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上海陸戦隊に続いて白黒の昭和43年(1967年)の映画です。 原作が滝口康彦 脚本が橋本忍 主役が三船・仲代コンビと 魅せてくれる傑作な時代劇映画で現代のサラリーマンブシのつもり?の 私もこのDVDながらMOEMOEと惹きつけられました。 あらすじは 殿様が飽きた側室を家臣に妻として与え、数年経つとその家臣に もう一度その妻を大奥に差し戻せという上意についに逆らう家臣父子 のお話ですが、三船・仲代の剣豪=俳優としての対峙も面白く読めます。 最近時代劇映画をよくつくる某監督の「武士の◆分」等は本作に似た ストーリー展開ですが後出しジャンケンながら1967年の本作を超えた部分はありません。 本作ヒロインの司葉子と「武士の◆分」の金麦お姉さんがドッコイドッコイの甲乙つけがたい 素人演技ですが。 森鴎外原作の「阿部一族」にも似た感じの映画ですが阿部一族は行き違いから 新領主に逆らって自滅する「阿部一族」をシェークスピア風な悲劇として奏でられますが 本作は理不尽な殿様に反逆する主人公が三船敏郎ということもあり最後まである種の期待感と いうか明るさは持ちあわせている点が救いです。 ・・・でも最後の最後でその期待感は裏切られますが・・・ でも最後の関所のシーンは邪道というか今まで続いてきた緊張に次ぐ緊張がプッツリと キレたというか真抜けています。 ワザワザ鉄砲隊が待ち構える関所を三船が赤子を抱いて強行突破とか 先ず普通の武士アタマで考えても行動としてはありえませんから。。。。 こういう傑作映画を100円レンタルで2時間楽しめる。 セコイけれど贅沢な正月の時間の浪費のスタイルかも知れません。 (家族は私以外、上海陸戦隊も本作も見ませんでしたが。。。) 全国のバカ右翼の皆様もアサピーやNHK嫌いと公言しつつも相棒の特番や 大河ドラマの初回を喜んでみる正月です。 日本人は「敵にに甘い、 未だ正月ですから。。。(汗 尚、作家の滝口康彦氏(2004年没)は残念ながら今後多いに忘れられそうな 時代モノ作家ですが武家社会の掟にしばられる下級武士の悲惨さ残酷さを描かせたら当代 ダントツの作家でありまして藤沢周平ファンの方には是非読んで欲しいと思います。 私が読んで面白かったのは 当映画の原作 である 拝領妻始末であります。 |

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