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走路有風〜 作家・坂野徳隆の書斎からの景色
Photos & Texts (C)Narutaka Sakano 転載厳禁 *著者への連絡は上の「メッセージ」にお願いします

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台湾にとって大きな歴史的転換の年となる新しい暦があけようとしている。

国民党優勢なまま、国の将来を決定する台湾総統選挙を来月に控え、
2008年の春節を明日迎えようとする台北に、僕は来ている。

台北はこのところつづく雨で湿気が高く、風の吹き抜ける夜道ではときおり悪寒を覚えるが、
東京の寒さになれた体には春先のような陽気だ。14度から11度のあいだと、
日本の春先のあの生ぬるい、そわそわとさせる空気に似て、
農暦の新春にふさわしい心の新芽が出そうな天気である。

新しい芽はこの島国でも出現の寸前にある。
テレビをつけると、総統候補の謝と馬が街角でパフォーマンスを繰り広げるシーンが多い。
馬有利でここまで来たものの、どう展開するか誰にも予想のつかない展開になりそう
なのが今回の総統選挙。新春は両陣営ともに休んでいる暇もない。

新春が自己PRの機会になる人はほかにもいて、盛大な忘年会歌合戦を開いたのは、鴻海精密工業
の郭台銘氏で、去年スター発掘番組でデビューした青年歌手二人の歌う姿がどこのニュース
チャンネルでも放映されている。
世界最大のOEM電子製品製造企業が気炎を吐くのも、今年から台湾経済の上昇機運が
予想されているからだという噂と無縁ではない。ここまで下落気味だった台湾株が、総統選挙後
にバウンスバックするとの噂に、わざわざ株を買うために帰国する海外在住者もいるほどだ。

政治の方向性は、経済の芽にどれだけ滋養を与えられるかで決められるので、
新春のあいだ、経済にかかわる人は皆この島国が乗るべき潮流から関心を離せない。

ニュース専門TVチャンネルだけでも片手で数えられないほど多い台湾では、テレビからでも
社会の空気が伝わってくる。これから団園を囲み、僕もテレビでも見ながら、大晦日の
雰囲気を味わうつもりだ。

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坂野 徳隆
坂野 徳隆
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