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…これって当たり前なんですけどね。 今回の京都の塾の事件、ワイドショーとかで「アルバイト講師」っていうのが強調されてる。 かく言うなりぃもアルバイト講師ですが、アルバイトってそんなにイケナイかぁ? 塾業界に限らず、ご存知の通り多くの業界でアルバイトが活躍しています。 コンビニ、ファミレス、居酒屋、ファーストフードはもちろん、学習塾も携帯電話販売もコンサート設営整理も…。挙げたらきりがありません。 私たち消費者が安価でそれなり以上の財・サービスを購入できるのは、こうしたアルバイトの低賃金労働によるものです。そりゃぁマンションの構造計算とかはバイトじゃ困るけど(そんなのもあったりして…)。 「世の中はバイトで回っている」 なりぃがこれに気づいたのは高校を卒業してからでした。高校のときはバイトしてませんでしたから…。 バイトが存在しているおかげで会社は安定的に安価な労働力を確保でき、いらない時はポイ捨てできるわけです。正社員にとっても、アルバイトはとかげの尻尾と同じ、自らの安定的な地位を保証してくれるありがたい存在です。 それなのにこういったことがあると、本質的な問題(要はバイトでも正社員でも本人の適性の問題)とは関係なくバイトという雇用体系が槍玉に挙げられます。正直、学習塾の講師として(バイトだけど、これでもキャリア3年ですよ!)悔しい、腹立ちます。 塾業界のバイト割合は6割だそうです。でもたいがいの塾ではバイトということを隠します。なかには明らかにしている所もありますが、それでも積極的に言いませんし、スーツ着用等のドレスコードで年を上に見せています。 このようなことをするのは、やはり保護者の方の安心感のためなんですよね。そりゃあ「講師」と言われても、「アルバイト」であることには変わりないわけだから、コンビニのバイト君となんら変わりはありません。せいぜい時給がほんの少し良いくらいでしょうか(責任とかのストレス考えると相対的に安いかなぁ)。 なりぃのバイト先も、学生アルバイトであることを隠しています。問い合わせがあってもウソをついています。でもそれっておかしい気がします。塾として、カリキュラムと講師、つまりシステムに自信を持っているならば、わざわざ隠す必要なんてないはず。講師がバイトってやましいことですか??聞かれてもウソを言う、なんか存在を否定されてるみたいですね。 そもそも「世の中はバイトで回っている」ということと「バイトだから低価格でサービス提供可能」という事など、いい大人なら分かるはずです。そんな事も解からないような、バイトを講師につけていることにクレームをつける親(以前匿名のいやがらせ電話があったみたいです)など、正直頭悪い気がします。 また、ウソをついてまで講師の身分を隠そうなんていう塾側も、やっぱりおかしい。なりぃの塾は、教室展開も中規模の塾ですからうやむやでも何とかなるかもしれませんが、つかなくてもいいウソをつくことで、余計に信用を落としかねないと思うのです。 たとえば、生徒が偶然大学でサークル活動をしている講師を見つけてしまう。「せんせいって大学生なのぉ〜。」と生徒は講師に聞くわけです。もちろん単に興味本位で悪意はありません。しかし講師は否定しますよね。その話が親にも伝わって保護者同士にも広がっていきます。保護者のなかでは、「あの塾は、学生バイトを使っているのにウソをついて隠している、信用のおけない塾だ」となりかねません。 たとえ積極的に言わなくても、問い合わせがあったら学生を使っているといえばよい。そのおかげで低価格の教育を実現できてると言えばよい。それで納得いかない人は通わせなきゃいいだけだから。これでだめなんでしょうかね。 京都の事件で、子どもにバイトかと聞かれるかもしれません。そのときに、 「先生はバイトじゃないよ」 とウソを伝えるのが嫌です。信頼関係で成り立ってるのに、子どもにウソをつくのが嫌です。 たかがバイト、されどバイト。学生バイトであることに自信を持って、仕事したいです。
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