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昨日は営業で熊本県に行きました。 途中大きなイオンのお店の酒売場を除くと 美少年酒造の日本酒美少年を中心とする酒類は 店頭から撤去されていました。 私は「地場の熊本で商品撤去だと相当やばいなぁ〜」と正直思いました。 そして今日夕方のニュースがこれです。 美少年酒造、民事再生申請=裏金問題で経営難加速−熊本 4月17日15時56分配信 時事通信 事故米転売事件で社長らが起訴された米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市、破産手続き中) から 裏金を受け取っていた老舗酒造会社「美少年酒造」(熊本県城南町)が17日までに、 自主再建を断念、 熊本地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約19億円。 帝国データバンクが同日、明らかにした。 申請は 16日付。 美少年酒造は、三笠の関連会社「辰之巳」から原料を仕入れていたが、 その後事故米と判明。 「鬼ころし」など清酒7種8品目、計約3万本が事故米を原料に製造された可能性があり、 問題が明らかになった昨年9月以降、流通分について自己回収する事態に陥った。 しかし、緒方直明社長が先月、記者会見で「20年以上にわたり、辰之巳から毎年百数十万円から 200万円の裏金をもらっていた」と認め、小売業者や消費者らの信頼を急速に失った。 美少年酒造は辰之巳に精米加工を依頼していたが、同社は一部を価格の安い米に交換して精米し、 美少年酒造に納入。差額を裏金として渡していた。 私は30歳から40歳頃までは実は日本酒ファンでした。 九州の日本酒では大分の「西の関」や熊本の「美少年」はハズレの無い日本酒と 思いよく飲んでましたが1990年代頃から余り美味しく感じなくなり(私の印象です。) 焼酎やウイスキーに興味が移りました。 でも30代の私は1升瓶で累計50本以上は美少年を飲んだと思うので残念です。 美少年酒造は200年以上の酒造りの歴史を有する名門企業でしたが 2008年9月、三笠フーズの「事故米不正転売問題」で被害者として 有名になり、自主商品撤去などで損失が増えました。 その後各界からの支援もあり立直りを見せたやさきの今年3月31日に 多額の裏金を受け取っていた事を社長の緒方直明が記者会見で公表しました。 つまり汚染米の被害者でなく加害者の可能性が強まりました。 2008年9月末美少年酒造にお詫びに訪れた石破農水相は美少年酒造の 緒方社長に「「深くおわび申し上げます」と深く頭を下げました。 とんだ悲喜劇というか皮肉に感じます。 民事再生法は借金(債権)の8割から9割をカットし残り1〜2割を10年近く かけて返済するパターンが主ですから考えようによっては債権の元金は帰らず 元金の利子のみ10年程度支払ってチャラ(弁済終了)というような感じです。 これにより債権が焦げ付いて立ち行かなくなる企業も出てくる事が予想されます。 熊本では当分美少年は販売を控える小売店が続出するからもう一方の熊本の雄 「香露」は作っても直ぐ売り切れそうな予感が致します。 債権者の説明会等により再建できるかどうか予断を許しませんが真面目に 働いていた従業員、損害を受けた仕入先、販売先、全国の今まで美少年を 飲んできた美少年ファンの為にも再建して「美味しい日本酒」を 送り出して欲しいと元日本酒ファンとして応援します。 もちろん、以前のように美味しいと思えば美少年ファンに戻る事もあろうか と思います。 今回の事件は率直にいえばかなり「悪質」な経営者責任だと思います。
特に真面目に働いていた従業員の皆様や再建回収が停まった仕入先の皆様 落ち度も無いのにトップの責任で恥をかかされ仕事もどうなるかわからず大変だと 思いますが,今回の事件は「経営者の責任」ですから今後も恥じる事無く 「与えられた運命から逃げださず、どんな波乱や逆境も乗り越え、自分の良心を貫く人生」 を歩んでいただきたいと思います。 |
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2009年04月17日
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