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先日、台湾中部を取材して台北へ帰る途中、うちのマアが学生時代より食べていたという、彰化の肉圓(肉マンのようなもの)を食べに行った。
肉マンとはちがう。半透明の片栗粉の皮というより塊のようなもののなかに、大粒の具が入っていて、いかにも台湾風の甘いタレがなみなみとかかっているシロモノ。(片栗粉ではなく、実際は甘薯粉という、芋の粉だ)
自分的には、このテのものは、苦手である。見た目がグロい。片栗系は、どうもからだに悪そうだ。
しかし腹が減っていた。
いや、なにごとも、やってみないとその快感はわからないものだ。
そしてねちょねちょの外皮をフォークで遊び、恐る恐るシイタケちゃんと、豚肉ひときれを、皮といっしょにすすりとる。
なんだ、このもちもちした触感と、口中に広がる豚肉の旨み、ダシ汁の競演は……。
米でつくったという掛け汁との相性も絶妙だ。
断言する。
台湾中部の彰化へ行ったら、この名物料理を食いなさい!
いや、行きなさい。
食わずんば、死ねん。
冷静に。
肉圓は、台湾の夜市でよくみかけるかもしれないが、ここがその発祥地であり、台湾中から食いにくるらしい。うまい店はふたつあり、そのうちのひとつがこの阿璋肉圓。
創設は1948年。
豚肉は、後腿肉という部分で、たまらなく旨く、柔らかい。
肉圓の故郷彰化では去年ネットによる肉圓人気ランキングが発表されたが(http://www.alluni.com.tw/maone/)、上位にランクされたのは台北の店が多い。それは、台北人がコンピューター普及度においてずば抜けているためである。
彰化あたりのおばちゃんおじちゃんはネットのネの字も知らないからね。
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