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走路有風〜 作家・坂野徳隆の書斎からの景色
Photos & Texts (C)Narutaka Sakano 転載厳禁 *著者への連絡は上の「メッセージ」にお願いします

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基隆の夜市は有名だが、そこで地元の人に人気のカレーライスがある。
むかしから地元では有名で、味もまさに、日本のおふくろの味という感じ。
どんな味かというと、とろみの強い、具たっぷりの甘い野菜味で、
確かに癖になる。
これは、台湾人にとって、日本の味である。
台湾人が日本に来て、具がまったくはいっていないカレーを見て、仰天したという
はなしをよく聞く。「これはカレーか?」と、味気ないその景色に、スプーンも
とまってしまうらしい。
彼らにとって、日本の味カレーライスは、具がたっぷりで、とろりとして、甘めなのだ。
そして、それが基隆のカレーライスなのである。

この写真のカレーライス、ちなみにあとでゴキブリが入っていた。
屋台のおばちゃんに文句をいうと、
「あ、そう」
とゴキブリをつまみ、同じ鍋から汲んだカレーで新しい皿を出してきた。

僕にとって、それが最後の基隆カレーとなった。。。

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「誰も彼がキャンバスに筆をつけるところを見たことがなかった」

メキシコ人画家の妻ローズ・コバルビアスはこう回想する。

「彼の絵は完成するまで数ヵ月かかったが、その出来栄えといったら、
まさに構図と色の織り成す宝石だった」

シュピースはチャンプアンのアトリエにこもると、
使用人が食事を運ぶ以外、誰も入れなかった。
気をきかせて飲み物を運んでくる使用人には、怒鳴りつけたという。

彼はそうして名作を生んでいった。

シュピースの創作との取り組み方をめぐるエピソードはいろいろ残っているが、
これもそのひとつである。

写真は、シュピースがバリ島に来て最初に描いた油絵のうちの一枚、
「ブリンギンと二人の若いバリ人たち」1928年

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七星海岸から北へ行くと、花蓮空軍基地横の海浜公園へ出る。
景観豊かな、アウトドアレジャー盛んなエリアである。
瑠璃色の海原と眩しいばかりの陽光。
風は透き通り、台湾の若者の歓声や、
黒潮のうねりがマーブルストーンの海浜を洗う音が聞こえてくる。
それをときどきかき消す轟音。
道路横の壁の向こう、F15戦闘機が練習発着をしているのだ。
花蓮の空軍は、台湾にとって重要な東部の守りを担っている。
台湾は、中国軍攻撃時にこの東部が脆いと指摘されている。
レジャー客の横で飛び交う戦闘機が台湾にいる自分を実感させる。

ここからは、積雲のように左の視界を埋める山脈を目指し、
花咲く美しい丘陵地帯を、海岸沿いに北上する。

その道がまた格別。
国道ではなく、一本海側になる道、裏道である。

ツーリング気分は、ここにきて盛り上がってくるはずだ。。。(つづく)

写真:1 空軍基地前の公園にはバンカーが点在
   2 花咲く丘陵地帯を、タロコ目指して走る

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七星海岸に来たら、石を拾うだけではない。
突き出た南の半島のほうへすこし行くと、一軒だけポツリと
レストランがたっている。
農場というこの店。ヤギのミルクで作ったケーキとか、
ミルク系の飲み物が有名。けして美味くないが、珍しい。
そしてなによりもこの建物からの海と海岸線の眺めがいい。
なかは、バリ島クタにあるパパスのようなつくり(といってもわからないだろうが)。
開放的で、またまたタヒチにきたようだ。

ここからさらに海岸線を北上し、軍事基地へと行ってみよう……。

写真は ヤギミルクコーヒーとチーズケーキ
    レストラン前の海

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花蓮の鉄道駅のある町から西へ5、6キロ行くと、そこは黒潮洗う太平洋である。
僕は歩いても行ったことがある。帰れなくなり、タクシーを呼んでもらったが。。。

景勝地チーシン(七星)海岸は、この5,6年できれいに整備されてきて、
散歩によし、宿泊もできる。
僕にとって、花蓮は、その町と、この海と、北のタロコか南の花畑、
と強引だが3つに大別できる。
ツーリングコースは、町を基点に出発し、この海からタロコへ
向かうことにする。

チーシン海岸で泊まるという手もあり、僕もやってみたが、
近くの空軍基地から聞こえる空軍機の轟音で
目ざめてしまうので、街中のほうが静かだ。

この海岸では、タロコでもお馴染みのマーブル交じりの石がごろごろ
ころがっていて、拾うだけでもおもしろい。
サーフボード状のもの、模様が十字架や目のようなもの、などなど。。。

急峻な中央山脈の山並みがすぐ近くまで迫っているので、
海岸からの眺めはどこか南太平洋の島のようだ。

漁船から運ばれるマンボーや、羊ミルクのコーヒーを飲みながら(また解説します)、
まずはのんびり、タヒチ気分のスタート地点、チーシンビーチ。

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坂野 徳隆
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