新宿フラメンコ教室 NARU FLAMENCA BLOG

新宿駅近で10年♪ 田中奈都子によるフラメンコクラス

SEVILLA

[ リスト | 詳細 ]

セビージャあれこれ
記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

『i china !』

イメージ 1

チーナ=Chinaとは中国のことで、中国人女性はchina、男性はchinoとなります。
しかし、広く『東洋人』の意で使われる事も多いようです。
そりゃ、中国人だか、日本人だか、韓国人だか、さっぱり分かんないでしょうからねぇ(^^;)

セビージャを歩いていると、『チーナ!』と声をかけられる事が何回かありました。
中には、ヤな感じの“『 チーナ !』”というものがあります。

セビージャは閉鎖的で、保守的で、男権主義的で、排他的という性格も持った都市ですので、
他人種に対する偏見なども根強いのだそうです。
さらに、セビージャに暮らしている多くの中国人たちは、雑貨店や飲食店などの商売で成功しています。
経済的に停滞し、若者の失業率も高いセビージャの人々がそんな彼らを妬んで悪く言うのだ、
とも聞きました。

そんなこんなを色々考えていると、『チーナ!』体験もなかなか味わい深いものです。
一度、バスに乗っている時に、目の前に座っていた5歳くらいの女の子が大きい声で

「ママ、ママ見て!チーナがいる、チーナが!!」

と言いました。単純に、庭で面白い虫を見つけた時のような感覚で言ったと思われる。
若い母親は、ぎょっとした様子で子どもを制したあと、目を見開いて私を見たまま固まっています。

“わぁ、子どもがやらかしちゃったと思って、頭が真っ白、って感じだなぁ、
 『そうね、世界中からいろんな国の人が来るわね。』とか言ってごまかせばいいのに、
 そのリアクションで余計まずい空気になってるなぁ。”

と思いつつ、しばしじ〜っと凝視。(意地悪してみました。。。すみません)
母親は私が怒っていると思ったらしく(そりゃそうだ)、しどろもどろに
「まだ小さくて、物が分かってなくて・・・」
と言う。

別に怒ってもいなかったしどうでも良かったけれど、
こう言うとどんなリアクションが帰ってくるかな?と思って

「私は日本人です(チーナ〔=中国人〕ではありません)」

と言ってみた。
すると、一気に母親の固い表情が崩れ、ほっとした様子でジェスチャーも生き生きと、

「あらあら!日本人だったの〜、ごめんなさいね、知らなくて。
 だって、顔を見ただけでは、私達には日本人か中国人か分からないのよ〜、
 分かってくれるでしょ?」

と語ったのだ・・・。逆にちょっとびっくりして、

「気にしないで。私達にもスペイン人とイタリア人の見分けはつかないから。」

と言っておきました。

(スペイン人とイタリア人は、同じ『ラテン系』というくくりで語られるのを嫌がるらしいです。
 スペイン人の言い分は知りませんが、イタリア人の言い分は、
 “単純おバカでダサいスペイン人と一緒にされたくない”だそうです・・・ははは)

フェリア de Sevilla (3)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

カセタに招き入れられ、しばらく唄や踊りに聞き入り、見入りしていると、
人々のテンションが加速して上がってきた。で、一人のおっちゃんが張り切って、
『おい!CDがあっただろう!CDをかけよう!』と言うやいなや、
そうだ、そうだ、CDのが派手で盛り上がるわい、忘れとったわ、とばかりに皆が手を打って、
セビジャーナスのCDをガンガンかけ始めた。
私達へのサービスで、威勢良く盛り上げよう!としてくれた、とは思うのだが・・・、
生唄が聴きたかったんだよう〜〜〜(泣)。

そして・・・
『おい、踊れるのか?』
と、一応質問形式で声をかけてくれたのはいいが、
『ギターは弾くが踊りは出来ない』との旦那の答えは無視され、是非もなく引っ張り出されたのだ。
引っ張り出しといて、なんとかそれらしく踊ろうとするのを見て、
『わはは、なんだ、踊れないのか!』
だから言ったでしょうがっ!!!人の話を聞いてちょーだい。で、お次は私の番。
ここでも“一応踊れるガイジン”のマジックは生きていた。
“おお〜〜〜っ!日本人が踊ってる!!”と、目を見張るおっちゃん、おばちゃん達。
『ふふふ、私は踊りを勉強しているのよ』
と少々良い気持ちになったが、今度はそれが仇に。
『次は俺と踊れ』、『その次は俺』、『あそこの爺ちゃんは踊りが上手いから一緒に踊れ』、
『カスタネット叩けるか?叩いてみろ』、『ちゃうちゃう、カスタはこう叩くのだ』、
『あのセニョーラに教えてもらえ』、『そん次はもう一回俺と踊れ』・・・・・。

めっちゃくちゃ、疲れました・・・。春だというのに汗だく。
『ちょっと休ませて』と、座って休憩していても、その間におっちゃん達が知り合いを連れてきて、
『このハポネサはセビジャーナスを踊るぞ!』
知り合いが、『むむ、そうなのか!じゃ、踊ろう!』やんや、やんや。
という訳で、何時間も踊りました。
なにやらやたらと恰幅の良いヒターノの紳士に紹介されたり、
ビールやおつまみを次々おごってもらったり、すごく楽しかったんですが、何しろ疲れた。

そろそろ帰りたい、疲れたし眠い・・・と思ってから1時間あまりも経った夜中の2時頃、
仕切っていたセバスチャンというおっちゃんがとっても残念そうに、
『すごく残念だが明日は月曜日だ。皆仕事があるから帰らなくちゃならない。朝まで踊っていたいんだけど・・・』
はいっ。帰りましょう!眠りましょう!!良かったぁ〜・・・。
また春祭りに行く事があったら、真っ先にこのカセタを探して、また踊ろう(^^)

写真は、引っ張り出されて踊る旦那、
ヨーコ・K先生に招かれて日本で踊った事もあるというセバスチャン、
プロではないけど、目茶苦茶かっこ良く踊るセニョーラ。

フェリア de Sevilla (2)

イメージ 1

イメージ 2

カセタでは人々が踊っているわけですが、音楽は大抵、CDをガンガンかけています。
まぁ、前述したように長いお祭りなので、生演奏でずっと・・・という訳にもいかないし、
アルティスタを雇うとお金もかかるし・・・、ってところでしょうか。

“最近の若者”向けらしき、やたらうるさいカセタも発見。
そこは、黒い幕で暗くしてあって、なにやら怪しげな、ミラーボール?!がくるくる回っていて、
重低音が割れまくりの、クラブ系の音楽がガンガン、ブンブン、大音量でかかっています。
しかし、悲しいかな、セビージャの“イケてる”は、はっきり言ってダサい。猛烈にダサい。
鼻ピアスだの、タトゥーだの、いくら気合が入っていても・・・なんか、いなたい。
天六のなじみのオバチャンの美容院で、セレブ風メイクとファッションにしてもろた!的な・・・
(関西限定の表現でごめんなさい。)

ともかく私達は、どこかで生演奏しているカセタが無いものかと、あちこち歩き回りました。
すると・・・
かすかにタンバリンの音が!唄声が!!
そこは、ぽつりと一つだけ、皆が机を囲んでじっと唄を聴いているカセタでした。
一人の老人が、目にも鮮やかな手つきで、タンバリンでリズムを刻む。
ただ叩くのではなく、指先ではじいたり、爪で枠を叩いたりして、かなりの職人技。
そのタンバリンに合わせて、老人達が順番に唄っているのでした。かなり渋い。
皆さんの顔つき・・・おそらくヒターノでありましょう。
予想外の渋いカセタとの遭遇に、こころ躍る私達・・・。
メンバー以外はカセタ内に入れないので、入り口の柵のところに貼りついて鑑賞。
すると・・・。
予想してはいたけども。ちらっ、ちらっ、とこちらをチラ見し出し・・・
拍手したり、掛け声をかけたりすると、気に留めていないふりをしつつ、かなり意識。
ついには、『入れ!入れ!!』と、満面の笑みで手招き。待ってました、お邪魔しまーす!
すすめられた椅子に座ると、踊り自慢らしき婦人と紳士が踊りだした。
粋で、余裕たっぷりで、かっこ良いその姿。見ほれて、手を叩き、ハレオをかける。

皆、とびきり素敵な笑顔を向けてくれる。その笑顔は、
自分たちのセビジャーナスを、このセビージャを、ほんとうに誇らしく思っている。そんな顔。
子供も、大人も、“ね、いいでしょ、私達のセビジャーナス!”と、目配せしている感じ。
“誇り高い”ということは、フラメンコの、特にヒターノの、重要なキーワードだと実感。
だからこそ、彼らのアルテ(芸術・芸能)を敬愛していることさえ伝われば、言葉を超えて
受け容れてくれる。こっちに、フラメンコのそばに寄ってもいいよ、と。

ああ、愛だなぁー・・・。

イメージ 1

イメージ 2

2005年の話になりますが、有名なセビージャの春祭り、“feria de Abril”に行きました。

どんなお祭りかと言いますと・・・。

フェリアのためだけにある広大な広場が会場となり、
フェリア期間中(4月上旬の一週間くらい)のみ、『村』のようなものが出現します。
縦横に走る道に沿って、カセタと呼ばれるテント小屋がびっしりと(1000以上!)立ち並ぶのです。
そのカセタは、自治体だったり、職場だったり、親戚だったり、友人のグループだったり、
様々なグループ単位で建てられ、自分の属するカセタ以外には、原則として入れません。
それぞれに趣向が凝らされ、バーカウンターや簡単なキッチンがあったりして、
メンバーが楽しく過ごせるように作られています。
そのカセタの中で、毎日毎日、セビジャーナス(セビージャの踊り)を踊り、飲んで、
踊り、また踊り、飲んで、ちょっと食べてまた踊り、手をたたき、お喋りし、またまた踊り・・・、
どんだけ元気やねん!と、いうお祭りでございます。

普通の服装の人も結構いますが、
多くの女性はここぞとばかりに最新モデルのフラメンコ衣装に身を包み、
おしゃれして楽しみます。
フェリア会場行きの臨時バスの中も、馬車の上も、衣装を着けた人々で一杯!
見ているだけで、華やかです。

*写真は、フェリア会場入り口の、どでかいアバニコ(扇)のオブジェ。

セビージャ人気質

イメージ 1

スペインという国は、面白い。
『 スペインの中には4つの国がある 』
という言葉があるほど、地方ごとに違った特色があり、人々の気質も異なるのだそうです。
(もともと違う国だったものを統一して出来たのがスペイン王国なので、当然といえば当然・・・。)

アンダルシア地方、セビージャの人々のイメージというのは大体、
陽気・大らか・おせっかい・お喋り・言いたいことは言うが聞く耳は・・・??
というもの。
いつもワイワイ皆で騒いで、細かいことは気にしない!
どちらかと言うと、アバウトな感じ?
個人差はあっても、おおむねその通りだな・・・と思っていましたが、
今回、ちょっと意外な習慣?を知りました。それは、

『すすめられた食べ物(飲み物)は、3回は遠慮する』

という事。
人様のお宅に行って何かすすめられたら、
「ありがとう、でも今お腹が空いてないから」
「遠慮しないでどうぞ」
「いえいえ、本当に、さっき食べてきたから」
「本当に?でもせっかくだから、少しだけでも」
などと何回かやりとりして、やっと、
「それじゃぁ、少しだけ・・・」
といただくのがマナーなんですって。
自分が褒められた時も、すぐ「ありがとう」とは言わず、
「いえいえ、私なんて・・・」
と謙遜するもの、とも聞いた。う〜ん、そうなの?
遠慮なしのゴーカイな人々ではなかったのね・・・?

保守的で人目をとても気にする、という事は 実感として知ってたけども、
“遠慮しぃ”だったとは。

ちなみに私は、知人宅で出されたものは即、
「ありがとう、いただきまーす!美味しいー、おかわり!」
でした・・・・・・・・・・
もしかして、引いてた?(焦)

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


.
naruflamenca
naruflamenca
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事