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走路有風〜 作家・坂野徳隆の書斎からの景色
Photos & Texts (C)Narutaka Sakano 転載厳禁 *著者への連絡は上の「メッセージ」にお願いします

書庫バリの食べ物

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バリ島のメシはどんどんセコく高くなる店と、変わらぬ店、逆に良くなり安いまま、と3つに分類されて、客は後者ほど増えていることがはっきりとしている。

ウブドゥのカサ・ルナはすでに十数年のあいだ、けっこうヒイキにしていたが、おまえもか、という悪例になってしまったのが悲しい。

まず写真のように、量が気に入らない。これでドリンクつけて1000円なら、日本のカフェとかわらねぇじゃねぇかよ。前は男でも一皿でけっこう腹にたまったのにね。暑いなかモンキーフォレストの宿まで歩いて帰ったら、腹がへって、鳴ったじゃねぇか。

ジャネットよ、へんてこな読書クラブやってないで、店の危機をなんとかしろよ!

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フォーシーズンズホテルに泊まると、豪華な朝食を食べることにしている。

日本円にして、最低でも6000円は雑誌会社の金で食わせてもらう。

メニューは暗記しているので、顔なじみのスタッフにつぎつぎと告げるのだが、和風、インドネシア風の弁当、コンチ、アメリカンから奇妙な組み合わせで注文すると、テーブルが四人前くらいのディナー御膳になる。しめてだいたい60ドル。安いもんだ!

朝から食いすぎて働けなくなるのが辛いだけで、あとは天国のようだ。サヤンならまずミルクを飲み、渓谷の景色を見ながらこのような弁当(写真は携帯で撮ったので鮮明ではないけど)インドネシア風でも食べて、お次にフルーツサラダやフレーク、パン、ベイクもののコンチディッシュ、コーヒーでしめる。

えっ、仕事はなんだったっけ?

朝からカロリーの取りすぎには注意しましょう。

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さて、またチャンディダサというバリ島東部のデッドビーチタウン情報を。

死んだリゾート集落に夕陽が落ちると、ひとりひとりと亡霊のような旅行者の影がメインストリートへあらわれる。能天気な昼間の余韻を引きずるように、ビールと適当なメシを求める旅人たちは火炎樹の並木通りの歩道で立ち止まり、さて右へ行くか、左へ行くかと首を振る。
亡霊街チャンディでは、ホテルやバンガローが並ぶこの海沿いのメインストリート沿いにしかレストランはないのだ。
「千と千尋の神隠し」の中華風食い物屋街のように、夕暮れのなか亡霊の影が火炎樹の下を歩き出す。15年前の往時に比べると、亡霊(旅行者)は恐ろしいほど少ない。
客引きの声やディスコの音響が響き、今夜の映画を示すレストランのチョークボードが道端に並んでいた頃など、すでに前世の記憶。何度も臨終している僕は、この亡霊街でもおいしいところを熟知しているので、迷わずに蝋燭の灯りをめざして浮遊していく。。。

はい、これが今夜の供物。
ストリートの西端近く、坊主頭の和尚似のオーナーがふてくされながら開いているレストラン、「ゲッコー」だ。
チャンディダサ・プローン(大海老)。900円くらいで、スープとデザート、ドリンクがつく。このメニューはもうなくなってしまったが、和尚かコックに言えば、つくってくれる。いい加減なのではない。やる気がないのだ。亡霊の供物なのだから、メニューも考えてみれば、いらんだろう。

香ばしいこのエビに、ビールやカクテルがよく合う。店も、和尚がやっているだけに、ほどよく暗く、ムードがある(というか、照明が買えないらしい)。エビの右の三角形の白いものは、ライス。なんと供物のような雰囲気か。。。
潮騒を聞きながら、新鮮なエビのグリルとビールで合掌、ではなく、乾杯。。。亡霊街とそこが好きな私に。。。

(写真 著者撮影といいたくないほど写りの悪いもの)

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チャンディダサはバリ島東部海岸にあるが、この5,6年まったくのデッドタウン。ゆえに僕にとっては天国のようなところで、ひと気のないホテルやレストランを満喫している。

そんなところのメシがうまい? ご安心を。客が来なくてもつぶれず、一応安心なのがこの島の不思議な常識。

ここの名物はほかにもあるが、いくつか飽きると、これを食べながらビールをちびちびやるのが天堂(天国)。と、中華風の紹介のとおり、華僑経営のこの店の味は、インドネシアで無難な味を保証してくれる中華の王道に沿っているのである。

最初コ・サムイ風の草葺屋根のあばら家だったこの店も、この味のおかげで客が増え、ここ数年ですっかりきれいになった。。。「パンダン」のイカン・アカン・オカンでした。(冗談)
(写真 著者。皿がメインのイカンではない。ドカ〜ン!)

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シュピースが住んだチャンプアンからネカのほうへ行くと、隠れ家的レストラン「モザイク」がある。
オーナーのフランス人シェフ、クリス・セランさんは、ミシュラン3つ星レストランの出身だ。現代風フレンチにアメリカ料理の技巧をとりいれ、材料はそれぞれの本場から仕入れて、味はバリ島のスパイスを組み合わせるなど、フュージョン・フレンチといった感じの創作メニューを得意とする。

今回食べたのは、3コースセットメニュー(4500円くらい)。そのなかのサラダがいい。
ソフトシェルクラブやトーストブレッドで挟んだシーザースサラダである。外はカリっとして、クラブもバリバリ、カリカリ、そしてサラダ部分がジャワジャワ(島のような……)という感じで、触感が異なり、スパイスの効いた野菜部分が最期に舌に前菜のさわやかさを残してくれる。

この店、店頭部分に安くておもしろいアクセサリーショップエリアをつくったので、食べなくても、ぜひネカのほうへ行ったら、寄ってみたらいい。

チョコルダというマネジャーがいたら、「日本のライターの坂野がお勧めしていた」と言えば、なにか安くなるかもしれない。。。

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坂野 徳隆
坂野 徳隆
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