吉川真澄応援サイト「歌の翼」管理人ブログ

吉川真澄が出演したコンサート等(主として管理人が聴きに行ったもの)を記録しています。

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【演奏会場】
静岡音楽館AOI
 
【演奏曲目】
間宮芳生:オペラ《ポポイ》(2009年度静岡音楽館AOI委嘱作品)の待望の再演。

イメージ 1《出演》
宮城聰(演出)
寺嶋陸也(指揮)
入江舞/吉川真澄(ソプラノ)
ポポイ/上杉清仁(カウンターテナー)
聡子/波多野睦美(メゾソプラノ)
佐伯/大槻孝志(テノール)
剛・記者/河野克典(バリトン)
入江晃/清水寛二(能楽師)
劇団SPAC
東京シンフォニエッタ
猪股義周(シンセサイザー)



吉川真澄さんを囲んでいるのは、公演に駆けつけたきら星の面々(七夕も近いし)

【管理人コメント】
初演のことは詳らかには覚えていないものの、思い起こしして今回の公演と比べてみると、吉川真澄の6年間の成長を色々な意味で感じることができました。

初演の際の初々しさを感じさせる可憐な演技(だったような気がします)が、今回は堂々たるプリマドンナ振り。声にも(こういうと失礼かも知れませんが)大人っぽい艶が出てきて、この6年で新進から中堅へのステップアップを果たしたことを示す舞台であったように思います。

《追記》
舞は、聡明で頭の回転が速く、物おじしない、というより恐れを知らない良家の令嬢。共感性が高く他者を深く理解できるが、かといって感情移入をしてしまい、相手にべったりとなることはない。他者との絶妙な距離感を持って生きている、そんな女性と言えるでしょう。

その女性が、生命維持装置で生かされている美少年の生首の面倒を見る。この異常な状況を、舞は極めて「日常的」に、軽やかに処理してしまう。深刻極まりないことなのに、まるで傷ついた小動物の世話でもするように普通。このおかしさがポポイの見どころのひとつです。作曲者の間宮先生が、「動かないポポイと元老の二つの大輪の花の間を軽やかに舞うソプラノ」と表現されているのは、そういうことだと私は思います。

そして、もう一つの見どころは、ポポイの世話をとおして起きる舞の心の変化です。舞の心には、ポポイへの愛が芽生え、またその愛ゆえに、ポポイが生かされていることへの疑問、人間とは何か、人間の尊厳とは何かという疑問を抱くことになります。そして、ポポイの人間としての尊厳を守るためには、ポポイを愛する自分こそが、彼の生命維持装置を停止させ、埋葬してやらねばならないと決心し、そうします。

オペラではそのあと、ポポイに対する哀歌が、吉川さんの天使のようなソプラノで歌われ、幕が下ります。
小説で読むと、それまでのコミカルな感じと違い、感動的でちょっとぐっとくる場面です。

さて、この舞のキャラクター、吉川真澄さんと何となく重なりませんか?

このオペラのキャストについて、吉川さんは「私以外はみんなスター」と言ってました。そうだとしても、やはり舞は吉川真澄でなければならないと私は思います。

再再演の機会があれば、そういう舞の魅力をもっと引き出す演出があるといいと思います。

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2児のママです♪って初ではないので、知ってますかね♪
私のあまり詳しくない分野だからこそ凄く惹かれます♪
週1位で更新しているか実は見に来てるんです(笑)
メンタル強いのでバシバシとダメだしもお願いします(笑) 削除

2015/7/14(火) 午前 10:51 [ ゆうこ ] 返信する

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