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走路有風〜 作家・坂野徳隆の書斎からの景色
Photos & Texts (C)Narutaka Sakano 転載厳禁 *著者への連絡は上の「メッセージ」にお願いします

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つい5時間前に撮った、元F1ドライバー・佐藤琢磨のインディカーアメリカ本土初参戦のプラクティス一回目、木曜の雄姿、である。
雑誌ナンバーの取材できているここフロリダ州セントピートのストリートコースは、朝の曇り空から午後はピーカンとなり、午前中プラクティス10位から7位にタイムアップ。ここで初お披露目となるロータスカラーもきれいに輝きを増すようで、ルーキー佐藤の大陸第一戦デビューは地元ファンからも注目を浴びている。
ファンのサイン攻めにあうその顔はなんともうれしそうだ。
 
あ〜暑い。時差ぼけにこたえる。
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前回ご紹介したグランドガーデンの2つのフカヒレスープランチセット。
1000元(2900円)の差が出るのはフカヒレの大きさで、少々バラバラな身が入ったものが安く、大き目の姿煮が入ったものが高い。フカヒレの値段というのは元が良ければ大きさ、バラツキで決まるため、今回どちらも食べてみたものの、味も触感も当然変わらなかった。ということは安い方がいいのだが、前回のパパイヤ「丼」がつく高いやつの方がお勧めである。

さて、メインのフカヒレだが、この店のフカヒレは台北でも有名で、裏切られることはない。
フカヒレはそもそも明時代から食べられている中国の伝統的な食材だが、偽物や質の悪いものが多く、信頼できる店に行く方がいい。台北は信頼性の高い店が多いといわれる。

ここでは酢だけでなく、ブランデー(金色の液体の瓶)を加えていただく。あまりたくさん加えると味が変わるので、調味料はスプーン内で加えるか、徐々に加えつつ、いただきたい。

ブランデーの力を借りると、少しは違う。しかし、ナマコとフカレヒと花蓮のマンボーは、いまだに私のなかで食べなくても生きていられる無味の海鮮3選手である。

金色に輝きながら無意味に存在を主張するフカヒレ。台湾で独立派や中道派の台湾人からも総スカンされて日本に帰化した金色の名字を持つどこかの胡散臭い婆さんと同じように、あってもなくてもいい存在なのかもしれない。そんなことを書くとヒレを切られて生殺しにされたフカレヒが可哀そうだから、キン婆と比べるのはやめておこう。ヒレを切られても、台湾という五色の強魚は五星印シャツを来た漁師の赤いボートを転覆させ、自由の海を泳ぎつづけるはずである。

さて、デザートを食おうか。またパパイヤがいいなぁ。


「台北豪園飯店」座落於敦化北路232號
GRAND GARDEN Taipei


http://www.grandgarden.net/about/grand_garden_taipei.htm

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台北でお勧めのランチに、グランドガーデン台北のフカヒレセットがある。
999元のセットと1999元のセットがあり、フカヒレの姿煮が切れ端かの違いとなるか、1999元セットについてくる「パパイヤ海鮮グラタン載せ」があまりに旨いので紹介したい。

台湾ではパパイヤは非常に安価な果物で、マンゴパワーと絶品ミルクパイナップルに押されて元気がない。しかしフカヒレ高級系レストランでこういった感じで出てくると、なにやら自分の本来の貧乏なレベルに引き戻されたような親近感とともに、スプーンを握る手が軽くなる。日本円で7000円以上のセットなのだから、パパイヤかよ、とがっかりする気持ち半分にスプーンが口元へ来る瞬間である。

なんだ、この絶妙な、旨味のバランスは……。

と、涙ぐむこと確実である。

単にパパイヤの半スライスの中央をくりぬき、そこにシーフードのクリームチーズあえ(グラタン風に焼いてある)を載せただけなのだが、両者のなんともいえぬ臭み(!)が鼻から消えそうで消えないうちに舌を刺激するパパイヤの甘みと海鮮チーズのコク、酸味が、深い味わいとなって、思わず笑みを浮かべてしまう。

ちなみにこれについてくる(ではなく、これがついてくる)フカヒレはただのフカヒレだった。
(その2にて紹介)

「台北豪園飯店」座落於敦化北路232號
GRAND GARDEN Taipei
http://www.grandgarden.net/about/grand_garden_taipei.htm

戦後、バリ島で日本海軍を離脱し対オランダ独立戦に参加した日本人義勇兵のうち、最近までわからなかった現地名ワヤン・グヌンの身元が、日本バリ会の稲川氏の調べてわかった。

宮崎県宮崎市出身の土屋道義氏である。

第三警備隊、月森部隊に所属した彼は、独立戦争中、バリ島からジャワへ向かった船で生き残り、東部ジャワのブリタル市で暮らしたという。

拙著「サムライ、バリに殉ず」(講談社)のp74に出てくるワヤン・グヌン、である。

グヌンとは山の意味だが、氏が偵察に渡ったバリの西端ムンジャガンあたりからは、ジャワ東部の雄大な山脈が間近に見える。バリ海峡は狭く、流れが急で深い。オランダ軍に襲撃され、その淵に巻き込まれたと見られていた義勇兵の生存はうれしい限りだが、確認がとれたときにはすでに土屋氏は鬼籍に入っていた。

今度バリ西端へ行ってジャワの雄峰を見たら、そんな日本人がいたことを思い出して欲しい。

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(左から凍頂烏龍茶、高山烏龍茶、日月潭高山烏龍茶)


台湾でいつもお茶を飲んでいる経験から、今日はとても安くてとてもうまい、気軽に買って帰り、家で飲める台湾の烏龍茶を紹介しよう。

台湾の高山烏龍茶は日本人にとって飲みやすく、人気が高い。色は緑茶に似て、味は烏龍茶と緑茶のあいだのようで、舌にまとわりつくあっさりとした苦みと、台湾の深山を思わせるあのさわやかな芳香がたまらない。
しかしどこか専門店で買う必要などまったくない。そこらへんのスーパーならどこでも売っている品として紹介したいのが、台湾で有名な天仁名茶というブランドの「高山烏龍茶」だ。

写真の真ん中、緑色の、高さ17センチほどの茶筒に入って、そのまま棚に置かれ売っている。高山烏龍茶が好きで、いろいろな高級茶からチープなティーバッグまで試して10年。最後の五年でたどり着いたのが、この100グラム入りの茶葉缶、しめてたったの250元(700円くらい)。間違いなくうまくてリーズナブル、お気楽台湾茶のキングと断言させてもらおう。

このシリーズは他にも数種類あるが、日月潭でしか売っていない(といわれる)右のものは、さらに味が深くてお勧めだが、50元ほど高い(!)うえにスーパーで見たことがないので、失格とさせてもらう。だいたい日月潭で烏龍茶を栽培しているというのが胡散臭いが、天仁は一応私も信用している会社なので、うるさくは言わないとしよう。

台湾へ行ったら、ぜひそのへんのスーパーに入って、所望してみては。おっと、コンビニでも見たことがあるので、忙しい人はチェックしてみてね。

坂野 徳隆
坂野 徳隆
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