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新春後半から明けにかけて、台湾は寒波に襲われた。
北部で7度、南部で8度と、熱帯亜熱帯のこの島では滅多にない低温がつづき、南部を中心に寒さによる病死者が続出。全土で150人以上が死亡した。
日本で同じ数が寒さで死んだら大騒ぎであり、当然ここでは深刻な問題として報じられている。
びっくりしたニュースをいくつか。
澎湖島では、熱帯の魚が養殖で何十万匹、自然のもので何百万匹も凍死し、岸に打ち上げられた高級魚を拾う人々が集まっている。白砂の波打ち際に大小色とりどりの南洋魚が凍死して打ち上げられている様は印象的。
南部の淡水魚の養殖池でも魚が弱ったり死んだりして、業者は慌てて網ですくい出荷していれば、野菜や果物にも当然大きな影響が。梨の栽培農家は新芽も花も腐ってしまったと嘆き、さらに、全土でお茶が冷気の影響で大きなダメージをうけ、今年はかなりお茶の出荷価格に影響がでると思われる。お茶のとれる高地はのきなみ氷点下の寒さとなっている。
太平山のような高い山ではよく寒波がくると雪を見物する人々で込み合うが、今回は、台北のすぐ後ろの山(陽明山)で雪のような大規模な霜が降り、数センチの高さになったため、かきあつめて雪合戦をして遊ぶ人々がでている。
台北あたりでは湿気が多く、底冷えのする寒さである。北部では寒さに耐えられても、暖房の用意がない南部では、からだを温めるために酒を飲み、そのまま低温のなか寝て、低体温となり死亡する人が台東で何人か出ている。
この寒さも金曜には回復するらしい。明日日本へ帰るが、そのまえにさとうきびスープのしゃぶしゃぶでも食べて、暖まろう。。。。
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