コトワリ

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壁の中

○ 結婚詐欺の疑いで逮捕された無職の女(34)=東京都在住=

はっきり言いますけど、犯罪行為は一見他人だけを傷つけているように見えますが、本当は自分を汚し、傷つける行為です。
それにしてもどうしてこうネット犯罪者って同じような目付きをしているんでしょうね。(-_-;)

○木さんの著書から少し引用させていただきますが、
『「幸せのようなもの」とは「幸せのような感覚」(イミテーション、仮想現実)を与えるものである。

たとえば、高級品、豪邸、ブランド品、豪華料理、金持ち、学歴が高い、美人、ハンサムなどはすべて、比較でしか意味を持たないものである。
比較することで意味を持つものは相対的なものである。

たとえば誰よりも早く係長になっても、また次の競争が待っている。その競争に勝ったとしても、また次の競争が待っている。
その競争に勝ったとしても、また次の競争が待っている。

競争はきりがない。お金もきりがない。しょせん「しあわせのようなもの」

「しあわせのようなもの」は麻薬であり、一時的な満足しか得られない。だから、麻薬を求め続け、量を増やし続け、麻薬中毒になってしまう。

現代の社会の最大の麻薬は、お金である。』 〔選択可能な未来〕

問題はこの戦後教育世代の強固な無意識のささやき・刷り込みに全く疑いを持たない、物質・拝金信仰原理主義者が山ほどいること。

・・豊かになること自体は悪い事だとは思いませんが、程があると思います。

○ 今年の桜が咲く前、3月のある日のこと。
みたらしから研究所へ向かう途中、大きな山桜の木があるのですが、その下の芝生で五人くらいの年輩の方が先生と一緒に立ち話をされていました。
話しの詳しい内容は分からなかったのですが、何かお互い離れて円陣を組むようにして
立ち位置を決めて、そこの場所からだと…といった感じで話されてました。
お邪魔しちゃいけないと思い何気なく会釈をして通り過ぎようとしたのですが、少し驚いたのは、その中にとある企業の名誉会長さんがおられたからです。先生と何か下を向いて話されていました。
この会長さんは経営の才もさることながら、心をずっと鍛え磨いていらした方です。
何かになってやろう、金儲けしてやろうなどと思わず、ただ一心に身を粉にして社会のために働き続けてきて。
さらに日本の○○料金は高すぎる、もっと皆さんに欧米並みの低料金で○○サービスを提供出来たら・・
と思い、もう一つの会社を立ち上げようとした時、周囲のほぼ全員から反対されたそうです。それでもその会長さんは会社を立ち上げることを断行しました。

その際、ほんとうに自分は私利私欲で動いていないか、皆さんのことを考えて事業を行おうとしているのかどうか、その心に私心ありやなしや・・・と、半年間内観を続けられたのだそうです。

・・現在はもう一つの会社も結果として世界的な企業に育ち、業績をあげています。ご著書も随分と部数をあげていらして。

○ 般若心経。・・・これ、面白いですね。あちこちの団体でも万能アイテムのように使われています。
ただ意味も分からず唱えるだけより、経の説く内容を理解し念を乗せる努力をしたほうがよいと思います。
心経においても現象に実体はない、との記述が繰り返し出てきます。つまり、こうしたエネルギー信号が来たらこう認識・反応しなさい(てゆーかみんなでしようよという合意)、という無数の約束事があるに過ぎない、すべては関係性だと言うのです。(記号論・縁起の法みたい)

ネット上のショッピングサイトで様々な画像を見て、「わぁー美味しそうなケーキ!」「このダウンジャケット、あったかそう・・」と反応して思っても、現物がそこにある訳ではありません。アバターだってゲーム上のアイテムだって同じこと、欲しい!と思って手に入ったとしたら・・・現物は無くとも仮想世界にあるだけで、それでも脳はたっぷり反応して、色々な想念を生み出します。

○○○○さんは狂王の試練場に嵌った一人ですが、彼女はコンサートや作詞作曲、収録の合間に暇をみつけて、コツコツとファイターやシーフ、魔法使いや僧侶に好きな名前を付け、パーティを育てていたそうです。
ところがWizには地下4階のコントロールセンターを護る衛兵たちによる罠が待ち構えています。

これ以上の階下に進むならワシらを倒してからいけ、それくらいのレベルでないとこの先のモンスターは倒せないぞぅ、というニンジャさんたちのアレ。

・・案の定、○○さんはせっかく育て上げたキャラクターを次々と首ハネされ、血の気の引くような思いをした挙句、酒場に戻され再生にも失敗し、ほとんどのキャラクターの墓標を作ってしまったそうです。

そして○○さんはその出来事に寝込んでしまうほどの大きなショックを受け、二三日何も手に付かなかった、一週間後の放送でも頭からそのコトが離れなくてとても辛い・・と、切々と話されてました。その分、キャラクターたちに深い愛情を込めていたのでしょう。

・・これは別に現実に起きた出来事ではありません。自分や家族がニンジャたちに地下道の中で襲われて首を切られて死んだわけではありません。
それでも、実体のない仮想ゲームの中の出来事に現実に心は苦しみ、後悔に苛まれて寝込んでしまうほどの悲痛を味わってそれを引きずってしまうのです。体験は脳にとっての真実だから。

二次元線描画ゲームだろうと、三次元立体現実ゲームだろうと・・もっとも痛覚や味覚まで備えた現実ゲームだと、スイッチを切ったあとも色々念を残す、ハマり具合は深いのかもしれませんね。

外の世界で起きた出来事に対してただ無意識的に右往左往して終わるのでは、動物とあまり変わらない。内面の自由選択さえ破棄した、ゲームの世界にどっぷりつかって現実と仮想の区別さえつかなくなった状態。(もっとも、エネルギー自体を創造出来るなんて、そんな○○○○のレベルに達したひとは数千年か数万年に一人現れるかどうかだそうですが)

受け取るエネルギー自体に変わりはない。(私たちは永遠に○○を見る事は出来ません。これは科学的に証明出来ます)現実はないんだ、苦しみもない、カルマも何にもないんだ、ワーイ… ゲームの中の出来事で永遠じゃないんだ!といくら叫んでも子供のイジメが無くなる訳もなく。打ちっぱなしに汗を流して、仕事で汗を流さなければ年収もさほど変わり映えしないでしょうし、他人の税金を隠したり掠めとるのがお得意の公務員や官僚がロボットに交代するわけでもありません。

関係性を構築するプログラム自体、そしてそれに引きずられるように仕組まれた心は存在します。私達にはその解釈を変える自由があるだけです。現実をどうとらえるか、自分の在り方を決めるのは自分ですから。個々の存在に個有のエネルギーの受け取る位置があるので、それをどう受け取り解釈、想念を創造するかの選択は許されています。
・・外的要因に右往左往せず、どのような人生ゲームをも楽しめるように逞しい魂を育て上げるため、練習しているみたいです。

意識的に生きるって、はじめはピンと来なかったのですが、最近は良く理解できます。
心が苦しみを産み出し深めていく過程、(仏教ではこれを○○○に例えて説明しています)
また、なぜエゴが必要なのかということ、カルマから逃げないとなぜアレを手に出来るのか、ということも。

脳の中では常にエネルギー再変換の際にこう変換しなさい、という横槍が入っています。・・コレを見出すのがもう楽しくって、ネコにマタタビです。

○ いわゆる試練や苦難はその人間に何かを気付かせようと呼びかけている。

厳しいことを言うようですがそんなにストレスのない世界が欲しかったら、別にこの世に生まれてくる必要はない、陽の世界のあの世にずっといればいい。

自分の未熟さを認識する上で、他がいてどうしてもそっち方面に引きずられる物の世界は、とてもよい絶好の機会の場なんですから。

この子の七つの・・ 三

「 結局私には相次いで三回、死産が続いたのですが、なぜこんな事に・・・と思って、答えを求め、あちこちを訪ね歩きました。

実家も嫁ぎ先も、どちらも、子供が出来なくて、養子をもらった代が続き、何か深い因縁がある事は分かっていたのですが、詳しい事は教えて頂けませんでした。

その後、お宮にご縁を頂き、やっと一人の男の子を授かったのですが、七五三のお詣りの際に突然下駄の歯が欠け、神詣りなのになんでだろう、不吉な・・と、占って頂くと、このままでは、この子は七つの年を越えられない、と言われたのです。

私は必死になりました。
わたしが、いったい何をしたと言うのでしょうか、と。

そして、前世をお調べして頂いた時に、はじめて、天神様が御降臨されたのです。

四百年前、戦の駆け引きにより、汝に宮を焼き払われた。  数々の不幸は、その前世の罪によるものである。   ・・・この度、大神様の導きにより、汝の罪を許す。

精進せよ、精進を怠るな。

と、お言葉を頂きました。



それまで私は、なぜ自分だけがこのような目に遭うのだろう、私はよい人間なのに・・と思っていました。

悪いのは、運命を、世の中を作った神様だ。
そう思って、ずっと自分を正当化していました。

今回の人生で苦しみを受け、自分の罪の深さに気付くことを望んだのは、実は、私自身だったのです。

それは、普通に、当たり前の幸せな人生を送っていたのでは、解ろうとしない・・

ギリギリのところに追い詰められなければ出てくる事の無い、自分の心の中に潜んでいる、ほんとうの自分(の前世)の姿でした。

お蔭様で子供は、七つの年を無事に越えさせて頂くことが出来ました。

今でも欠かさず、毎月二回、神様へのおわびと、感謝のお祈りを続けさせていただいて
おります。  」






                                    ー

  

この子の七つの・・ 二

小田原攻めが終了し北条氏が滅んだ後、右京太夫義宣は常陸介とともに、かねてからの念願であった領内一円の平定に取り掛かった。

宿敵藤次郎政宗は筑前守に睨まれ、身動きがとれない。 
後方の憂いを無くした軍勢は、次々と不穏分子であった中小勢力に襲い掛かり、その攻めは苛烈を極めた。

長柄組新九郎信元は三本旗幸左衛門昌親と共に中原攻めに参じていた。 両者ともに長柄物を好み、昔から肝胆相い照らす仲だ。

周囲に脅威となる敵はおらず、政宗勢との前線からも遠く、名ばかりの居城であって、残す必要は無い。
周囲に稲わらを積み上げ、焼き討ちの準備は整ったが、一瞬、走り衆達は躊躇した。

城の一角に、方位除けの天神様が祀ってある。

幸左も小声でつぶやいた。
「 ばちくさ、あだんねか。」

「 なじしたい。 」
信元は怒声を発した。
「 東様のゆーごとぎげねーてが。」

叫びながら、自ら拝殿に菜油をぶちまけ、松明で火を放つ。


癸亥の夏、付近一帯を襲った野分による大水害で信元は妻子を失っていた。
武州より急ぎ帰る道すがら、必死で神仏に祈りを捧げていたが、その願い虚しく、妻子は屋敷もろとも土砂に押し流されていた。
応仁の乱以降、相次ぐ戦乱に加え、疫病、飢え、それに災害。
惨禍は、どこにでも転がっている。

呆然と立ち尽くす信元の心に、ふつふつと怒りが湧いてくる。


よくぞここまで。


神仏がいるとしたら、何の恨みがあって、ここまで人を苦しめ、悲しませるのか。

なんの、神仏など居るものかよ・・・


信元は、仁王立ちし、炎上し、焼け落ちる天満宮を、瞋恚の宿る目で眺めていた。



どうだ、罰を当てられるものなら、当ててみろ。

この世は地獄。

地獄地獄・・・・・ 。





城の中は錆びくさい血の臭いで充満している。


最後まで残った兵と、つい先ほど刺し違えた一族の骸が累々と折り重なっている。
盾となってくれた近習達も、既に動かない。 
下から放たれた火勢が、強くなる。

「 もうよい、もうよい。  休め休め・・・  」
城主中原四郎は自分を囲んでいる、次第に冷たく、重くなっていく、皆の体を横たえた。
もはや逃げる術は無い。頼みの但馬守重通は既に逃げ落ち、城は大海にぽつんと浮かぶ、小さな孤島のようだ。

具足をおろし、本丸から姿を現す。
一瞬下で見上げていた攻め方が静まる。
鉄砲衆が遼町筒を向けるのを、大頭伊賀守が無言で制す。

空は、澄み切って、雲ひとつない。
真下の、燃え盛る紅蓮の炎と煙、折り重なる死体と血の海とは対照的な、のどかな風景がひろがっている。
 
刹那、無残に焼け落ちた天満宮を踏み、睨みつけている新九郎と目が合う。

生くるも、死ぬも・・・・     
何事か、四郎は呟きながら、少し目を細め、脇差を腹に当てて掻き切った。


続き、血が下がって倒れそうになるのを堪え、刃を頚動脈へ持っていって引き抜き、血飛沫を青い空に舞わせた。







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この子の七つの・・

「 みんなもっと、ちゃんと拭けよなぁ。  ・・・・ぶつぶつ。 」
春まだ浅い平日の午後、幸一は、道場の畳を雑巾で拭いていた。
ふと、人の気配を感じて顔を見上げると、玄関に誰かがぽつんと、寂しそうに立っている。

「 こんにちは。 」
「 ・・・・。 」

幸一は、つい、正視出来ずに目を落とした。  信子が、二度目の流産をしたことは、父親から聞いて知っている。
「 ちよっと、 使わせてもらってもいい? 」
「 いいけど、大丈夫? 」
「 うん。  家にいるとクサっちゃうからって、追い出されちゃった。 」
「 ・・・・・・ 俺、ちょっと買い物頼まれちゃっててさ。 好きに使っていいよ。 」


残された信子は、袴を着け、左右体を傾け、後ろへ倒れる受身を終えたあと、杖を取る。
昔からどういう訳か、木刀より、杖を操る方が、しっくりくる。

臍下丹田に意識を下げ、右足を後方にずらす。
正中を突き、杖を手の中で滑らせて戻し、下段を右から払う。
またすぐ、上段に振りかぶって、打ち下ろし、繰り返す。

生まれてから今まで、そんなに悪いことをした覚えなんて、無い。
なのに何故。
 
友達も、親戚も、お隣の子供も、みんな順調に出産して、スクスク育っている。

初めての子の、エコーの結果を知らされた後から、今に至るまで、なんだか悪い夢の中にいるようで、現実感が無い。
ふたりとも、30週を越えていて、流産ではなく、実は死産だった。

捨てられて、死んだ赤ちゃんが見つかるニュースを聞くたび、頭がクラクラした。  

ふざけんじゃないわよ。 そんな事するくらいなら、あたしに赤ちゃんよこしなさいよ。 
神様、もういい加減にして。

いや、この世に神様なんて、いない。

この世は地獄。

地獄ジゴク・・





                                          →

その四 処暑

「  ある時お宮に、中年の女性と、二十歳前後の男性がお詣りされました。  親子であるとの事でしたが、若い男性は、心の病をお持ちでした。
目は虚ろで笑みを浮かべたまま、時折、奇声を発し、裸足のまま座敷を飛び出され駆け回る様は何とも怖ろしく、からだが強張る思いをしました。

いつもの様に、御神前で、御因縁様を出して戴きました。  するとこの方の三代前のご先祖が、難船に遭って死んだ人のお金を着服され、ご遺体の方は見捨てて来てしまったとの事。

その為、未だに浮かばれぬ者達の障りを受け、様々な不幸、災難がこの方の家を襲っていたので御座います。

誰も見ておらぬと思うたか。
 
己の家だけがよい思いを出来れば、死者の家の事などどうでもよいと。
仏の方をうち捨てて魚の餌にしおった。

板子の上で身を預ける者に、あるまじき業・・・・

灘を管轄される船魄様も、お怒りの止まる事がありませんでした。

するとそれまで落ち着かずにうろうろしていた男性が、御前に正座され、静かに項垂れてさめざめと泣き始めました。

それを見た、今まで胡散臭そうに口をへの字に曲げておりました母親は、倅が正気に戻った事を知り突然おおおぉと、大声を上げて泣き出したので御座います。

しばらく境内にはお二方の泣く声が、蝉の鳴き声と競うかの様に続いておりました。

やがて、泣きはらした顔をお上げになり、今までそのような因縁のある財とは知らず当たり前の様に勝手気ままに使い、今の世の中金さえあれば叶わぬものは無いと思いあがっておりました・・・ 
と、畳に額を擦り付けて深くお詫びなさいました。

・・・・奇跡など役にも立たぬ。 のどもと過ぎれば同じ事。
人の心のかわる事の難しさ。千年やそこらでメグリが解ったなどと申すなよ。

如何に富を成すとも心が貧しくては真の幸せは来ぬ。
今日から先祖に代わって深くお詫びし、死者の霊を弔う様に・・・

と、じゅんじゅんと、お諭しあそばされたので御座います。

お二方の家は、三代前に突然財を成されたそうですが、それまで貧しくとも、皆元気で過ごしていた家族が、バタバタと病に倒れ、事故に遭って亡くなる方、気のふれる方も相次ぎ、お金はあっても、災難続きの家となってしまった、と・・ 

お二人は、途中何度も何度も振り返り、頭を下げて、帰って行かれました。

御本宮へつづく石段が、陽炎で踊るように揺れている、暑い盛りの頃のことで御座います。 」





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