|
少し困ったことに映画「山本五十六」が大人気です。
yahooや他のブログを読んでも役所さん演じる
山本五十六の映画を観ての感想の中に、、、。
「山本五十六は立派な人だったんだ・・・」
という賞賛の声が多いのが個人的に気になります。
映画のキャッチも
「誰よりも戦争に反対した、男がいた。」
ですからねぇ。
米内光政や吉田善吾や堀悌吉らが対米英戦争に
誰よりも反対したというのならわかりますが、
山本五十六は南進政策において南方の石油資源
を武力で獲得するために英・蘭との開戦はやむなし
という基本構想に待ったをかけて真珠湾奇襲攻撃を
付加させることで絶対に負けると判りきってるはず
の対米戦争を仕掛けた張本人ですよ。
近衛首相に呼ばれて対米戦の自信をを聞かれ
「是非やれといわれれば、初めの半年や一年は、
ずいぶん暴れてごらんにいれます。
しかし二年、三年となっては、全く確信は持てません。 三国同盟ができたのは致し方ないが、かくなった上は、 日米戦争の回避に極力ご努力を願いたいと思います。」
と優等生的な官僚風な発言されてますが
結果は解ってるのに「戰爭はは負ける!」とは
自分から言わない。
つまりここで
「連合艦隊司令長官を辞してでも」
対米戦に反対とは申してません。
どこが
「誰よりも戦争に反対した、男がいた。」
なんでしょうかね?
昭和16年夏のこの頃、官僚や陸軍や海軍や多数の機関が
其々プロジェクトチームを立ち上げ、日米戦争の推移の
シュミレーションを行ったのですが全てが日本の必敗と
其々のチームで示し合わせたように戦えば負ける事は解っていました。
(詳しくは猪瀬直樹の昭和16年夏の敗戦を参照)
でも昭和16年6月にはじまった同盟国ドイツのソ連侵攻(独ソ戦)
で、英・米・中国は「これでドイツは必ず負ける」と確信したのに
日本はドイツを過信しドイツがソ連に勝てば、返す刀で英国を滅ぼすはず?
そうなると英国やフランスオランダの東南アジアの植民地もドイツ
のものになってしまう、日本は戦わないのに戦って勝ち獲った
ドイツに「アジアの英蘭の植民地をよこせ!」ともいえない、
それならば独ソ戦の決着がつくまえに日本も戦争を開始し、
石油をはじめとする南方の資源を手に入れよう。。。
場合によっては日本もソ連に侵攻しようとの陸軍と外務省
の一部にこういう動き(南進論北進論の対立)がありました。
海軍はもちろん対ソ連戦には反対でした。
もし、独ソ戦がはじまると
「独ソ戦に空母や戦艦は必要ないだろう」となり
海軍予算を削られて陸軍にその分の予算を持って行かれますからね。
また米国海軍は両洋艦隊法を成立させ日本海軍の3倍もの
水上兵力拡張を昭和18年後半に向け整備中でした。
この時日本海軍は大きなジレンマに陥りました。
平和を主張し何もしないと独ソ戦を開始しそうな
陸軍に予算を獲られてしまい海軍の予算も減ってしまう。
昭和18年を過ぎるとどんなにひっくり返るくらい軍艦
や飛行機を日本が建造しても戦力3倍差の米海軍には勝てそうにない。。
しかもアメリカからは日本陸軍の仏印(ベトナム)進駐で
米国から日本は石油を禁輸で停められてました。
日本が米英に戦争を仕掛けた昭和16年12月には頼みに
していたドイツ軍は首都モスクワ40キロ迄せまりましたが
全戦線で極寒と補給路が伸びきり進撃は停まり一部は退却を
初めてました。
これは日米開戦直前の話ですからドイツの勝利に頼り
熟柿が堕ちそれを日本がを拾う白日夢は日本の開戦直前から
過ぎ去りつつあったのです。
でも日本海軍は国益より海軍の省益のために
(予算を減らされるのは嫌)で対米戦争を選択しました。
対米戦争がはじまるる直前も太平洋戦争に真珠湾攻撃を行うか、
真珠湾攻撃は行わずフィリピン、グアムを占領するか、海軍の
軍令部と連合艦隊司令部の間で紛糾しますが山本五十六は
「真珠湾攻撃を行わないなら長官職を辞する」と脅し
真珠湾攻撃(対米開戦)を決定づけますが
どこが?
「誰よりも戦争に反対した、男がいた。」
なんでしょうかねぇ。
私に言わせれば山本五十六は国家国民よりも海軍の
利益を一番に考えてる人物でした。
ですから伝統的な太平洋の艦隊決戦や島嶼の奪い合い
では勝てないと悟り、汚名を着ようとも国際的に卑怯と
いわれようとも真珠湾攻撃を成し遂げ最初の1年くらいは
楽勝な戦いを行い将来的には太平洋の占領した島々に
航空基地(不沈空母)を作り米空母機よりも航続距離が
長い一式陸上攻撃や爆撃機銀河を多数配備する事で米海軍に
対抗するつもりでしたが一式陸上攻撃機は米空母には無力であり続け
戰爭の後半に登場した万能攻撃機銀河は機体・エンジンも不調で
未熟な搭乗員には乗りこなせず高価な長距離特攻機と成り果てました。
山本五十六も自身が開発を指示した防弾装備のない一式陸上攻撃機
で撃墜(地上で自決説も有力)され戦争半ばで戦死しますが・・・。
その魂は遥か天上から敗勢著しい後半戦の日本国戦いをどう
見据えていたのでしょうか?
最後に、しつこく恐縮ですが山本五十六はヒット作の
映画のキャッチコピーのように、
「誰よりも戦争に反対した、男がいた。」
だったのでしょうか、、、、?
日本ブログ村 散歩・ウォーキング人気ランキングに参加しています。
この情報が役立ったと思う方は? いないと思いますが。。。 ポチッと宜しくお願いいたします。 https://outdoor.blogmura.com/walking/index.html |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用


