・
正月早々ですが天気が悪く歩くきにならず2日夜より
DVDをレンタルで借りてみました。
新年なので普段見ないような古い映画を中心に借りてみました。
先ず以前から気になっていた邦画の
「上海陸戦隊」です。(2006年DVD化)
驚くべきは戦前の昭和14年(1939年)に東宝より公開された
セミドキュメンタリーな感じの映画です。
武器や装甲車も当時の本物が映しだされます。
(私はずっと戦後の映画と思ってました)
でも音声が悪く日本人同士の会話も聞き取りにくいですし
敵兵である蒋介石軍兵士の姿は殆ど映しだされません。
(
ドイツと三国同盟間近の日本がドイツ顧問団に指揮されドイツ軍装 ドイツ式装備の中国兵を映しだすわけにもいかないのでしょうが。。
)
蒋介石軍の突如の上海国際租界への攻撃(中国側の侵略)と
日本だけでなく国際社会を代表して日本の海軍陸戦隊が租界を
護りきった名誉ある戦いの様子が淡々と実写戦争映画のように
映しだされます。
でみ見た感想として創られた当時は支那事変(聖戦)中であるにも関わらず
「日本軍が正しい」とか
「蒋介石軍が悪い」とか全く読み取れないのです。
事実上の戦時の国策映画のような形の映画にも関わらず当時の
「日本側の正しさ」を世界中に魅せつけるような努力はなされていません。
主演女優の若き日の
原節子(伝説の女優さんです)は中国側の女性スパイというか敵性市民の
役なんですが原節子に同情的(中国民衆が可哀想な

)な描写が多く、残念ながら
戦前・戦時中の日本映画界にもかなり
赤化思想が浸透していたことを伺わせます。
戦後のNHKが日本国民から集金した金で中国や北朝鮮に媚びた番組を
つくり続ける今現在の図式にも通じるものがあります。
戦前日本は中国側から仕掛けられた上海租界への防御から反撃に転じ
ついには中国の首都南京を攻め落とし泥沼の支那事件に陥りました。
当初は日本側に分があったにもかかわらず南京大虐殺などと国際的に
日本側が起承転結の全て100%悪い(特に戦後)ように見られてしまいました。
私は当時の日本映画にも関わらず外国人どころか日本人が見ても
「もしかして日本側が悪いのか?」と思わせるような映画しか創れなかった
映画界と撮影時に帝国海軍が全面強力しプロパガンダの意味も込められた
作品でありながら本作を許可した軍部と政府をみるにつけ戦前も戦後も
日本国は国際社会に対して
言葉足らず、説明足らずで国際宣伝力が
欠如してるというか大きなハンディを背負っているように思えてきたのでした。
でも海軍陸戦隊ファン(いるのか?)の人は必見の映画と思いました。
あまり知られていない海軍陸戦隊の三大決戦(
「上海」「マニラ」「沖縄」)の
戦いの一つがドキュメント風に残っている点は可とすべきでしょうね。