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チラシの写真を見て、「行きたい!」と即決した展覧会。 |
写真
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きれい…本当にこんな風景が実在するの? |
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少し時間がある…と、この日も有楽町で降りてギャラリーへ。 前回はキヤノン(銀座3丁目)だったから、今回は7丁目のニコン。 下調べをしなかったので、行ってからわかったのが…震災の前と後の 岩手県釜石市の写真でした。 困った…滅法弱いのです。今まで人が住み、日常生活を送っていた写真と、 何もない風景を見比べるのが。 この作品たちは“震災前”と言ってもそう古くはなく10年前くらいまでのものはモノクロ、 “昨年夏”の撮影はカラーで。 洗濯物がたくさん干されていた堤防近くの民家は、2012年夏、草むらになっていました。 夏祭りで賑わう小学校は“廃墟”となり、 同じくお祭り風景の商店街も、駐車場(空き地)だらけ、 港の市場は更地。 やっぱり、涙なくしては観ることができなかった。 震災の記憶を薄れさせて欲しくない、復興はまだ始まったばかり、 「これらの写真を通してそれぞれの故郷を想い、考える機会になれば」と、 釜石出身の写真家・佐々木貴範氏は語っていました。 もちろん、忘れない。当たり前の日常が、実は様々な偶然によって成り立っていることを。 それがどんなにすてきで、有難いことなのか…。 被災地以外に住む私にできることは何?と、考え続けていきたいです。
展示は、明日まで。 |
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“写真の展示”なら行かなくては…と、この施設は9時開館のため、早朝から出かけました。 |
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「その1」からの続きです。 ロバート・キャパの展示は193点。ゲルタに比べ、同じような戦場を撮っても、 なぜかしっとりした印象を抱くのは何故でしょう。 ゲルタはしっかりした構図でシャープな印象でしたが、子どものクローズアップの 澄んだ“瞳”が目立つキャパの作品は、もう少し柔らかいイメージを持ちました。 そして、とびきり美しかったのが、イングリッド・バーグマンのポートレート。 一時、恋人同士だったというキャパとバーグマン…この写真はその時期のものでしょうか。 私が10代の頃、キャパの著作「ちょっとピンぼけ」の本を買って持っていたことと、 1982年にバーグマンが亡くなった頃に彼女の自伝「マイ・ストーリー」を読んだら、 キャパの名前を発見、興味を持ったことなどが入り交じって思い出されました。 思えば高校時代から「写真」を観るのが好きだったようです。 そしてキャパの日本での写真の被写体には「子ども」が多いのも、観ていて楽しかった。 1954年4月の日本での取材から1ヶ月もたたず、 5月にインドシナで地雷を踏んで亡くなったことも、初めて知りました。 炭坑夫の“素晴らしい笑顔”の作品には、 『笑顔を撮るには人を好きになること、そのことを伝えること』という要旨の 彼の発言が添えられていました。 それで…。彼の写真から感じられるちょっとウエットな感じの訳が
わかるような気がしました。 |




