涅槃までの14万歩!ハッピーリタイアできない100kmウォーカー

2017年11月にタイトル変更・・・中身は変わりません。 ぷらっとして行ってください。

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今まで海軍の爆撃機(攻撃機)を眺めてまいりましたが
陸軍の爆撃機ににも少し触れておきます。

実は海軍モノ戦記に比べると陸軍戦記は人気がなく
航空関係に限ってもやはり戦闘機モノを除けば陸軍爆撃機
関係の出版物は少なすぎます。

陸軍爆撃機モノに限れば、30年も前に出版された伊澤保穂氏の超名作
「陸軍重爆隊」を超える内容の陸軍爆撃機関連本は未だに出てないように
思えます。
何故、陸軍機の戦闘機を除く航空機本が出版されないのか?
答えは簡単で海軍モノに比べ売れないからであります。
私や貴方達戦記ファンが買わないから出版社も出さないという図式です。

しかも福岡県では福岡市の総合図書館に唯一?閉架書庫に残っていた
「陸軍重爆隊」がついに処分されたようで読めなくなりました。
しかたなく年末、私は1996年出版の文庫版の「陸軍重爆隊」を
アマゾン古書で手に入れました。
超貴重本ですので定価750円を超える古書価格を覚悟しましたが
ナ、なんと99円と手数料(送料込)250円で入手できました。
この価格からも陸軍機の人気の薄さが臭ってきます。

イメージ 1こんな貴重本が
amazon古書で99円
























で、「陸軍重爆隊」の本題といいますか、感想に移りますが。。。
正直に感想を書くと数少ない陸軍航空機ファンも皆様から
袋叩きにあいそうですが、あくまでも私個人の感想ということで。。。

陸軍には地上襲撃機・軽爆撃機・重爆撃機という3種の
攻撃分野の一般的には爆撃機のような機体がありました。
支那事変では爆弾搭載力300キロ〜400キロ以下の襲撃機や
軽爆撃機もそれなにり活躍しましたが太平洋戰爭に移行すると
航続距離が足りず爆弾搭載量が少なく中国大陸での一部を
除いて使い物にならなくなりました。

そこで陸軍の重爆撃機の出番となるわけですが、海軍の陸上攻撃機並に
多数(三千機以上)造られたにも関わらず、海軍機以下の活動内容となり
もちろん海軍機以下の成果しか残せませんでした。


陸軍は対ソ連戦の敵飛行場の攻撃しか考えておらず重爆撃機と
いっても日本陸軍の重爆であり世界標準(2トン〜6トン)
から程遠い0.7トン程度の爆弾搭載量で海軍機に比べても
航続距離も短く世界標準でいえば双発機の戦術爆撃機以下の
レベルでsた。
乗員は7-8名と世界標準並に多数が乗り込みながら爆弾搭載量は
世界標準の15%〜30%も運べず、海軍陸上攻撃機に比較
すれば多少の防弾対策は施されてましたが、遠くまで飛べない
海上も航法できない重?爆撃機でした。

以下時系列で機種別に追いかけます。

三菱 九七式重爆撃機(キ21)
イメージ 2






それ以前もまともな重爆撃機がなかった陸軍はイタリアから
フィアットのBR20爆撃機を購入したりでお茶を濁してましたが
何とか九七式の登場により支那事変やノモンハン事件に間に合いました。
九七式重爆撃機は一型、二型合わせて2054機と多数製造されましたが
後継機の百式重爆撃機呑竜が全くパッとせずに終戦時まで八年間も
精一杯戦わされる事になります。
しかし海軍と異なり戦訓に応じて順次燃料タンクの防弾化や自動消火装置、
操縦席廻りの防弾ガラス設置、装甲板の追加等の対弾性(抗堪性)を
高めていった事は評価すべきとも思います。
しかし二四〇〇機造られた海軍の一式陸上攻撃が投下した爆弾重量
に比較すれば全戦線を通じても九七式重爆撃機はその半分も投下
してないように思えます。
海軍とほぼ同予算を航空分野に注ぎ、海軍以上の人員組織であった
陸軍航空隊ですが海軍に比べ投下した爆弾が異常に少ないという事は
世界的に観ると異様です。
海軍が陸軍機(空軍機)以上に爆弾を投下した国は古今東西でも
戦中の日本だけでしょうか。

中島 百式重爆撃機 呑竜(キ49)
イメージ 3












九七式重爆撃機の後継機で、戦闘機の護衛を必要とせず
敵地に殴りこみを果たす・・・という高速重武装の爆撃機として開発されました。

百式という年号から昭和15年(1940年)に採用されたような
感じがしてたのですが、実際には昭和16年後半に正式採用されますが
、空冷なのにエンジンの不調がおさまらず、実戦に登場したのも昭和18年夏
という制式採用年から2年も遅れて実戦参加した戰爭に間に合わない
戰爭に使えない爆撃機でした。
エンジン不調以外にもメーカーが大型爆撃機の経験がない中島
でデザインや空力特性も悪く、九七式から5年以上も経過して
実戦に登場したのに改善目標であった最大速度向上も九七式二型
の478キロに比し 百式二型でさえ492キロとそれ程速くもなく
二型もエンジンの信頼性が回復せず昭和18年の豪州爆撃
以外はパッとした活躍をしておりません。
昭和19−20年になり中国奥地やサイパンや硫黄島への
夜間爆撃を命じられた百式重爆呑竜のクルー達は必死に懇願
して前作の九七式重爆撃機に乗って出撃して行ったというケースが
多かった事からパイロット側からも不人気だった事が判ります。
(前線や現場では呑竜でなく鈍重とも呼ばれてたようです)
尚、初期生産型の一型は全く実戦には登場してないとの話も聞きますが
昭和20年ともなると特攻出撃させられた機体もあったかもしれません。
登場から終戦までの期間がわりと長いにも関わらず生産数も813機と少ない
のは造っても使えない事を当時の陸軍航空関係者も十分理解できていたのでしょう。

三菱 四式重爆撃機 飛龍(キ67)
イメージ 4
陸軍航空隊の最後を飾る重爆撃機で高速(最大速度537キロ)
運動性にも優れ軽快かつ防弾性や銃座も強力な前作の百式呑竜
の汚名を晴らすべく待たれていた高性能な爆撃機でした。
メーカーが海軍の一式陸上攻撃機と

正式採用も昭和19年の初めと戰爭の後半に間に合っての登場でした
が陸上爆撃機として活躍する前に海軍との協定で雷撃機(魚雷投下機)
として実戦参加している点が変わっています。
海軍側は期待していた一式陸上攻撃機や新鋭機銀河(欠陥機)が
米空母への夜間雷撃で成果をあげる事ができずに陸軍の新鋭重爆
飛龍に目をつけて、航空兵も機体も陸軍機ながら海軍の指揮傘下に
洋上や夜間航法・海軍式無線暗号通信の習得等準備に時間をかけそれ
でもあまり訓練が上手くすすまず航法員や無線士を海軍予備学生出身者
を乗込ませる形で昭和19年秋の台湾沖航空戦に100機近くが参加して
大本営発表として有名な誤認大戦果が発表されますが実際には
大きな戦果を上げる事はできませんでした。(レイテ海戦の前哨戦ですね)
戦果が不振の理由は後述予定の海軍機銀河の記事で触れる予定です。

19年初頭に生産された飛龍を海軍にごっそり持っていかれた陸軍は
陸爆として昭和19年末頃からフィリピン航空戦で使用しはじめますが
日本伝統の爆弾搭載量が1トン以下の800キロでの、しかも少数機の
出撃では敵に大打撃を与える事は敵いませんでした。
それでも米軍に占領されたサイパン島、硫黄島、沖縄に夜間を中心に
通常攻撃をかけ続け最後は櫻弾という大型爆弾を搭載した特攻機や
戦車砲を積み込みB29を一発で撃ち落とす(予定)の防空戦闘機等に
改造され、陸軍の本機に対する期待は高かったようです。
生産機数も635機と昭和19年登場の機にしては多数造られたと思います。

陸軍の爆撃機の系譜を鑑みて九七式、百式、四式重爆と合計
3,500機も造りながら(この他に軽爆も3.500機生産)たいした
活躍ができなかった陸軍の爆撃機ですが、損害に見あう戦果を
あげられなかったのは何処に問題があったのでしょう?

海軍機攻撃機(爆撃機)にもいえる事ですが、双発機に七−八名も
乗員が乗り一トンにも満たない爆弾を遠くまで運ぶ事もできず
敵機の待ち伏せにあえば落されてしまう運命を変えるには
米英のような四発爆撃機を開発するしか無かったのでないか
と思われてきます。
しかし当時の日本海軍にも航空戦の思想でも運用でも劣っていた
陸軍航空が海軍が四発機を実用化しないうちかから陸軍が先に
四発爆撃機を開発しようとの構想など生じなかったのも当然かも
しれません。
陸軍航空は役に立たない爆撃機を作り続けましたが航空予算は
常に海軍と同じ額を要望いたしました。
海軍の九六式陸攻撃、一式陸攻、陸爆銀河の双発攻撃機の
合計が約4,500機、陸軍の重爆3機種の合計3500機に双発機
の99式軽爆撃機を加えると陸軍は約5,500機を海軍の双発
攻撃機の合計を上回りますが、対米戦には使えない爆撃機ばかりでした。

陸海軍の双発攻撃機を合計すれば約1万機になり皆双発機ですので
生産され使用された貴重なエンジンは2万基にも及ぶのです。
後世からの後知恵史観からだけで物申すのでなくこれだけの
双発攻撃機の機体とエンジンを創りだす事ができれば日本版4発の
長距離重武装な爆撃機(真の重爆撃機)を4,000機くらいは陸海軍
共同(合計)で持つこともできたのではないでしょうか。
英空軍の代表的爆撃機 ランカスター
イメージ 6














ちなみに日本より人口は劣り、戦備も日本と同様だった英国は
ランカスター(7,377機)、スターリング(2,383機)、ハリファックス
(6,176機)と三世代で1万6千機も生産しています。

イメージ 5
 川西 二式飛行艇
 生産機数 僅かに167機













当時の日本に4発機の製造は無理だったとか、四発機用の離発着可能な
飛行場が足りなかったとか整備力等で四発機は使いこなせなかった
とかのタラレバ与太話も今でも盛んに聞かれますが、海軍専用の弱小メーカー
である川西が戦前から九七式大艇や二式大艇を進空させていた事を
思えば言い訳に過ぎないのではという気を私は強くしました。

2月23日 以下 追記

よく陸軍の飛行隊は航法特に海上航法が弱かったとされてますが
97式重爆撃の場合でさえ七名も乗員がいて正航法士が存在せず
多くは正操縦士(多くは機長)が片手間に航法を行なっていたとか。。
海軍の場合複座機以上なら航法できる偵察者が乗っていましたが。


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