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 ここの前に立ち寄ったギャラリーで勧められて、足を運んだ銀座ニコンサロン。
 「あぁ、来てよかった…」。作品に写っている人たちの
こちらを観ている”瞳の光”に、とっても優しい気持ちになれました。

 なぜ、こんな表情を撮れるの?どこかで会ったことがあるような、この瞳。
 それは、東京都写真美術館での「キャパ展」でした。

 写真家さんは人が好きで、人に好かれる、
「みんなボブに憧れた」と言われるロバート・キャパと同じ。
 管(すが)さんのポートレートは、一目で好きになってしまいそうな、
穏やかな表情をされていました。

 対象物を素直にありのままに、美しく撮った写真たちの絵はがきを求め、
帰宅後も眺めていました。“行ったことがないのに、懐かしさを感じる写真”…
もっと撮っていただきたかったのに、管さんは1年前に他界されていることが
残念でなりません。 

 この前に寄ったのは「のばな」(銀座2丁目・写真のはがき参照)。
銀座に詳しくなったのは、ジュエリーデザインをしている
憧れの先輩の個展を訪ねたのが始まりでした。その原点の「のばな」から、
また世界が広がる…うれしい繋がりでした。

 この日は先輩との語らいにも時間がとれて、
とてもすてきな1日となりました。 

 ニコンサロン「管洋志写真展」は22日(最終日は15:00)まで、
 のばな「浦嶋洋子・諏訪薫・高野恵三人展」は、19日まで。
お勧めです。

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 没後100年、という明治の名写真家。もちろん名前は知っていました。

 タゲレオタイブだの鶏卵紙などという単語に心が躍る、
古い写真を見るのが大好きな私ですが、下岡蓮杖が
最初は「絵師」立ったことは初めて知りました。

 幼い頃から絵が上手だった彼は狩野派の絵師に弟子入り。
住まいは伊豆下田…ペリー来航の時代、絵のような?写真を見たら、
「描くより早くて正確な写真」に魅せられ、横浜で写真館を開く…
とは言っても、まだまだ手探りで、薬剤の調合に苦労したそうです。

 その後の活躍は数年前に「横浜海港資料館」でも観た通り。
しかし後年、再び絵師に戻ったのは、やはり初めて知りました。

 彼の息子、二世連杖は絵を描いていたことは知っていたのですが。
老年の蓮杖は“達磨”の絵など、なかなか達者な作品が
たくさん残されています。

 写真の黎明期から第一線で活躍した蓮杖は、
日本写真協会会長も務めていました。

 明治時代は、彼の弟子の横山松三郎も同じく、
マルチな才能を持った人が多かったのだな…と感心。
エネルギッシュな人が多かったからこそ、
日本を大きく動かせたのかもしれません。

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 新宿住友ビル48階にある、この資料館を訪れるのは2度目。
 前回、資料スペースで手にとって読み始めた絵本に、
涙の洪水を起こしてしまったことを思い出します。絵本は「金のひしゃく」。

 今回は「従軍カメラマン・小柳次一」という企画展示があり、
同じ方面に所用があったため、開館が早い(9:30)ここを
最初に訪れることにしました。

 小柳次一(こやなぎつぐいち)氏(1907〜1994)は、1937年から
名取洋之助の「日本工房」に属し、戦後は「週間サンニュース」、INP通信を経て、フリー。

 展示点数は多くはありませんが、「日本人による、日本人兵士を写した写真」は、
案外観ていなかったことに気づきました。

 水筒から水を飲む兵士のアップ(チラシの写真)は、
米軍のビラに使用されていたという…
つかの間の平和を感じさせるものだったからでしょうか。
 小柳氏の従軍日誌、雑誌「写真週報」も展示されていました。

 ここの常設展示のシベリア抑留や引き揚げの再現は、胸が詰まります。
 頬が落ち窪むほど痩せた母親の亡骸の傍らに、ちょこんと座る赤ちゃんの写真の、
澄んだ瞳は涙なくしては観られませんでした。

 ここから次の目的地(文化服装学院)へ向かう途中にある、
モノリスというビルの名前に「ここが”キャッツ”初演の地か…」と
感慨に浸ってしまいました。
 ミュージカルを観られるのも、『平和』だからこそ。

 多くの犠牲を払って今の平和が得られていることを、
忘れないでいたいと思います。
 (展示は、3月23日まででした)

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 副題が「エバレット・ブラウンの湿板光画で辿る旅」。
 チラシを観て、ブラウンさんが明治の頃の人で、写真も古いものだと
勘違いをしていました。古い写真が好きだから、東陽町の竹中工務店本社にある
この“ギャラリーエークワット”に行ってみたら、
これらは一昨年〜昨年に撮影されたものでした。

 よく見れば被写体が現代なのに、縁の部分がかけていたり、
露出時間が長い独特のピントの諧調からか、その雰囲気はやっぱり
「歳月を経たもの」のように見えました。こういう写真、大好き!です。

 作品は大工道具のアップ(鑿・鉋・墨壷など)、伝統建築、現代の工人の
3つのテーマがありますが、それぞれに見応えがあって、パンフも買ってきました。

 観ていってドキっとしたのは、宮大工の小川三夫さんを見つけたから。
「木のいのち 木のこころ」を読んだのはかなり前なのに、
歳月の重みが加わったそのお顔は、すぐに判りました。

 日本の面影…「これらの写真には、失われた日本の時間、匠たちが生きていた時代から
現代への時の堆積、遠のいたかもしれない技の深み、それらへの惜別の思いが
入り交じって写っている」
〜編集工学研究所長・松岡正剛氏のコメント=パンフから。

 “写真の力”を改めて感じた、展示でした。

 会期が3月31日まで…もっと早く知って、記事にしたかった。

 ここのギャラリーは毎回なかなか素敵な展示をしていますが、
日曜日がお休みなのが残念です。

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 「誰もがボブに憧れた」と、付けられた副題の通り、多くの友人たちに愛されたキャパの、
心温まる作品が多く展示された、この展覧会。

 今年に入って「キャパの十字架」「キャパの青春」と何気なく読み続け、
その記憶が持続したままだったため、キャパがより身近に感じられました。

 パジャマ姿のゲルダ・タローを写した作品は、日本初公開。
どんな気持ちで寝顔を見ていたのかな…じっと見入ると涙が出そうになる、
切ない写真でした。

 今回、※音声ガイドに「キャパの肉声」が入っていると知り、借りてみました。

 来日した際に金原眞八氏が1954・4・19に撮影した肖像写真は、
よく知られたルース・オーキン撮影のポートレイトから3年後、
日本から直接インドシナに赴く直前、亡くなる約1ヶ月前のものです。

 その「40歳の肖像」を見ながら耳を傾けると、よりリアルに感じられます。
“声”は、私の想像した通り…でした。

 キャパがノルマンディーのネガを渡した通信社のジョン・モリス氏は
97歳で健在、キャパの思い出を語ってくれました。
 また、“最後のカメラ”の展示は、泥で汚れたレンズを見てドキドキしました。

 キャパの写真の人物は、“瞳”が印象的で、戦場写真以外の写真は、
みんな本当にいい顔をしています。
 みんなに愛された彼は、誰よりも被写体を愛した…相思相愛の表情なのでしょう。

 没後60年、残された写真を愛するファンはたくさんいるようで、
チケット売場の方が「午後は混みますので」と言い添えたほど。

 会期は5月11日までですが、早めがお勧めです。
※HPにはまだ載っていないようですが、音声ガイドは500円、収録は約23分、18作品分。
ナレーションは中村修三。
 写真は、写真美術館の壁面。このデザインのチラシはありませんでした。


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