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走路有風〜 作家・坂野徳隆の書斎からの景色
Photos & Texts (C)Narutaka Sakano 転載厳禁 *著者への連絡は上の「メッセージ」にお願いします

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先日横須賀で、来日中のトランプが安倍と海自「ヘリ空母」加賀に乗船するパフォーマンスを演じたのは記憶に新しい。

トランプは後同じ基地湾内に停泊する自軍「強襲揚陸艦」(ヘリ空母と同意)ワスプに飛び移り、①(日本はわがものだし)、②日本はF35を100機も爆買いし(「完全空母改造」予定の加賀に搭載するだろうし)、③(安倍はいざとなればその強力な海自の米軍後援部隊を海外へ派遣してくれるんだ)と得意顔で演説(カッコ内は心の声)。そうやって加賀とワスプ(つまり日米同盟)の次の段階を印象づけたわずか2週間後に起きた、この「ホルムズ海峡危機」。

安倍がひょこひょこ行っているあいだに日本のタンカーが攻撃され、日本は完全に戦争に「巻き込まれた」かたちに近づいてる。とんだ笑いものの安倍だが、イランから無事に帰ったときの心境をメディアが誰もきいていないのが不思議でたまらない。さぞかし怖かっただろうに。

まあ、安倍がどうなろうと知ったことではないが(海外の私の友人たちは、日本の首相はイランからよく無事にもどったな、と心配してくれていたが、日本人はあまり興味がなかった?)……。しかしこれですでに海外へ航海してプレゼンスを発揮している加賀などの海自「空母」部隊に米軍から号令がかかる可能性もでてきた。となりの香港で知らぬ間に中国化が進展し今になって大騒ぎしているように、日本も「米軍一部化」が急速に、知らないうちに(みんな半分知っているだろうが無関心)進んでいることに気づく、という「状況」がいつ現出しても冗談ではない。辺野古しかり、秋田と山口への自費による海外米国基地防衛のためのイージスアショア強制設置計画しかり。安倍は国民の命、健康や安全を守るどころか、正反対のことをやっている。そしてその「状況」の現出のひとつでもあるのが、この瞬間瞬間、ホルムズ海峡で起きている事変にかかっているんじゃないのか?

英語圏でも割れたイラン外相の「サボタージュ外交」または「外交のサボタージュ」ツイッター翻訳はどちらでもとれる(笑)だけに、ホルムズ海峡で天秤に載せられているのは日本の平和と安倍の功罪で、それは危機と平和どちらに傾くかわからない。

以上、二カ月前に右手を骨折して、まだ仕事もできない状態だが、必要性を感じあえて書いた。指数本で書くのは大変、ああ、疲れた。

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坂野 徳隆
坂野 徳隆
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