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自分用の備忘録として勝手に書いております
歴史学習妄想的メモ 35話 は松本清張と戦争体験でございます。
松本清張さんはワタシが青年の頃大好きだった作家です。
古代の歴史モノは苦手でしたが、終戦前後の犯罪事件モノや
終戦後のGHQ等の謀略モノは大好きでした。
作品の中には権力者に翻弄され弱者が犯罪に巻き込まれたり
被害者が何時の間にか犯罪者とされてしまったりと面白く
権力を憎む作者の主張となる反権力・反骨の姿勢が一貫通底してるようでした。
とにかく、多くの作品では政治家、官僚、財界の金持ちが悪く描かれます。(笑
ワタシが松本清張の作品で面白いと思ったのは自己の軍隊での実体験
を紡いだ「遠い接近」という長編です。
「遠い接近」のあらすじは
戦争の末期にYという自営の印刷工が30代半の主人公ですが
が赤紙で徴兵され、朝鮮で軍隊で苛められて、終戦後に帰国
すると広島に疎開していた家族が原爆で皆が死亡しており
Yは自分と家族の運命を壊した赤紙の徴兵をYに決めた
当時の区長に対して復讐を果たすというストーリィ〜です。
戦時中のYが軍隊内でリンチを受けたり妻との往復書簡では
区長が赤紙を出した張本人という文章が検閲でバレぬように
暗号を使ったりと清張さんらしく面白いく弾きこまれます。
実は今は戦史作家の森史朗氏が編集者時代に松本清張の担当で
役得といいますか色々な事を聞き出して森氏が咀嚼した内容が
以下の本となってます。
戦時中の松本清張は朝日新聞の社員とされてますが、取材記者ではなく
印刷工の嘱託で入社し、他の20代社員が次々と戦地に召集されるなか
人手不足で正社員になれたと思って喜んだら、清張氏も35歳で召集
され家族も残しての朝鮮半島出征で、もう少し早い時期に召集されれば
配属部隊ごと地獄の戦場となるニューギニアに派遣される予定でした。
この本によれば、売れっ子となって月に2作のハイペースで多くの
作品を書きながらゴーストライターは全く利用してないとか清張氏も
30代半ばで赤紙で徴兵されて朝鮮に送られ年下の古参兵や上官から
殴られたり、リンチを受けたりの体験が「遠い接近」の執筆モチベーション
でしょうから、清張氏も赤紙で召集した役所の人や軍隊内で苛めた上官に
「殺意」のようなモノを抱いてはいたでしょう。。
昔の話と片づける人も多いのですが、現在も
ゴーン氏の巨額脱税やホニャララな産業革新投資機構の
欲呆け、権力呆け問題など人が住むこの世界では理不尽な
事が多過ぎて、多少は権力犯罪や謀略モノが突飛な点もありますが
清張氏の作品はどこかの鉄道推理モノよりは色褪せる事はなかろう
と思った次第です。
ワタシがもうひとつ松本清張さんを可愛く思うのは
売れっ子の大作家となった暁の後の話ですが、清張さんも
有名人となり銀座のクラブ等に出入りするようになり他の客
を真似て愛人を金目にモノ言わせて募集されたそうですが
誰も募集に対し志願者が無かったんだそうです。
良い齢をこいて自分のブサ面の理不尽さに泣いた清張さん
をワタシは大好きです。
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