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走路有風〜 作家・坂野徳隆の書斎からの景色
Photos & Texts (C)Narutaka Sakano 転載厳禁 *著者への連絡は上の「メッセージ」にお願いします

書庫台湾の食べ物

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食の島・台湾では、普通のカフェでも安価な定食がいただける。
肉、魚、洋食、和食、といろいろあるが、よく見るのが、写真のような
サイドディッシュとライス、スープ部分が一定で、魚か肉を選ぶ
という定食。これにコーヒーがついて、だいたい500円前後。

これは台北市内のとある店でのメニューだが、
白鯧魚(マナガツオもどきの魚)は日本では見られない高級魚で、美味。
安い。旨い。

台湾へいったら、カフェ(といっても、都内でいう洒落た雰囲気のカフェではなく、
外観からこれは洋式だな、という店)でランチやディナーを
ためすのも、らくちんだし、安くて案外旨い。お試しを。

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先日、台湾中部を取材して台北へ帰る途中、うちのマアが学生時代より食べていたという、彰化の肉圓(肉マンのようなもの)を食べに行った。

肉マンとはちがう。半透明の片栗粉の皮というより塊のようなもののなかに、大粒の具が入っていて、いかにも台湾風の甘いタレがなみなみとかかっているシロモノ。(片栗粉ではなく、実際は甘薯粉という、芋の粉だ)
自分的には、このテのものは、苦手である。見た目がグロい。片栗系は、どうもからだに悪そうだ。

しかし腹が減っていた。
いや、なにごとも、やってみないとその快感はわからないものだ。
そしてねちょねちょの外皮をフォークで遊び、恐る恐るシイタケちゃんと、豚肉ひときれを、皮といっしょにすすりとる。

なんだ、このもちもちした触感と、口中に広がる豚肉の旨み、ダシ汁の競演は……。
米でつくったという掛け汁との相性も絶妙だ。

断言する。
台湾中部の彰化へ行ったら、この名物料理を食いなさい!
いや、行きなさい。

食わずんば、死ねん。

冷静に。
肉圓は、台湾の夜市でよくみかけるかもしれないが、ここがその発祥地であり、台湾中から食いにくるらしい。うまい店はふたつあり、そのうちのひとつがこの阿璋肉圓。
創設は1948年。


豚肉は、後腿肉という部分で、たまらなく旨く、柔らかい。

肉圓の故郷彰化では去年ネットによる肉圓人気ランキングが発表されたが(http://www.alluni.com.tw/maone/)、上位にランクされたのは台北の店が多い。それは、台北人がコンピューター普及度においてずば抜けているためである。
彰化あたりのおばちゃんおじちゃんはネットのネの字も知らないからね。

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台北は、立法院すぐ近く、レトロな雰囲気の「蘇杭」。地元の人には有名です。
お勧めはいろいろあれど、まずは、甘味の、このチャーシューパオを食ってみい!

舌の上でとろける肉は、かならずあなたを快感のすえに殺します。

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坂野 徳隆
坂野 徳隆
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