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走路有風〜 作家・坂野徳隆の書斎からの景色
Photos & Texts (C)Narutaka Sakano 転載厳禁 *著者への連絡は上の「メッセージ」にお願いします

書庫中国

北京五輪の今年、台北、香港、北京(上海)のトライアングルを注目、と書いたが、以前香港に住んだとき、香港人に異質なものをすぐに感じた。彼らは3つの「M」を中心に生きる人々だと思った。
それは、Me(自分)、Money(お金)、そしてMore Money(とにかくお金)だ。

これはあそこに住んだことのある人にしかわからないから、説明が難しい。
中国返還への時限爆弾を抱えた(元)英国植民地に生きる人にとって、それ以外に人生の王道はなかったのだろうから仕方ないのだろうが、しかし今の時局に関していうなら、内向きに燃焼する彼らのパワーと志向性は、現在の中国都市と周辺部、そして十年後くらいの中国全体にあてはまるかもしれない、ということだ。

とにかく稼げるものから稼げ、という急流に乗る中国人の勢いの裏には、彼らがずっと固執する民族主義があることを忘れてはならない。

孫文(蒋)も毛沢東も民族主義(いってみれば別の3M)にこだわったから、今の中国はひとつにまとまらないといかん、という流れがつづいているように思う。だが、国民党と共産党が争う流れが民族主義のもと、これからもつづくなら、やがてその流れは東シナ海を覆う波となって台湾や南西諸島を襲うことになるやもしれん。


 

坂野 徳隆
坂野 徳隆
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