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小雨に煙る肌寒い元宵節の夜、台北の芸術コンサートのシンボル的な国家戯劇院で、ピナの『Palermo Palermo』を鑑賞。
巨大な壁が倒れる有名なオープニングのあと、そこから巻き上がった埃で場内は咳き込む台湾人の声が充満。出演者はタバコを吸い、天井からさらに砂を撒いて煙の代りのような演出までするため、空気がずっと悪い。台北ではこの数週間、ノロウイルスが大流行していることもあり、なにやら不穏な空気が漂いはじめる。(旅の方、気をつけるように)
しかしそんなことを気にしていてはいけない、と演技に集中。
「Kiss me, hug me」と男二人に叫び求める主役格の年配女性。顔にトマトを投げつけられるのは乱暴にイタリアっぽさを出しているということか。乾燥スパゲッティを一本ずつ裸の胸に刺すおじさんからもそれを無理やり感じるが、なにやらひいてしまう。見る者の感性におまかせという作品は、最初の埃のせいか、感性の感度も低下ぎみ。
シチリアのパレルモをモチーフにした作品らしいが、以前2週間も旅したパレルモの雰囲気は、ステージから感じられず。
印象に残ったのは、台湾人サキソフォン奏者のパフォーマンス、日本人女性ダンサーの全裸のシーンと、その日本語で「旦那」に罵声を浴びせるところか。日本語のわかる台湾人でも、びっくりしただろうな、あの狂い様は。。。。
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