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前回ご紹介したグランドガーデンの2つのフカヒレスープランチセット。
1000元(2900円)の差が出るのはフカヒレの大きさで、少々バラバラな身が入ったものが安く、大き目の姿煮が入ったものが高い。フカヒレの値段というのは元が良ければ大きさ、バラツキで決まるため、今回どちらも食べてみたものの、味も触感も当然変わらなかった。ということは安い方がいいのだが、前回のパパイヤ「丼」がつく高いやつの方がお勧めである。
さて、メインのフカヒレだが、この店のフカヒレは台北でも有名で、裏切られることはない。
フカヒレはそもそも明時代から食べられている中国の伝統的な食材だが、偽物や質の悪いものが多く、信頼できる店に行く方がいい。台北は信頼性の高い店が多いといわれる。
ここでは酢だけでなく、ブランデー(金色の液体の瓶)を加えていただく。あまりたくさん加えると味が変わるので、調味料はスプーン内で加えるか、徐々に加えつつ、いただきたい。
ブランデーの力を借りると、少しは違う。しかし、ナマコとフカレヒと花蓮のマンボーは、いまだに私のなかで食べなくても生きていられる無味の海鮮3選手である。
金色に輝きながら無意味に存在を主張するフカヒレ。台湾で独立派や中道派の台湾人からも総スカンされて日本に帰化した金色の名字を持つどこかの胡散臭い婆さんと同じように、あってもなくてもいい存在なのかもしれない。そんなことを書くとヒレを切られて生殺しにされたフカレヒが可哀そうだから、キン婆と比べるのはやめておこう。ヒレを切られても、台湾という五色の強魚は五星印シャツを来た漁師の赤いボートを転覆させ、自由の海を泳ぎつづけるはずである。
さて、デザートを食おうか。またパパイヤがいいなぁ。
「台北豪園飯店」座落於敦化北路232號
GRAND GARDEN Taipei
http://www.grandgarden.net/about/grand_garden_taipei.htm
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