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日本機甲界の名著を図書館で借りて読みました。 資料や写真が素晴らしく資料製の高い名著です。 でも私には高くて買えません。 初版は1961年で上下巻ですが、私が借りた本は1978年版で 一冊に纏められていて定価2800円、現在の中古本価格は 全て1万円以上で3万とか8万円とかの値がついてます。 執筆人は日本戦車界の神様的存在の重鎮、原乙未生元中将 栄森伝治、竹内昭の3氏。 資料的価値が高く、貴重な本である事は間違いありませんが 原乙未生元中将が執筆した 「第一部 日本戦車の発達史」は「原乙未生マンセー戦車一代記」 の内容に終始しており残念です。 とにかく弱武装やバネ棒に関しては言い訳もせず、エンジンに 関してはとかく問題のあった空冷ディーゼルエンジンの長所ばかりを 褒め称え「統制型ディーゼルエンジン」も自ら企画したとか、 終戦後、米軍側からみた日本戦車は「技術的特徴が見当たらない」 とまでダメだしで酷評されてますが、本著のご本人の弁によれば 「・・・空冷ディーゼルエンジンは世界にも例のない画期的なものであった。 アメリカはM60から採用したが、わが国では40年以上も前にこれに先鞭 をつけ実用化していたことは誇るべき業績である。」 ってな具合ですから戦後何十年も経過しても本日も反省の色なし状態です。 たしかに戦後の米軍のM60戦車は空冷ディーゼルエンジンですが 冷却能力が悪いので熱帯のベトナム戦争には派遣されませんし 今現在、空冷ディーゼルを使用してる戦車なんて自衛隊の74式戦車 くらいのもんでしょうね。 さすがに自衛隊も90式戦車で水冷ディーゼルエンジンに移行します。 昭和に入り航空部門の次に予算をつぎ込みき期待された日本の戦車。 太平洋戦争前から日本は野砲や重砲の開発予算を絞り戦車に廻しました。 しかし、航空・大砲より戦車は期待を裏切りました。 戦車の質が悪いため52もの機甲連隊を揃えたのに太平洋戦争では 緒戦を除き活躍の舞台はあれど戦場の主役とはなれませんでした。 先日感想文を書いた堀越二郎の「零戦」以上に自画自賛が多いです。 井の中の蛙である狭い世界での重鎮が書いてしまうと、用兵家以上の 自己賛辞な書籍になるので読む人は注意すべきなんでしょうね。 以下 読書メモ 日本戦車の欠点 ① 海外のモノマネが多い。 ② 空冷ディーゼル採用でエンジン車内容積が大きくなり ガソリンや水冷ディーゼルに比べ2分の一の低出力 ③対戦車戦闘の遅れと低威力・短砲身の踏襲 ④三式戦車から砲搭が大型化、駐退復座機が小型化できず ラキングに参加しています。 この情報が役立ったと思う方は? いないと思いますが。。。
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