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いやあ、本日は驚きました。 もはや復刊は絶望的と思われていた不朽の名著 「沖縄決戦 - 高級参謀の手記」が5月に文庫ですが 43年ぶりに復刊されてるではありませんか? 先週の沖縄戦 二十四歳の大隊長: 陸軍大尉 伊東孝一の戦い に続き、終戦後70年目にあたる今年は沖縄先史の当り年かも。 私も福岡市総合図書館で昭和47年版の本を二度か借りて 読みましたが、壮丁はボロボロで読めない部分もありましたから。 http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1187/9784122061187.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1 早速、楽天のポイントが300p程ありましたので ポチリました。 発行数も少ないと思われる昭和47年版は超プレミア本で 刊行当事は720円でしたが現在は古本で8000円とか 1万円の値段がついてましたが、1566円で入手できるんです。 この文庫本も間違いなく貴重本になりますが、買えない方は 全国の図書館でリクエストされてみてください。(苦笑 ↓ 以下amazonの昭和47年版に私が貸したマーレビュー文書です。 沖縄決戦―高級参謀の手記 (1972年) ================================= 本書は先の沖縄戦で沖縄守備軍司令部内 でNo3で的存在であった八原博道高級参謀(大佐)の沖縄戦記というか作戦指導史。 沖縄戦は冷静かつ緻密な八原大佐が現地で計画した「戦略持久構想」と 大本営や海軍側が横槍的に主張する「決戦主義」の間で常に揺れ動きました。 戦略持久が貫徹できていれば米軍にさらに出血を強要できていたかも しれませんが昭和20年4月13日と5月4日の日本側の攻勢が失敗し戦略持久は破綻。 しかし相手の米軍からは沖縄での日本軍はスマート(知的)だと評されました。 惜しむらくは沖縄守備隊が首里城陣地を決戦場かつ腹切場と捉えていたにも関わらず八原大佐のこれまた主張で摩文仁等の南部に下がり更に時間稼ぎ的な抵最後の抵抗を試みますが、これが住民を巻き込んだ後世「鉄の暴風雨」といわれる悲惨な状況を創りだしました。 ほんの2.3週間の本土決戦への時間稼ぎと引き換えに沖縄守備軍は昭和20年6月後半に敵将で最高司令官バックナー中将を道連れにほぼ全滅します。 八原大佐は摩文仁の壕の出口でワンツーコンビの牛島司令官・長参謀長の最後を見届けたと自著で述べておりますが、実際は壕から脱出するために必死状態で現場には居合わなかったろうと私は思います。 八原大佐は本土決戦に備えるため沖縄戦の戦訓を報告すべく本土帰還を命じられておりましたが民間人にまぎれて移動中に米軍にばれ捕虜となり戦後に生還します。 戦後とはいえ八原氏に対する旧軍関係者は冷たく、八原氏は自衛隊等の要職にはつけず地元の鳥取県で細々と商売などしました。 もし八原氏が沖縄で戦死を遂げていたら今では硫黄島の栗林中将とならぶ冴え渡る軍人として評価されたかもしれません。 多くの批判に晒された八原氏昭和47年この書で反論しますが出版社は 読売新聞社です。 本来これだけの価値ある書であれば軍人専用の偕行社あたりが考えられますが。 その捕虜になった跡も敵側の関係者から激賞もされた八原氏が世に問うた書が本書「沖縄決戦―高級参謀の手記」であります。 沖縄戦ではほとんどの高官が戦死してますので死人に口なしで生還した八原氏はその場所、その場面で多少ですが御自身に都合の良い解釈と表現をされておりますがまあ誰でも自身が八原氏に替わってもこんなものでしょう。 そう言う意味で多少は割り引いて行間を読むべき書物かもしれません。 実は沖縄戦から八原氏以外にも神(じん)航空参謀が奄美大島経由で沖縄戦中に本土へ生還してますが、二人は沖縄戦中も戦後も仲が悪い事で有名でしたが、戦後の八原氏には反論の機会は訪れませんでした。 それでも希少価値の高い沖縄戦に興味のある方にははずせない資料本です。 本書が手に入らない方は市販されてる 稲垣 武「沖縄 悲遇の作戦―異端の参謀八原博通」が八原氏を 肯定評価すべき近似な内容でありお奨めとか思います。 ==================================== ランキングに参加しています。 この情報が役立ったと思う方は? いないと思いますが。。。
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