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江戸時代の徳川幕府に対する反乱として「島原の乱」が有名です。
島原の乱は天草、島原のキリシタン信者が中心となった大きな乱でしたが、
実は蝦夷(今の北海道)でも室町時代から江戸時代にかけてアイヌ民族と和人(日本人)の
長く大きな戦いが続きました。
中でも一番大きな戦いが17世紀、1689年の「シャクシャインの乱」です。
当時の北海道の人口は和人が10万人以下 アイヌ人が約50万人程度だったそうです。
15世紀依頼、北海道で増え続ける和人に対しアイヌ人は権利を奪われて徐々に圧力に負け
和人に屈する生活が続きましたが、意を決した日高地方のアイヌの英雄シャクシャインが
松前藩(北海道唯一の藩)に戦いを臨み、有利な戦いを進め松前藩をも破りましたが
江戸幕府もシャクシャイン追討の指示を東北の津軽藩にもだし、本土からの和人の
戦力増加で戦いは膠着状態に、、、。
和人側からの和睦を奨められたシャクシャインは和睦の場所で松前藩側から毒をもられ
暗殺されます。
指導者シャクシャインを失ったアイヌ側はその後は勢力が衰え、、松前藩に降伏
二度と和人に逆らわないように誓わされ長く虐げられた日々が続きます。
明治時代蝦夷地を北海道と命名した明治政府は余りのアイヌ人の生活環境のひどさに
同情し「旧土人保護法」という法律を制定し保護(?)しました。
今から見ると「旧土人」とは差別的な呼称と思いますが。
それから120年北海道ではまだ有名な代議士鈴木宗男氏は
「日本は単一国家でありアイヌ人は日本人の中に吸収され今はアイヌ民族はいない」
と言い切りました。
そういえば北大には「アイヌ語学科」もありません。
日本政府はアイヌ人の文化を保護する気は無いようですがこれでいいのでしょうか?
アメリカとインディアンの戦いの歴史とそっくりなんですが、、、。
アメリカ政府は少数インディアン文化をスタイルとして認めてはくれています。
実は史上初のアイヌ人国会議員「萱野茂」(民主党)さんが誕生したときも全く
大きな話題にならないんですよこの国は。
その萱野さんも今は故人となられました。
写真上 アイヌ民族の英雄「シャクシャイン像」
写真下 戦前の正装したアイヌ女性
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