吉川真澄応援サイト「歌の翼」管理人ブログ

吉川真澄が出演したコンサート等(主として管理人が聴きに行ったもの)を記録しています。

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【演奏会場】
十間橋商店街 天眞庵

【演奏曲目】
岡野勇仁(詩・曲): 深川(江東区非公認愛唱歌)(二重唱)
野口雨情(詩)、中山晋平(曲): シャボン玉(二重唱)
ロッシーニ(曲): 猫の二重唱(二重唱)
大場陽子(詩・曲): ゆきむすび(吉川真澄)
平野一郎(曲): 春の歌(吉川真澄−無伴奏)
長谷川四郎(詩)、高橋悠治(曲): 猫の歌(松平敬)
大場陽子(詩・曲): お豆の歌(二重唱)(二重唱) 
永六輔(詩)、いずみたく(曲): 見上げてごらん夜の星を(二重唱)
※4回の公演中3回聴きましたが、多少組合せに違いがありました。
 
演奏
吉川真澄(ソプラノ)
松平敬(バリトン)
藤田朗子(ピアノ)

【管理人コメント】
本当に楽しい演奏会でした。始めっから終わりまで、くすくす笑い通していたお客様もいましたし、私も3回聴いて毎回笑ってしまう自分がとても変な奴に思えて恥ずかしかったです。
 
藤田朗子さんは、何度も真澄さんの伴奏を受け持って下さっているお馴染の方ですが、松平敬さんの方は共演という形では今回が初めてだと思います。ただ、昨年11月の現代作曲新人賞本選で、平野一郎さんの曲を歌った吉川真澄さんの一つ前のステージを務められた方です。その素晴らしいバリトンがとても印象的でしたので、松平さんの歌を聴くのも、私はとても楽しみにしていました。

松平さんは、歌唱力もさることながら、コミカルな演技がとても上手な方でした。吉川真澄さんとの二重唱での掛け合いが絶妙で、「しゃぼんだま」から「お豆の歌」まで笑い転げるはめになってしまった訳です。
 
ロッシーニの「猫の二重唱」は、以前メゾソプラノの方との二重唱を聴いたことがありますが、相手がバリトンになると痴話喧嘩風になってとても可笑しい。「お豆の歌」も吉川さんのソロで聞くと、のどかで牧歌的な歌なのですが、松平さんとの二重唱になるとコミカルな趣が強くなって、面白かったです。
 
平野一郎さん作曲の「春の歌」は、今回が初演ということでした。これは、全くのアバンギャルドな作品で、「無伴奏」と聞いていましたが実際は身体打楽器(自分で自分の体を打楽器として使う)の伴奏付でした(笑)。最初は小鳥の地鳴きや囀りの声帯模写から始まって、色々な春のざわめきの中、スキャットが流れる(これに身体打楽器の伴奏が付くのですが、奏者は吉川さんひとり)というものです。声帯模写までやってしまうのには驚いてしまいましたが、こういうカテゴリーの曲も吉川真澄さんの十八番のひとつです。何でもできるんですね、この人は。久しぶりに聴かせてもらいました。
 
写真は、左から吉川真澄さん、藤田朗子さん、松平敬さん
 

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