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 「喜翁閣」(きこうかく)。この1910年竣工の古い建物は、
実業家・大倉喜八郎の別宅として向島にたてられ、船橋(ららぽーと)に移築されていたもの。
 この度、船橋の再開発ともない“解体・保存”されることになり、
その前に撮られた室内の詳細が展示されていました。

 絵葉書の写真は天井。金色に竜の絵が勇ましい。他にも豪奢な装飾が伺える天井絵、
繊細な細工の欄間、モダンなタイル張りの広縁、大広間の佇まい…。
 無人の空間のひんやりとした空気が感じられるような写真たちに、居ずまいを正しながら鑑賞。

 解体とはいえ、「取り壊し」ではなく「保存」。
修理後の建設地は未定ということですが、いつかまた
立ち上がった姿を見られる日を待っています。

 会場で高橋氏に声をかけていただき、私の大好きな「遠山邸」の数寄屋造りの事など、
興味深く聴いてくだって、とても楽しい時間が持てました。

 銀座3丁目のあまり目立たないところにある「キヤノンギャラリー」、
ここも浜松町(四季劇場)に行く前に立ち寄るのに、
ちょうどいい立地と規模でした。

 たった20分程でも空いた時間があると、何か詰め込んでしまう…
でもそこに(思いがけない出会いがあったりするので、つい走ってでも行ってしまうのでした。

(展示は1/24〜/30まででした。)

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 「こころの眼」と題された、ブレッソンの代表作54点を集めた贅沢な展覧会。

 「私にとってカメラはスケッチブックであり、直観と自発性の操る道具であり、
そして視覚的な意味において、質問を投げかけると同時に決定をくだす、瞬間の支配者である」。

 彼の言葉を何度も読み返し、写真を芸術に高めた彼の作品をじっくり眺めていきました。

 これはあの場所で…と記憶がよみがえった作品が7〜8点もあったのが驚きであり、
すっと思い出せたのがなんとなくうれしかった。

 マグナムフォト(コンタクトシート)の紹介でのリコーギャラリー(戦争の写真)、
マグナムフォト創設にかかわった特集展示で、富士フイルムスクエア「写真博物館」(中国の写真)、
写真の歴史の本での「サン=ラザール駅裏」…。
 写真に関してはど素人の私でも記憶にあると言うのは、それだけ“有名”なのでしょう。

 ブレッソンのパートナー、マルティーヌ・フランクの展覧会も、
ここシャネルのホールで開かれたという縁で、
今回も美術館でなく、このホールでのブレッソンの展示を行う事となったと
解説がありました。

 「写真を撮ることは頭と目と心を同じ視線上に置くこと、一つの生き方」これも彼の言葉です。
晩年は水彩画を描いていたことも初めて知りました。

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 チラシのモノクロ写真(「五能線」1972)に惹かれるものがあり
またしても、会期末ぎりぎりの鑑賞となりました。

 1944生まれの北井一夫氏は、最初は学生運動やデモ隊、その後1970年代から
「三里塚」や日本各地の農村を回って懐かしさを感じる風景を撮っています。
概ね1970〜78年頃の少年少女が写っていますが、これはまさしく私…。

 特に1974年に撮影された「少女」には、つりスカートとブラウスにドキリとしたくらい。
村の祭礼の写真にはチューリップやバラの花のリップル素材の浴衣。
みんなあの日の私が纏っていた記憶があるようなものばかり。

 「フナバシストーリー」も、1970〜80年代の団地を写したものですが、
同じような社宅住まいの経験があるから、これもまた涙が出そうなくらい、懐かしくて…。

 「新世界物語」として大阪の街を撮った1980年の写真には
百恵ちゃんのポスターが。あの頃、本当に人気がありました。

 「1990年北京」。これはとっても昔に見えるものと近代的なものが混沌としていて、
複雑な気持ちでした。
 北井氏の最近の作品は自宅で撮った「ゆず」…。そして震災被災地の「道」。

 写真に写った人たちはずっと年をとらず、後生の人から自分に準えて懐かしがられる…
当たり前なのに。ここまでツボだととても不思議に感じてしまいます。

 タイムカプセルを開けたような“あの日の私”との出会いは、予想外のことでした。
だからやっぱり、「写真展巡り」は、やめられないのでしょう。
(展示は1月27日まででした。)

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 何処かの美術館で貰ったチラシは水着姿の山口百恵、さらにウラジミール・マラーホフの
筋肉が躍動するもの…度肝を抜かれるような写真たち。
 これが大きく伸ばされている…どんな印象を受けるのだろうと期待して、観に行きました。

 展示は大きく5つのエリアに分かれ、4までは有名な方々、5は東日本大震災で被災された方々。
1・GOD=鬼籍に入られた方では三島由紀夫の作品のインパクトが強かった。
2・STAR=やっぱり吉永小百合さんは…美しい。
3・SPECTACR=歌舞伎の世界を堪能。
4・BODY=ここでバレエダンサーの“究極の人体美”に見入りました。
5・モノクロの市井の人々で、味わい深い写真たちでした。

 実は、観に行ったのは先月で、少し時間が経ってしまったのですが、
この展示の中には先日逝去された中村勘三郎さんのものもありました。
あの時はまだまだ現役と信じて疑わなかったのに…。
 中村勘九郎、中村七之助、中村獅童、市川海老蔵、そして美しい坂東玉三郎。
壁一面に飾られた「歌舞伎」の世界、これからもっと生の舞台を観に行きたい、と思っていた矢先の訃報でした。

 印画紙に焼き付けられた「ポートレイト」は、いつまでも全盛期の面影を伝えることでしょう。
 「写真の力」は、その被写体、タイミング、すべて揃ったときに撮れた「奇跡の1枚の力」、
と言うような趣旨の、篠山氏の談話が紹介されていましたが、
その「写真力」は、亡き人を偲ぶものにも十分な力を発揮しそうです。

 展示は24日までです。

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 副題が「カメラとレンズ」。11のセクションに別れた展示で、総作品数は166点。

1「シャープ・フォーカスとソフト・フォーカス」
いきなり土門拳の神護寺の仏像や、アンセル・アダムスの
息をのむほど美しい渓谷の写真に度肝を抜かれます。以下は作家名を列記します。

2「パン・フォーカスとディファレンシャル・フォーカス」
=アーヴィング・ペンと鈴木理策。
3「広角レンズと望遠レンズ」=ユージン・スミス。
4「俯瞰撮影と仰角撮影」=ロトチェンコ。
5「長時間露光」=山崎博「ヘリオグラフィ」先日埼玉県立近代美術館で観たばかりです。
また緑川洋一の美しい海の写真も大好き。
6「ブレ」=ロバート・キャパ、森山大道。
7「瞬間」=アンリ・カルティエ=ブレッソン「サン・ラザール駅裏」。
8「人工光」=林忠彦、アーヴィング・ペン。
9「未知の世界へ」=中村行征夫「ナポレオン」(魚の写真)
10「特殊効果」=アンドレ・ケルテス

11は「4人の写真家」と題し、木村伊兵衛、ルイス・ボルツ、ユージン・スミス、
奈良原一高の作品を10点ずつ纏めて展示。

 全部観終えてすぐ、2階のラウンジで椅子に座り、作品リストを開いて
記憶に残ったものに○をつけたのが、上記の作品たちでした。
 
 見応えたっぷりの展示、観たことある…というものも増えてきましたが、
最後の4名の写真には撮影に使ったカメラの詳しい説明(ライカとか)も
ありましたが、さっぱり解せず…ちょっと残念。

 いつか自分で写真を撮るときがきたら、わかるようになるのかなと、
気楽に考えています。


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