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ヴェネチアの酷評に耳を塞ぎ急遽帰国した監督さんらご一行が、総統府前で馬総統らに「セデック」の前編だけを見せた。
馬は感動して涙したそうだ。
前編だけ見て、そんなに自分の中国から来た軍人家族の過去、日本への恨みを思い出したのでしょうか?
ちなみにこのプレミアは、前編しかやらない。映画が長すぎるから、らしいが、いかにもそれらしいイベントである。
舞台挨拶に立ったスタッフの中央には、ジョン・ウーがいかにもこれは私の作った映画です、といわんばかりに立っていた。彼はヴェネチアで99.5点だと、自分で「作った」映画に高得点をつけて自画自賛したようだが、それもまたこのセデック・アカ……いや、バカ、いや、バレという映画の特徴を物語っている。0・5点マイナスだったのは、モーナが二丁ライフルを連射しなかったからだろうか。
まだ見ていないが、見る前からこんなに中身が気になり、なおかつ絶対見たくないと思うのは、カタクリコ坂から……いや、なんだったか忘れたタイトルのバカ息子の作ったアニメとこれくらいだろうか。ジョン・ウーは初期の香港時代作品とその人柄、アクションシーンのセンスが好きだが、やはり香港人の心の闇は深く、覗くことがかなわない。中共のスポークスマンのようになったジャッキー・チェンの例もある。ウーは次にフライングタイガーの映画をつくるようだが、これはまさに馬が感涙する作品にちがいない。そのときは元総督府ではなく、蒋介石座像の見下ろすいわくつきの公園(コロコロ名前が変わるので)の敷地内(80年前は日本の歩兵連隊基地)で再びプレミアをやるのだろうか。
もうどうでもよくなったので、セデックについてはまたいつか、そのDVDでも見たときにでも。
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