涅槃までの14万歩!ハッピーリタイアできない100kmウォーカー

2017年11月にタイトル変更・・・中身は変わりません。 ぷらっとして行ってください。

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今年の春から「神雷部隊始末記」という本を図書館で3回借りて
今日なんとか読了しました。
560ページとかなりな長編で大作で2週間借りても一度では読めませんでした。
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神雷部隊といえば太平洋戦争末期に特攻隊の主力として人間飛行爆弾「桜花」や
零戦への500キロ爆弾を装備(通常は250キロ爆弾)して体当たりした部隊として一部では有名です。
尚私は「桜花」の事を初めて知ったのは子供の時みたアニメサイボーグ009の大傑作
「太平洋の亡霊」を見てからです。


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人間飛行爆弾「桜花」については今までは内藤初穂氏の「桜花-極限の特攻機」が詳しく
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書かれてましたが、今回の「神雷部隊始末記-人間爆弾桜花全記録」は内容が濃く
現時点では桜花について最も詳しく書かれた本であると思いました。
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桜花とは全長6メートルの小型グライダー爆弾を人間が操縦して敵艦に体当りします。
自力では離陸できないために母機として一式陸上攻撃機が胴体下に吊るして
敵艦隊の約10キロまで接近し、桜花隊員が桜花に乗り移り投射し、桜花隊員ともども切り離された
桜花は途中の脱出もままならず敵艦めがけて3本の内蔵火薬ロケット(1本わずか9秒の燃焼)で
増速させ突入します。
桜花自体は重量が2.2トンの内1.2トンが爆弾です。
命中すれば破壊力は相当なものですが爆弾を半分の500キロ程度に抑えると桜花
母機ともに飛行性能は向上でき多少は命中率も上がったのかも知れませんが
海軍上層部は命中したさいの一発の破壊力に期待を込めたようでした。
私にはどうも
「爆弾は重く、命は軽く」と映ります。

桜花の初陣は沖縄戦まじかの昭和20年3月ですが、各18機の母機と15機の懸吊された
桜花,付随して護衛の零戦約30機がが飛び立ちましたが米空母の手前50キロ付近で
米軍戦闘機に迎撃されに戦果は皆無でした。
母機の一式陸上攻撃機と桜花全機、護衛の零戦10機以上が落され160名が犠牲となりました。

母機の一式陸上攻撃機自体が昭和20年当時は既に低性能で最高速度450キロ前後
でしたが2.2トンの桜花を吊るすとフラフラで機動も上昇も厳しく速度も300キロ以下
だったそうです。(対する米軍機F6Fは最高速度600キロ以上)

貴重な米軍機のガンカメラで撮影された桜花を吊るした一式陸上攻撃機の
攻撃(撃墜)シーン、この中には夫々7-8名の乗員(日本人)が搭乗してました。















この最初の桜花の攻撃失敗は有名ですがこの書はその後も散発的に行われた10次の
桜花隊の攻撃の詳細についても書かれています。
桜花については私は近々書いてみたいと思います。

でも特攻は現場の声とか自主的な志願と美談にしたてながら、
欧州戦線では桜花登場の2年も前からリモコン無線誘導爆弾やV1、V2号の無人誘導の
飛行爆弾があったのに「人間」に操縦させた海軍上層部の見識に私は現時点でも
当時の視線でも留保をつけたいと思います。
でもそのような中、戦争や組織の矛盾に悩みながらこのようなお瑣末な武器で
立ち向かった若き勇者には畏敬というか尊敬の念を懐くもう一人の私がいます。

尚、靖国神社の遊就館(資料館)には桜花の実物大レプリカがあります。
今のこの国を思うと不断の努力を怠るとまたいつか21世紀版の桜花に
若者が載せられそうな気もします。


兵頭二十八 本整理


年末も近づいております。
先ほど本の整理を行いました。

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私の好きな兵頭二十八先生の書籍もバラけたのを
まとめてみました。
同じ本を2冊買ってたりで意識的にバラケさせてたんですが(汗

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これからも良い内容の本を世に出して欲しいですね。
兵頭先生は日本の保守の論客なんですが
右からも左からも無視されてるのが気になりますね。

私は奇書ともいわれる発行部数千部で出版社が潰れたという
「日本海軍の爆弾」希少本を持ってましたがこの度文庫本で
再刊行(発売)され嬉しく思います。
「日本海軍の爆弾」は大西瀧治郎中将をタテ軸にした
日本海軍の爆弾の開発運用思想を論考した本ですが当時、
戦前戦中の日本人の限界を知ることができる素晴らしい内容です。
でも読む人はそんなにいないのでしょうね〜ぇ。

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戦争の記憶と捕虜問題


南区の図書館で借りて先月読みました。
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私には少し難しい内容でした。
主に日本とイギリスの研究者の論文を集めています。

読んだ動機は
明治時代や第一次世界大戦では日本は世界の鑑となるべき
模範的・人道的な「捕虜政策」を行ったの対して昭和期にいり日中戦争や
太平洋線では国際社会から「非道な捕虜政策」と大きな批判をされるまでに
転じてしまったのか?
・・・っという視点ですが少し判ったような未だ霧が晴れないような感じです。

面白かったのは日本赤十字と太平洋戦争の歴史ですが・・・・・。
ウ、う〜ぅん、日本赤十字にも恥ずかしい汚点があったのですね。。。

また日本軍は南方戦線では何故にか朝鮮人に米英豪の捕虜を
管理収容させている点。

戦争中、連合国側から日本軍占領地の米英捕虜に送られた物資の
100%全ては捕虜には行き渡らなかった・・・日本兵も飢えてましたので。。。

日本国にとりかなり不都合な真実が出てきます。
さすが東京大学出版会でアカっぱいです。
でもこれも「事実」あるならば?(留保付)知らないより知って良かったと思う私でした。

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読書の感想文とは違いますがここ2.3日ふと思った事を書いてみます。

歴史の本を読む愉しみのひとつはその人物の絶頂期に「誰が何を為したか」
だけでなく、生育期・助走期に「何をするような人間」「どのようにして生まれ活きてきたか」
知ることでもあります。











私が最近少し残念に思うのが昔学校等で読み読まされた偉人の「伝記モノ」の衰退現象です。
私が昔(小中学校で)読んだ伝記は野口英世、
徳川家康、豊臣秀吉、シュバイツァー博士、聖徳太子
などでした。
今から考えると、野口英世さんの功績も今では評価もされず、聖徳太子に至っては実在したかどうかも
判らぬ「擬人」のようでもありますが、その当時の私という不学な少年を励ましてもくれたものでした。


そういえば、昔は(戦前〜戦後)どんな小学校でも校庭や運動場に二宮尊徳の荷を担いで本を読む
立像がありましたが今では左翼教育に毒されたのか?金属資源の再利用として撤去されたのか?
ほとんど見かけなくなりました。
この本は↓猪瀬さんの名著ですよ。 眼から鱗の金次郎さんです。
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何故、偉人の伝記がここまで衰退したのでしょうか?
昔は自分自身は酒飲みで仕事もしない駄目なオヤジさんでも子供には
「勉強して偉くなれ!」とある意味、自己反省的な反面教師のような教訓を残してくれたりもしましたが、
最近では父親より母親の子供教育の支配力が強いせいか「損をしない生き方」や
「儲け・稼ぐために勉強する」という「小物としての幸せ」追求にに子育てもスケールダウン気味です。

私は偉人伝記の衰退は現在の無能官僚、3代目政治家、サラリーマン上場会社社長の
ある意味日本的エスタブリッシュメントの総意で昔の偉人伝記を図書館からフェィドアウト
させていき、現在の自分達ら無能かつ無決断選良と昔の偉人を比較させぬように
文部科学省をも巻き込んで偉人の伝記を将来のある子供達に読む機会を与えない
ような作為が存在してうように思います。(冗談半分です・)
でも学校によっては読書感想文で                       イメージ 1
「伝記は駄目!」とマジで先生の仰る学校もあります。
「すごい人でした。偉い人でした。チョン! 
という感想だけで終わってしまうか
。。。」
との事なんだそうですが。 (←左翼先生、イイ仕事してますねぇ〜。 



私は思うのですが日本の近代史が一般人には判り難くのは、歴史教科書の昭和〜平成を
授業でパスするというのも大きな要因でしょうが、近代史の偉人伝が少ないためか、
その人物主人公の生きた期間を尺度とした時代背景や人間関係が戦国時代や幕末に
比べ俯瞰しにくくなってるんだろうと思います。

例えば戦国ものなら徳川家康を読めば織田信長や豊臣秀吉等の人物像ある程度わかる
のですが、例えば近代史の偉人伝記として東条英機や近衛文麿等を仮に読んでも
その人物が学力知能は高くても果たして優れていたのか?、日本の為に世界のために
何を為したのか?という核心部分が非常に判り難く、主人公自体が善か悪かもよくわからない
人物であれば廻りの取り巻きとして出てくる親友、知人、競合キャラも信用ならず読む気が
どうもおこらない訳です。

日本の近代史を読むタテ軸はやはり人物の伝記だと思うのです。
例えば判りやすく軍人ならば、参謀本部の普段はモールで風切って威張りまくっていた
名?参謀の机上作戦がいかに駄目か? しかし第一線将兵や指揮官は勝てる要因が
少なく限定された絶望に近い場所(現場=戦場)でもいかに知恵と勇気ある行動力、献身性を発揮されたのか。。。


反面、最近の風潮として卑怯な生き方しかしてこなかったにも関わらず、経営者や政治家、
元官僚で天下り経験者の「自伝」という自身が死ぬ前(生きてる間に)に書き出版される自叙伝が盛んです。
(本人から言わなくても落ち目の出版社から持ちかけるのかしれませんが。。)
陸軍モノは今でも統制派マンセー史観(代表作、瀬島龍三郎=幾山河)し、海軍モノも源田実等の
参謀自伝の嘘・誇張・隠蔽ごまかし自叙伝が主流です。
こういう瀬島や源田は自身の犯した大きな過ちを自覚するからこそ最後の最後で偽善的な自叙伝を
書き残す事により人生の失敗・過ち・を美麗な言葉で爽やかなふりして塗装したかったのかもしれません。

ノーム・チョムスキーが福音書から引用した偽善者の定義。
『偽善者とは、自分に当てはめようとしない基準を他人に押しつける人のことだ』


偉人・伝記が減り、押し付けがましい人として3流人物の自叙伝や半生記が増え垂れ流される
かわった風潮が気になります。
自叙伝を書く方の会社や組織の名刺の大半は「地球に優しい再生紙仕様」と書かれてると思いますが
そこまでエコや地球環境の事まで杞憂される聡明な人物が自身の功績を書物という紙媒体で
世に残す必要もないと思いますよ。
(書籍化して社員や関係者に義理で購入させても終点はブックオフで100円でも売れません)
それこそ、ホームページかブログで自身の語る美談として残せば。。。。以下自粛(汗

金が無くても偉い偉人でなくても立派に生きた先人は日本には数多くいます。
とりとめのない事をかきましたが日本近代史のタテ軸となる人物にスポットを照てた
「伝記モノ」の復活を望みます。
これからの子供達のためにも。。。。








モーパッサンの『脂肪の塊』といえば多くの方が若い頃読んだ
ことがあると思いますが何故か読み直したくなり30年ぶりに再読したのであります。


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そのあらすじを超ハショってみましょう。

 モーパッサン 脂肪の塊 あらすじ

普仏戦争(1870年)に負けたフランスの町ルーアンはプロシア軍に進駐される。
プロシア軍の行いに危険を感じた人の一部は町を馬車で脱出しプロシア軍がまだ進駐
してないル・アーヴルの町を馬車でめざす。
馬車の一行は上流階級の夫婦3組、民主主義者(男性)、尼僧2名、そして脂肪の塊
渾名されるふっくらした娼婦の10名。
馬車の一行は最初脂肪の塊を軽蔑していたが皆が空腹になると脂肪の塊が多めに
用意してきた昼食を分け与えられて脂肪の塊を皆でおあだて持ち上げる。
途中のトートの町はプロシア軍に占領されていたが宿に泊まる。
その夜、民主主義者が脂肪の塊に言い寄ったが一蹴された。

翌日馬車の出発準備は整ったがプロシア軍将校はル・アーヴル行きの許可を与えない。
理由はプロシア軍将校の個人的要求を愛国者でもある「脂肪の塊」が硬くなに拒んでいたから。。。
プロシア軍将校の要求を最初に聞いたとき、9人の仲間は脂肪の塊に同情しプロシア将校に
対して怒りを抱いた。
しかし何日も街で足止めを食ううちに彼らは脂肪の塊の説得を始める。
徐々に説得が非難に変わり尼僧たちまで「目的は手段を選ばず」脂肪の塊に迫る。
結局、脂肪の塊はプロシア将校の一夜のなぐさみものとなった。

その翌朝、馬車は無事に10名を載せ出発した。
上流階級の人間たちは馬車の中では陽気であったが、脂肪の塊に対しては
彼女に感謝の言葉一つかけず「敵と寝た卑しむべき女」として蔑んだ。
脂肪の塊はくやしくて終始馬車の中で泣いていた。
尼僧の二人は最初から最後まで困ると終始祈り続けるだけだった。
ずっと泣きじゃくる脂肪の塊の隣で民主主義者が革命歌ラ・マルセイエーズを楽しそうに口笛で吹いていた。

もちろんこの短編の解釈は色々あるでしょう。
以下、私なりの解釈ですと・・・。

プロの娼婦と言えども敵将校に身を委ねることは、彼女の愛国心、その価値観や
存在意義を揺るがすことだということを誰も最初は判っているのですが、足止めを喰らう
うちに、自分達が目的地に早く到着する為に脂肪の塊の一途な考えが邪魔になります。
強引に脂肪の塊悪魔(プロシア将校)への添え物(犠牲者)にしようとします。
全員が躍起になって脂肪の塊を追い込む姿に深い虚しさを感じてしまいます。

古典ですがモーパッサンの初期の傑作短編で大人であれば誰でも読める内容ですから
気になる方は読まれて損はないと思います。

最後に今回再読して思ったキャストを私は以下のように連想しました。

脂肪の塊    → 日本国民 海保 沖縄の漁民  先の戦争の英霊
金持夫妻3組 → ハトヤマ、カン、センゴク夫妻
尼僧二人    → シスターフクシマ シスターツジモト
民主主義者  → Mr・シイ
プロシア将校 → 権力者 オン・カ・ホー

内憂外患というか 再読した次期が次期ですからね〜。  
でも日本人の皆全員が金持夫婦 3組の ような自己犠牲ゼロ、徳のない
汚れ仕事は他人や外国人任せにアウトソーシングする身魂になると
この国の将来はそう長くはないと思います。



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