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塩野 七生 女史はイタリアに在住している売れっ子の作家です。 イタリアに限定した歴史小説が主ですが「ローマ人の物語」しか読んでいません。 この長い物語15年かけ2006年最終の15巻が出ました。 どんなエッセイを書かれるのかと最近「男たちへ、、、、」という文庫本を購入しました。 ノッケからついて行けません。 普通、女性作家が描く男性論は男性を励ます・勇気づける・女性の有用性も チャッカリ押し付ける等の共通項が見られますが 女史のこの著作は津本陽が家康や信長を書いておられるような感じです。 いい男がジュリアスシーザー(カエサル、女史の理想の恋人らしい) 他アウグストゥス等、歴史的有名人である男性の比較ばかりで読み疲れました。 私的には全然参考にならない本でした。 シーザーに負けるなという意気込みにあふれる著書ですが私のようなラーメンしか 食べない男と歴史的大人物と比較されても読んでいて面白くありません。 しかし、塩野女子はこの歯に衣着せぬエッセイが好評と思い込み続編まで出す始末です。 たぶん企業経営者や政治家が読んでもあまり面白く感じないでしょう。 しかし男とか女とか関係なく「人間」として大切な事も書かれています。 部分、部分では光る文章が点在しています。 抜き書きしますと ================================================================== ボクは面倒くさくてお洒落をしないんです。という男がいる。 しかし面倒くさいということは、お洒落だけでなく、すべてにつながることであり、 また面倒だからというのは、感受性や好奇心の欠如を、カムフラージュするのに使われることが多い。 時間が無くて、という言い訳とよく似ている。 私は、時間が無くて本も読めません、という弁解を、絶対に信じない。 「頭の良い男」とは、なにごとも自らの頭で考え、それにもとづいて判断をくだし、 ために偏見にとらわれず、なにかの主義主張にこり固まった人々に比べて柔軟性に富み、 それでいて深い洞察力を持つ男、、、、。 ============================================================== しかし私が最近一番感動した名言は マンガのビックコミック連載の浮浪雲での主人公の言う名言です。 ある町人が主人公である浮浪雲に「どうして女性を満足させたらいいか?」 と哲学的に聞いてきますと浮浪雲はこう応えました。 「女は、三つで出来ている生き物でんす。 虚栄と快楽と打算でんす。 この三つを満足させるのが、男の仕事でんす。」 これを読み私は母も義母も家内も、結婚前に付き合った女性も、会社の女性も 人間として満足させてやる事が出来なかったと覚ったのでした。 そのくせ家では黒糖焼酎を飲みつつ行動面では変われない自分がいます。 塩野先生よりジョージ秋山先生の書評になってしまいました。 興味のある方はどちらもでも読まれてください。
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