涅槃までの14万歩!ハッピーリタイアできない100kmウォーカー

2017年11月にタイトル変更・・・中身は変わりません。 ぷらっとして行ってください。

◎読書中です

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この本今年の5月の出版ですが図書館でもかなりな予約人気で
ようやく図書館で借りて盆明けに読むことができました。
もちろん、今後も名著となるので購入する事にしました。


イメージ 1




























私も含めて戦争に興味のある方でしたら、明治の日本は弱小国
ながら世界でも1.2の列強国であるロシアを完全勝利で打ち破り
世界の一等国に踊りでたのに、大正を経て昭和にいるや国も軍も
迷走を繰り返し、絶望的な戦争に自ら飛び込み敗亡へ突き進んだのか?
他の多くの軍事書によると昭和の国軍(皇軍)の失敗については

明治の軍人はよく勉強したが昭和の軍人は丸暗記だけで総合力が劣った。
第一次大戦の研究や戦訓等の吸収が足りなかった。
物的な戦力よりも「精神力」に過大に重点をおき過ぎた。
戦争がはじまると科学技術で米英に先を行かれ差が開いた。


等と大まかな批判や分析は行われるのですが、冷静さと合理性が
求められる戦争で、どうして今の北朝鮮のように超神がかり的に
なっていく流れとか「空気」などがうまく説明が巧くなされてないように見受けれます。

その意味合において多くの日本の軍事書は日本の敗亡への理由が
判り難いのですがこの著者はそこらへんを、実に見事に一般人にも
判りやすくまた読み物としても面白く語り調で説明いたします。

著者は第一次大戦から太平洋戦争の日本の敗戦までを数人のキーマンの
軍事官僚達が日本(軍)の問題をどのように抱えてその問題を
解決しようと努力したか?、しかし何故上手くいかなかったのか?。
という部分を巧みに説明しています。

実は大正や昭和の高級軍人達は、第一次世界大戦が国家総力戦の
長期戦となり、日露戦争で日本軍が使用した砲弾の数の半年分
(数十万)発をフランスやドイツは僅か1日で造り、それを1日で
全弾射撃で消耗するような戦いを何年も繰りひろげましたが、大正、昭和の
日本軍隊(特に陸軍)は、どんなに足掻いても米英仏のような1日に10万発
単位で砲弾を造る国力や植民地を保有してないので総合国力に劣り、
次の戦争では勝てないだろうと内心は諦めにもにたニヒルな悟りを開くのです。

でも職業軍人ですから、表向きは勝てないとも発言も素振りも見せず、
勝てない戦争と知りつつも「初動」とか「先制」とか「奇襲動員」とかに拘り、
国際避難を承知で強国となるため満州を強引に手に入れ日満ブロック
経済化で国力を充実させようと懸命に画策⇒実行します。

小畑
敏四郎中将は日本は国力が弱くて米英とは戦えないから国力増加中の
ソ連が国力伸ばす前に卑怯な先制攻撃も視野に入れ、短期決戦では
精神力も借りながら、ソ連を叩こうと考えますが皇道派のドンとして
2.26事件で予備役となリングの場外に追いやられます。

小畑(皇道派)と対立した永田鉄山少将(統制派)も日本をソ連のような
社会主義国(統制社会と呼称)に国家を改造し軍人の思うような政治経済
体制に持ち込もうと動きますが統制派の相沢中佐に斬殺されます。

有名な石原莞爾中将は満州乗っ取り後は日満ブロックで国力を
強化し、他国の戦争に巻き込まれずに1960年代まで国力を培養し
続け米国と世界一頂上決戦を夢見ますがシナ事変でも「戦争不拡大」
の方針を変えず左遷されます。
(オリンピック的に申せば中国との戦争漬けで準決勝戦で敗退でしょうか?)

開戦前に首相となった東条英機大将もあらゆる権力を東条個人に集中させ
陸相、首相、参謀総長、そして憲兵の親分まで兼任しますが独裁者ヒトラーや
スターリンはおろかチャーチルやルーズベルトにも「権力集中」や「統制」で
足元にも及びませんでした。
戦争がはじまり増産を呼びかけても「統制」が発揮できない日本は
追い詰められ究極の先方「玉砕攻撃」「体当たり」「竹槍」となっていきます。
B29が日本に来襲するや東条自ら「大和魂という武器で墜とす!」
と完全に神がかってまいります。

最後に他の戦史本では耳にしない中柴末純少将という軍人が超クローズアップ
されていき「持たざる国の日本」は本書のクライマックスに到達します。

日本の歴史を俯瞰すると時々、平清盛や後醍醐天皇、織田信長など
絶対独裁的志向の人物が現れますが絶対権力を手にすることなく終わってしまう。
江戸時代の徳川将軍が独裁者だったのか?
いいえ違います、幕府閣僚らによる合議制のような政治でした。
江戸末期の幕閣は高級国家公務員の身分を捨去る事ができず、
その屈辱的条件で日本が開国するやその政権運営を誰かに譲渡
すべきでしたが、自分達の禄を絶やしたくない(サラリーマン根性化)
為にに正論も文句を言う反対者を悉く処刑し益々自分らが日本の悪者で
ある事を世に認めさす結果となり、天皇親政を錦旗として地方公務員的
田舎武士である維新の志士らに明治の政権を乗っ取られました。

話が脱線しましたが、大正昭和の軍人が第一次大戦を学ばなかったの
ではなく、充分に国家総力戦の恐ろしさを知りすぎたが故に、一流国との
勝てない戦争にどう戦うか?常に悩み続け、結果的に寝ても転んでも
勝てないと悟り、職業軍人であるから「戦争に負ける」とも外部や
国民に本音で喋れず、それでも悩み続け、その結果「皇軍不敗神話」を
創り出し、それでも負けると「戦陣訓」で捕虜になるなと「玉砕」は
美しいとか退却を「転進」とかごまかしつつも滅びの美学に酔いしれる程に
神がかかり自らハイテンションというかヒステリックに転じたのでした。

ここまで読了した私は、戦後のエネルギー資源面でも持たざる国の
日本が多くのリスクを考えながら、また科学者や行政官はいつかはバレルはず、
後世の恥と知りつつも創りだした「原発安全神話」は戦前の
「皇軍不敗神話」と紙一重だったなぁ〜・・・とようやく理解できたのでした。


イシハラ閣下が天下とろうが、アベちゃんが下痢治そうが、大阪の
女好き知事が維新志士を気取ろうが真似ようが、財務省、外務省、日銀と
ひしめく官僚王国、官僚連山の前に誰が小泉首相以上の「漢の仕事」
をやれるのでしょうか?。
その小泉首相も潰したのは弱小官庁の郵政省解体だけで他の官僚との
全面戦争は負けると数で負けると判ってるので戦いは避けました。
そういう意味で平成の今も「未完のファシズム時代」は別名、
「公務員連合天下時代」(大正・昭和・平成)として引き継がれてる
のかもしれません。


この本は一般の方も読みやすいのでお奨めいたします。



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