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バリの南東に浮かぶペニダ島は、観光化されていない神秘的な伝説の島だ。バリでは、この島に悪霊の親玉夫婦、ジェロ・グデとジェロ・ルーが住むと信じられている。
シュピースは1930年代にここを訪れ、巨大な祭壇状の石造遺跡を発見。さらに、世界にも珍しい、緑青色のコウモリを見つけ、生け捕りに成功した。
当時、緑色の哺乳類はきわめて稀だった。1940年、シュピースが発見したコウモリは新種として認定される。「ドゥブソニア・ヴィリディス」という学名がつけられた。
シュピースはもう、画家や音楽家どころではなく、冒険家で自然科学者の「ドクトル・シュピース」である。
シュピースがコウモリをつかまえたのは、こんな洞窟だったと思われる。(写真著者)
ここは巨大な鍾乳洞がひろがる、カランサリ洞窟とよばれるところだ。
シュピースのコウモリは、緑色のコケを食べたため、といわれるが、この洞窟は緑色のコケに覆われ、不気味に輝いていた。
夕方、ここから僕の眼前をかすめ、無数のコウモリが飛びたっていった。。。
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