そんな素敵な呼び名 をドラマで見た時
こんな呼び名は思いつかなかったと私は 一人思った。
私の弟は この職業を営んでいる。 わずか4人で小さな事務所と車 電話を大切に抱え 365日 ×24時間 以上彼にお休みの日も ゆっくり寝ていいよ と言われる日もない。 4つ下の彼は小さいころから 運動・いたずら・遊びすべてに一生懸命でした。剣道2段、しかし精神は鍛えられなかったように感じる。 運動神経だけで勝ち進み 優勝はしても それ以上に極めることはしなかった。
女ばかりの中で育ち 1人でしゃべるしゃべる 絶対 漫才お笑いに行くべきだと思っていた。背は小さく 大きな友達をたくさん引き連れ 楽しい学生生活だっただろう。 いじめられている子を見ると守らないけれど 決していじめなかった そして何となくの友人となり その子とも今でも付き合ってる。 適当? バカ? 姉と私はいつもバカにされているかのような、つまらない笑い話に いつの間にか笑わされ まじめな話をしようとしても終わってしまう そんな彼がこの職業をはじめようとした時 何を考えているのかと 家族全員 口をぽかーーんと開け はあ? と言ったことを思い出した。 しかし本気だった。実家が葬儀社でもなく 器用でもない彼 料理も洗濯もできない(関係ないかな?)母は 甘やかしていたので 何にも出来ないだろうと 思っていた。
彼の話術なのか 年上の友人も多く 皆さんのアドバイスもあり 何とか小さい葬儀社は毎日続いている。バカがつくほど正直なので正直な金額しか取れない驚くほどお安い(本当にバカだ 確かに算数は弱かった)
2年ほど前に教会葬があり 私が伴奏を頼まれた。讃美歌・カノン・弾かせていただきました。その時に彼の仕事ぶりを見せていただき、年老いた喪主さまに話しかけ 献花の際に杖を持っている女性に 手を差し伸べ 気配りに 驚いた。 そして何より 今までのすべての見送った方々の命日には 未だにご家族様に対してごあいさつにお邪魔しているようです。 (休む暇ないはずだ)
高齢になるにつれ 参列される方も少なくなり 小さくなるお見送りの式に
時代なのか さみしくなったと言っていた。
そして誰かの中に 必ず記憶に残るのだから ちゃんと生きろよ と
4つ下の弟は 私に言う
いつも 電話の始まりは
「忙しいところ悪いな〜元気か?」 と
私は必ず 「忙しいよ!!」 と負けないように 大きな声で言う
暇になるとかかってくる電話もこの頃かかってこない 忙しいのかな?と思っているが、 疲れがたまり 点滴を打ちながら日々を過ごしているらしい
ねえちゃん 俺の仕事は、営業する仕事じゃない 1人1回しかないことだからそれに結婚式と違って 計画的にしないし 本人はわからない 式はご家族のためのものでもあるんだと 言っていた
彼の仕事は お店屋さんと違って 手伝ってあげることはできない
少し休みなさい 寝なさい 食べなさい と メールをした。
|