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2年前に何も無いと思い込んでいた佐賀城の中に
佐賀県立 佐賀城本丸歴史館 という日本最大級の
木造建築物がある事を知り、ようやく先週の土曜日に
早朝からドライブ兼ねて(高速は乗らない)見学してきました。
佐賀城って30年以上前に、柳川の 立花宗茂と戦った悪名高き
鍋島藩の居城という勝手な予備知識だけで一度だけ行きましたが、
何も印象や記憶がありませんから福岡城と並んで残念なおしろの
印象しかありませんでした。
しかし佐賀城の最大の特長をあげるなら日本でも珍しい「沈み城」なんです。
敵に包囲された最後の防御策として石垣や郭櫓な等の主要な構造物
だけ残して堀どころか包囲する敵軍までも水没させてしまう・・・
恐ろしい城郭だったそうで、備中高松城の反対で城側から攻囲する敵側に
水攻めを行うわけですね。
入口には佐賀の七賢人を代表する鍋島直正公の立派な新しい立像が。
ケチ臭さで知られる
佐賀県は佐賀県を代表する偉人として佐賀藩主 鍋島直正を全国区で
売り出そうと力とカネ(税金)を投入してるようです。
私は佐賀県がいくら力を入れても鹿児島の西郷さんや高知の坂本竜馬のような
全国区の認知は難しいように思いますが鍋島直正公は幕末に疲弊していた
佐賀藩の財政を立て直した勢いで薩長土肥の維新の4強まで藩を育てましたから
現在で言えばSB総帥孫正義氏以上の先読み力があったのかもしれません。
鍋島直正公が藩主になった頃はフェートン号事件で幕府に攻められ、シーボルト
台風が直撃するわ、佐賀城は火災で長崎の砲台建設で借金は増えて火の車で、
江戸から佐賀への大名行列も商人が借用書を持って殺到し、大名行列が
中止となった等とどん底の時代でした。
北九州の商人や宿人も本州に渡海する他の大名は客扱いしても
ケチケチの佐賀藩は相手にしないとの伝承があります。
しかし直正公は山形の上杉鷹山かそれ以上の改革を推進させて
藩の経済力・知力・軍事力を伸ばします。
やった事は、事務方の役人を8割も減らしたり、藩に債権を持つ商人を
呼んで借金8割をカットさせて残り2割を100年かけて返済とか、
富農が他の農民から土地を買いその元農民を小作にする動きでは
小作のモチベーションが上がらないと見抜き、日本ではまれな大化の改新
から奈良時代の均田法を採り入れています。
(最近の派遣社員を雇う社長さんに知って欲しい)
また長崎の出島を通じて伊万里焼等の焼物を欧州に輸出して外貨を稼ぎつつ
人材育成、西洋学問へのシフトし蒸気機関や精錬所、海軍基地、大砲の
自主開発し江戸湾の品川の台場や大砲も佐賀藩の技術提供があったから
こそ実現しました。
それでは本丸御殿の見学です。 門は昔のままな感じです。
写真に納まらない程の大きさです。
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城内には大砲の多数展示されてます。
こちらは本物のカノン砲を研磨してるようで新品に見えます。
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臼砲 射程が短そうです。
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入口が判らず思案すると戸が横に開き係の人が出迎えてくれました。
(内部からはモニターで見学者が見えるのでしょう)
何とこれだけの大きな資料館ですが入城料は無料で寄付金箱が
ありましたので本当に小銭を入れました。
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左の320畳の広間も入れました。
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床の間でしょうか。
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ペリーの黒船来航よりも9年前にオランダ国王から日本の開国を
すすめる国書が届いてたのですが幕閣は拒否したようですね。
(幕閣も役人ですから面倒は嫌います)
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佐賀藩が長崎港外に築造した台場(砲台や要塞)
やすらぎ伊王島は砲台だらけだったのですね。
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日本で最初に造られた佐賀藩の実用蒸気 船凌風丸(1863年)
鹿児島の人は薩摩藩の雲行丸(1855年)の方が完成が早いと自慢しますが
佐賀の人は雲行丸は実験船で実用されてない・・・と決めつけます。
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そんなわけで佐賀城本丸歴史館を無料見学しましたが、ケチな私でさえ
寄付金を投じる程に充実した資料館ですので未だの方は一度は訪れて
下さいませ。
その後、私は隣の佐賀県立博物館と美術館を訪れるも
どちらも実質閉館状態で常設展示も外されており時間の無駄でした。
何も無いに等しい博物館の常設展示
佐賀県はここにも最低限のカネをかけるべきでは(ちなみに無料)
それでも懲りずに佐賀神社を参拝(こちらも大砲が)、御朱印をいただきまして
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超有名な伝説店の古(いにしえ)肉饅頭も腹に納めて
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まるふくうどんという聞きなれない饂飩を食べると店員さんは
皆、人力うどんのTシャツでテンションダダ下がりですが美味しかったですよ。 その後三瀬峠経由で物産館に二件よって豆腐屋にも寄って帰宅です。
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