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走路有風〜 作家・坂野徳隆の書斎からの景色
Photos & Texts (C)Narutaka Sakano 転載厳禁 *著者への連絡は上の「メッセージ」にお願いします

書庫中国

昨日のサッカー東アジア予選対中国の「カンフー」サッカー攻撃と、今日のE・チャン香港帰国引退表明(と黒社会の脅迫)と、さらにたったいま台湾から入ってきた「中国産キウイに猛毒の農薬が混入されていてこれがニュージーランド産と偽り広く売られている」というニュースを聞き、すべてが頭のなかでつながった。
4年前、「少林サッカー」に出演した香港人俳優(監督)ヴィンセント・コック(谷徳昭)と話をしたときのことが、脳裏に浮かんだのだ。

あのときヴィンセントは、香港映画の様々な裏話や、中国資本の巨大化を語っていた。そうした流れが今年、大きなうねりとなってさまざな局面でクローズアップされているのは、発展する中国がその威信をかける北京五輪の開催と無縁ではない。

中国はいま五輪を妨害する勢力や思考の流れに対して敏感になっている。まだ餃子事件の真相が露呈されていないことも、高度な政治的計算が働き(つまり中国側のもみ消しが時間稼ぎのなかで進んでいる)という噂が尾びれとなっているのは、すべて北京五輪のためではないだろうか。

政治と金が沸騰すれば黒社会も動きが活発になるのは当然で、「少林サッカー」にも「髭」姿で出ていた某香港女優がE・チャンの写真で外出すらできない状態にいるらしいが、香港の映画界は基本的にヤクザがしきっているので、報復の殺人予告があっても不思議ではない。

中国の暗部や躍進が、香港というその窓口の、もっともたる産業の映画からみえてくる。黒い流れは、国家的緊張が高まるこの夏に向けて同調しながら怖さを増すかもしれないし、それも香港(中国の窓口として)映画産業の動きから見えてくる気がする。

ちなみに、台湾で(子供に)大ヒットとなったチャウ・シンチーの新作の子供向けUFO映画も、新春休みに中国市場に向けて製作したものだった。香港と文化的結びつきの強い台湾からは、さらにおもしろい展開が見えてくる。北京(上海)、香港、台北のトライアングルから、今後目が離せない。

坂野 徳隆
坂野 徳隆
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