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津軽から両親を呼び寄せた15年前、
捨てても良さそうな品々を、
その価値に見合わないほどの丁寧さで梱包し、
4トントラックに満載して引っ越してきた。
その中には、大切に育てていた庭木も。
那須で庭いじりがしたいと楽しみにしていた父も、その2年後には他界した。
そんな遺品とも呼ぶべき庭木も成長し、
特段、コマメに手入れをしている訳ではないが、
毎年、綺麗な花を咲かせてくれている。
一緒に仕事がしたかった、
そんな父の面影を、
春になると懐かしく思い出す。
残った母は認知を患い、
3年の介護の末、脳こうそくで倒れ、
全身不随、言葉も発せなくなって寝たきり、
流動食だけで頑張って、今日で953日目。
先月は86歳の誕生日。
世界一の日本の女性の平均寿命は86.99歳。
さあ、あと少しだぞ、
世界一まで頑張れ。
父 楽し
母 強し
!(^^)!
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母
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あれから一年。
年に一度の納涼祭の日がまたやってきた。 2年前から母が入所する
自宅すぐ近くの施設で行われる恒例の行事である。
施設近所の方々もお誘いしての
盛大なものである。
激しい夕立あり、との天気予報と
3時間もの長い間、
椅子に座っていられるかどうか心配だったが
どちらも、どうにか持ちこたえてくれた。
月ごとに体力も弱まり
記憶も遠のいていく様子を傍で見つめ感じている。
それでも、母の日々は安穏そのものである。
その母に、
目の前から真上に大音響と伴にあげられる
大きな花火を
去年同様
是非とも見せてやりたかった。
首をもたげているだけでも大変だったに違いない。
何を感じ
何を思っていたかはわからないけれど
今年も天に広がる大輪を
一生懸命
最後まで眺めてくれた。
嬉しかった。
どうか、来年も一緒に見れますように。
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