吉川真澄応援サイト「歌の翼」管理人ブログ

吉川真澄が出演したコンサート等(主として管理人が聴きに行ったもの)を記録しています。

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【演奏会場】
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

【演奏曲目】
ウンスク・チャン(陳銀淑):《錯綜としがらみ》(オペラ「不思議の国のアリス」より)
〜ソプラノとアンサンブルのための(2009 ジュンユン・ジョー編曲)〜

I. Alice - Acrostic (アリス − 折句)
II. Who in the world am I? (いったい私は誰?)
III. The Tale - Tail of the Mouse (ネズミが語る尾はなしばなし)
IV. Speak roughly to your little boy (ガキには荒い言葉を使え)
V. Twinkle, twinkle, little Star (キラキラ星)

演奏
ソプラノ:吉川真澄
アンサンブル:アンサンブルノマド
指揮:杉山洋一

【管理人コメント】
韓国の作曲家、ウンスク・チンの曲を主体とした演奏会で、6ステージの内のひとつでした。プログラムの記述から明らかなように、彼女のオペラ「鏡の国のアリス」から、アンサンブル向けに編曲し直して、今回初演されたもののようです。アンサンブルはお馴染みアンサンブル・ノマド。今日の指揮は、これも何度か真澄さんと共演されたことがある、杉山洋一さんでした。

ステージが始まると、先ず最初に吉川真澄さんの衣装に目が奪われます。ピアノの高橋アキさんから贈られたという衣装は、何風といって良いか分かりませんが、あのサーカスのシルク・ドゥ・ソレイユの衣装をもっとファンシーにした感じの赤い衣装で、アリスの歌にはピッタリでした。是非、11月から始まる『歌の果実』公演でも使って、みんなにお披露目して欲しいものです。

肝心の歌の方ですが、これがまた素晴らしい。

最初のAlice - Acrosticは、水面にたゆとうボートの中の語らいを追想した静かな歌で、吉川真澄さんの声の美しさが映える曲でした。

第2曲からは、ガラッと変わって、「不思議の国のアリス」のストーリに沿って、ナンセンスな警句やダジャレが飛び交う楽しい曲が続きます。待ってました!こういうのは真澄さんはホントに旨いですよね。トンでハジケて、伸びたり縮んだりするアリス(Who in the world am I?)から、キラキラ星ダジャレ版(Twinkle, twinkle, littele Star)まで、ハイテンションで一気です。

指揮者の杉山洋一さんは、指揮を終えるなり、いきなり自分で真澄さんに拍手。続いて会場からは、小ホールと思えないほどの、それこそ万雷の拍手がありました。現代曲の演奏会って、フンフン、なるほどね、という感じの拍手が多いと思うんですが(暴言陳謝!)、こういう拍手はあまりないんじゃないでしょうか?あ、「ポポイ」のときも凄かったですね(^_^)

このオペラ全曲、真澄さんのタイトルロールで聞きたいです。

現代曲というのは、面白い曲はあるが、感情を揺さぶられるようなものは殆どないというのが私の本音でしたが、「ポポイ」といい、今回の「アリス」といい、遅ればせながら持論を撤回する時がついに来たようです。当日私は冷房にやられて体調が悪く、頭痛をこらえて聞いていました。しかし、この「アリス」で脳内にアドレナリンかドーパミンか知りませんが、快感物質の大放出があったようで、頭痛が吹き飛んでしまいました。これこそ、私が求める音楽の力です(笑)

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