吉川真澄応援サイト「歌の翼」管理人ブログ

吉川真澄が出演したコンサート等(主として管理人が聴きに行ったもの)を記録しています。

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【演奏会場】
京都バロックザール (京都青山音楽記念館)

【演奏曲目】
(省略)

演奏: ソプラノ 吉川真澄
     ギター 佐藤紀雄

【管理人コメント】
私は、このコンサートを聴きに行ってはいません。丁度、コンサートが進行しているさなか、東京の自宅でパソコンを開いてこの文章を書き始めました。今頃は、吉川真澄さんが文字通り全身全霊を込めて歌いあげる、あの圧倒的な「秋の歌」を歌い終えた頃でしょうか?力強くリズムを刻むボディーパーカッション、煌めきわたるヴォーカル、荒々しい息遣い…歌唱という言葉の範疇から大きくはみ出す、驚異のパフォーマンス。会場のどよめきと賞賛の拍手が聞こえてくるようです。

既に東京の近江楽堂で行われたコンサートの感想を書いていますが、まだ書き足りない気がしてパソコンに向かっています。何としても触れておきたいのは、プログラムのご挨拶にある最後の文章です。

「2015年はどんな一年でしたでしょうか?昨日の事、先月の事、春の夕暮れ、夏の夜、幾歳も前に見た秋の空、ご自分ではなくあの人が過ごしたあの時間、前世に感じた冬の匂い…いのちの巡りを想いながら太古より続く風景や遠い街角の気配など、遥かな時空を超えて想像の旅にお出かけいただけたら嬉しいです。それでは最後までごゆっくりお楽しみください」

一体、どのような想像力、どのような感性を持っていれば、こういう素敵な文章が書けるのでしょうか?私はこの文章に、人の想いに寄り添える歌手吉川真澄さんの心の温かさを感じます。プログラムの片隅にさりげなく置かれたこの一文は、しかし、彼女の芸術活動への想いを凝縮したものでもあるようです。つまりそれは、私たち聴衆を様々な桎梏から解き放ち、自由な想像に浸るひと時を与えることではないかと私は思うのです。

大ホールでのオーケストラをバックにした演奏ではなくて、せいぜい100から200人規模の小さな、聴衆のひとりひとりの表情が見て取れるホールで、しかも、評価・解釈が固まった古典(クラシック)だけではなく、自由な想像を喚起できる良質のコンテンポラリー音楽を中心としたプログラムを演奏して行きたい、という話を吉川真澄さんは常々されていました。とはいっても極度に専門化・技巧化した現代音楽ではなく、あくまでも普通の音楽愛好家に向けて、そういう人に受け入れられる形で音楽を届けたい。その人たちを歌により祝ぐ(ほぐ)、つまり「うたほぎ」を目的として歌手活動をして行きたいと。

この「DUOうたほぎリサイタル −春夏秋冬−」には、東京公演を終えて多くの賞賛の言葉がよせられているようです。それに対する吉川真澄さんの反応は、前衛的な音楽であるにも関わらず、聴衆の方々が心を開いて、素直に音楽と演奏を受け止めてくれたことが嬉しい、というものでした。人の想いに寄り添える歌手の歌は、聴衆もまた心を開いて受け入れるのだと思いました。

京都ではもう公演は終わり、ロビーに出て聴衆の方々と言葉を交わし、見送っている頃でしょうか?
もうすぐ公演の反響についての知らせも入ってくるでしょう。とても楽しみです。

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