|
奄美の黒糖焼酎の中にに「奄美の杜」という焼酎がある。
私は4年前にこの焼酎のラベルを見ただけで買ってしまった。
それ程ラベルに描かれた絵は綺麗で感動的だった。
それからこの絵を描いた画家は田中一村という事を知る。
田中一村(1908年〜1977年)は関東に生まれ7歳で水墨画
を描く超画才少年として認められ東京芸術大学に入学、東山魁夷と
同期生だったが病気の為と家族の家計のために大学を中退、南画(水墨画)
を描き生計を立てる。
23歳の時一村は絵画に挑戦するがパトロンや中央画壇からは認められずに消える。
しかし、一村は筆を折ることなく39歳で奄美大島に移住し大島紬の染色工や漁師の
手伝いをしながら極貧の中で奄美の自然を鋭い観察力と画力で描きまくる。
働いて金を貯めると絵を描くことに集中し、金が尽きるとまた働いて
貯めたらしい。
食事は「野菜に酢をかければいい」という感じで画材以外は質素な生活だった。
しかしその後も中央画壇に認められることなく69歳で生涯を終える。
奄美移住後個展等も一切開く事は無かった。
没後2年で島民の間で一村の絵画が有名になり南日本新聞の紹介や、
NHK「日曜美術館」(1984年)での放送がきっかけとなり一般の
人にも多少は知られる存在となる。
その絵画の迫力と同時に「清貧」を貫いた一村の生き方も、人の心を強く揺さぶった。
現在奄美に田中一村の美術館が作られているが全作品の展示には程遠い内容という。
しかし私は必ず奄美に田中一村の絵を見るために行くことになりそうです。
榎本孝明主演でアダンという田中一村を題材にした映画が創られたが一村の遺族と
著作権等でもめている。
以下リンクからも一村の絵はPCで見れますが更に実物を見たくなる事でしょう。
http://www.ne.jp/asahi/yoshida/gaia/index.htm
http://www.cc.toin.ac.jp/MA/orgn/tanaka/
|
洋画的なイメージを受けました!凄く繊細でいいですね!
2007/3/22(木) 午後 10:21 [ 道楽画報 ]