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去年10月、台湾でアン・リー監督の新作で、日本公開は今月の映画「ラスト、コーション」を観た。
単純なストーリーを、巧みに構成し、スムーズにつむぐ手法は相変わらずすばらしい。息をつく間もなく、ぼくは最後まで見終えた。
テーマ性を論じるよりも、女性に対する偏見とそれに立ち向かう女性主人公の強い姿が、印象に残る。
もちろん、トニー・レオンのキンタマもはっきり見えた。(台湾ではこれが話題)
エグイほどの絡みのシーンが、時が経つほどに、ストーリーの琴線となって際立ってくるように思う。
青年グループのキャラの掘り下げかたは、当初物足りないようにも思ったが、それも後で考えるほどに、あれがちょうどいい、さすがだな、と思うようになった。
時が経つほどに、アン・リーの魔術は僕の心にしみこんでいく。
そうそう、一緒に観た僕の台湾のマアによれば、中華文化のことをよく知らなければ、この映画のミソは理解できないという。マージャンやりながら奥様がたが語らうところなど、なぜそんなことをやるのか、西洋人はわからないだろうね。
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