三愛ビル」8・9階にあり、この日はなかなかの盛況でした。

 ロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソンの頃は、
「コンタクトシート」と呼ばれる”ネガをベタ焼きしたもの”としては保存されていなかったようで、
バラバラになったものを並べてありましたが、キャパの粒子の粗い、少しブレた写真
(ノルマンディー上陸)は、臨場感に溢れていました。

 私は写真家には詳しくないのですが、シャネルで見たエリオット・アーウィットは大好き。
 多くは事件や戦争などの報道(現場)写真の中で、
家族の暖かな空気が流れる彼の写真は、心が和みました。

 人種差別問題の重要な証拠となったものや、戦場を写したもののベタ焼きに
ダーマトグラフで大きな○や×がつけられている→その1枚がパネルになっているものを
順に見ていくと、写真家の息吹が感じられるような気がしました。

 ジム・ゴールドバーグ、デイビッド・ハーン、フィリップ・ジョーンズ=グリフィス、
レナード・フリード、コスタ・マノス、ワーナー・ビショップ(日本の神社仏閣)、
久保田博二(黄金の岩)…みんな見応えたっぷりでした。

 そして、胸がぎゅっと痛んだ、キャパの“最後のネガ”。
引き伸ばされた写真には、戦場の草むらが写っていました。
なにも知らずに見たら、特に衝撃を受ける写真には見えませんが、それを知って観ると、
このあとに…と、しばらくその前から動けなくなりました。

 会期は4月29日までで終了しています。いつもぎりぎりに行くことが多くて…。
28日のミュージカルの後、ちょっと無理して行ってきましたが、観て良かった!

※家にあった本から…余りに有名なキャパの作品です。

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