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ササグモには、類似種として、シマササグモとかクリチャササグモとかコウライササグモがいるのだそうです。
日頃、我庭で見かけるササグモは、その名の通りごくごく普通のササグモだと想います。私は、特に珍しい種を求めているわけではないので、普通種であろうが大歓迎です。
何故なら、消毒が蔓延した庭は、人にとって益虫と想われる種の来訪も無くなるからです。そこに、珍しいも普通もありません!
例えば、駆除のためにまいた消毒で一旦は滅亡したアブラムシは、直ぐ耐性が付き又増えますが、その消毒で死滅した蜘蛛などの益虫は、なかなか戻っては来ません。
そう言う意味では、NO消毒の我庭は、虫にとっての最高のパラダイスなのではないでしょうか?
根が呑気な私は、新聞を取りに庭に出てはボ〜〜〜ッと!
洗濯物を干しに庭に出てはボ〜〜〜ッと!
眠気覚ましに庭に出てはボ〜〜〜ッと!
とにかく、庭でボ〜〜〜っと、ひたすら虫を探すのが日課の私!
こんなに呑気で許されるのかな?
ボ〜〜〜ッと、普通種を眺めては虫の不思議を想い、独り感動する毎日。
例えば・・・
獲物をジ〜〜〜ッと待つタイプのクモには、頭胸部を下側に向け静止する種が多いと耳にしたことがある。どうやら、ササグモも例にもれずその姿勢のようだ。と・・・ 「腹部の模様に注目して頂きたい。」
写真は、クヌギの枝・葉に紛れ餌を待つササグモの様子です。 「はて、ササグモが持つ、この模様と姿勢の特典は何でしょうね?」
写真は、クヌギの側芽です。 「老眼の私にとっては、、ササグモとクヌギの芽が同じに観えてしまう時があります。
(ここが特典ポイントかな?」
クヌギの葉裏でアブラムシを捕食するササグモです。 その様子も、どことなく・・・
・・・こんな感じに観えてしまうのは・・・私だけかな? 「ジイ、もう少し度の高い老眼鏡を宜しく〜〜〜」
老眼でも、まだ日が高いうちは何とか観えるのですが・・・
日が陰って来ると・・・
「・・・?・・・えっ、これってササグモ?それとも・・・?・・・」となり、どうもいけません。 まあとにかく、ひがな一日ボ〜〜〜ッと虫の不思議と戯れてさえいられれば機嫌のイイ私です。そう言えば・・・
「堤中納言物語」のなかに「虫めづる姫君」と言った、虫好きな方なら誰しもご存じの有名な物語があります。この物語は、平安時代〜頃に作られたとされてますね。
{主役の、虫好きの姫君は、他の女性とは一種異なり、イモムシやその飼育を好み、観察を通して物事の本質を追求しようとされました。:物語上のことではありますが}
なにはともあれ・・・
「対象が希少種であれ普通種であれ、虫の観察を通して物事の本質を追及されようとした姫君のその姿勢が素晴らしい(えっ?ユニークだったっけ?)・・・と・・・平安の頃から語られていた。そのことに先ずは感動致します。」
「生物好き、虫好きの特典て、いったい何なのでしょうね?」
「もしかすると、物事の本質を一早く見抜くことが出来き、それを生き抜く力に変えることができる・・・なのかな?」と、感じたりもします。が、如何せん呑気者ですから、その答えを出す日は遥か彼方、先は程遠い様です。
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蜘蛛
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・・・もとから片頭痛持ちの私、近頃のどんよりとした天候は大の苦手である。
(*:何故か、今にも雨が降り出しそうな日は大抵頭が痛くなる)
朝起きがけに先ず想うのは「ああ、良かった、今日は、頭痛くない!」だ。
・・・天気が悪ければ、屋外での虫観察・虫撮影は難しいし、近頃のカープは負けてばかりで腹も立つし、やはり気晴らしには!と(宝塚歌劇団:花組:明日海りお様のDVDを観て観て繰り返し観て・・・気分を高揚させるしかない!)
・・・いつものように、みりお様のDVDを流しつつ読書にふけっていたところ・・・突然、何かが目の前を横切った!
・・・ミスジハエトリ(ハエトリグモ科)メスの亜成体(あと1回脱皮すると成体になる個体)だろうか?(屋内でも虫観察は可能であった!)とばかりに、勇んでカメラにその姿を収めた。
・・・この、ミスジハエトリのオスは・・・
・・・頭胸部や顔面が鮮やかな姿をしている。 ・・・捕らえ、屋外に逃がしてもいいのだが、もともとが屋内性であり、また、嫌なコバエなどの衛生害虫を捕らえてくれる場合もあるということで、私は、例えハエトリグモを見付けても、そのまま放置することに決めている。と、面白いことに(と言うか、当たり前のことではあるが・・・)
・・・毎夜・毎夜、目の前に訪れ、私と戯れてくれるようになった(と言うか、無理やり写真を撮らせてもらっているのだ)
・・・撮影するために懐中電灯を当てると、光に向かって飛び跳ねてきたり・・・ (*:1・2枚目の個体とは異なり、↑の個体は、ミスジハエトリ(メス:成体です)
・・・まるで猫が行う行動そっくりに、捕らえた餌をわざわざ私に見せてくれたり・・・
・・・こんな茶目っ気あるハエトリグモのことを、私は嫌いではない。
・・・「でも、ちょっと待って!あなたが捕まえたそれっ・・・何?それって、屋内で捕らえた虫よね!やだっ!ちょっと・・・どこにそんな虫居たの?屋内に虫が入り込んでるってこと?いやだよ〜〜〜!どこどこどこ?その虫何処で捕まえたの?」と、台所の電灯見上げて驚いた!・・・「ゲッ!・・・虫!」
・・・確かに、私の生まれた田舎の実家では、部屋の電灯に多くの虫が飛んできてたし、それを観てどうのこうの想うこともなければ怖くもなかったが、慣れって怖いもの・・・今では、怖いし嫌なのよ!(屋内に見知らぬ生物が入り込むと慌ててしまうイレギュラーに弱い私)
・・・「再び待てよ!そうか・・・(見知らぬ生物でなければいいのだ)ミスジハエトリが捕らえた虫の正体さえ判れば、何も恐れる事は無い。となれば、電灯に集まった得体の知れぬ虫を捕らえ集め調べるしかあるまい・・・どれどれ・・・」
・・・体長は、約2mm。で・・・ ・・・「これって・・・カ・ハエ・アブでもなければ、ハチでもない!ひょっとして・・・アリかな?翅を持ってると言うことは、結婚飛行のために飛び立ったオスアリの可能性があるのでは?」と想い・・・アリの様相か?否か?の確認のために顔を撮影してみたところ・・・
・・・アリの様相とは異なり、頭部の大きさに対して眼が大きすぎたため、(やはりアリではなく、ハチの類かな?)と、私の勘違いを疑い更に調べを進めてみたところ・・・ ・・・(←)が、いかにもアリの腹柄節(ふくへいせつ)を想わせる様相だったので、ネットで検索してみたところ・・・ ・・・ミスジハエトリ(メスの成体)が捕餌してたのは、キイロシリアゲアリのオスではないのか!(?)と言うことが判りました。 ・・・もしも、写真の種名について、私の推測が当たっていたとしたならば!
・・・(初観!初撮!の虫)となり、意義ある虫観察の機会を与えてくれたミスジハエトリに感謝しなければなりません・・・
・・・虫撮影に長時間を要したため、みりお様のDVDは停止状態のままに・・・
・・・そこに現れた娘がTVの画を観て「お母さんて、ほんとに、みりお様が好きなんじゃね!」と一言!
・・・私「うん、みりお様も虫もだ〜〜〜い好き!」
(*:「ほんとに虫が好きなんじゃね!」とは言わない辺りが、家族は、私の趣味(虫観察)を認知していない証拠である)
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コメント(12)
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・・・年齢的なものなのか?はたまた、今年の(も)気象が問題なのかっ!?
身体がとてもだるくて、虫撮りのため散策どころか、カメラさえ持てないでいる。
・・・でもね・・・
そんな私でも・・・
「・・・こんな瞬間を目にしたらもうたまらない。 よろける足で玄関の扉をあけ駆け上がりカメラを持ち出し激写する。」
・・・何も慌てて激写するほどのシーンでもなければ、珍しい虫でもない!(?)
「・・・いえいえ、私が観てるのは、虫(この場合はクモ:ハエトリグモ(メス:幼体))の愛嬌ある姿ですから!私が観たいのは、虫のさりげない生活や営みなのですから!」
「・・・この、吐いた糸を駆使し作った洗濯バサミの棲み処を邪魔されて途方にくれる姿を激写しなくてどうします!?」
「先ずは、クモの種名を確認・・・」
「・・・う〜〜〜ん、どれどれ・・・体長約5mmのネコハエトリのメスの幼体で間違いなし、と確信し・・・」 「・・・次に狙うは、その表情だ!」
クモの幼体(へっ?何?何か用?あたしになにか用なの?・・・???・・・あたしじゃないわよ!あたしが、あなたのマイ・ページ開かなくしたんじゃないわよ!・・・濡れ衣よ〜〜〜・・・) ・・・なんて・・・
「虫観しながら、勝手な妄想会話を拡げるのもいつもの私の悪い癖!」
クモの幼体(・・・あたし・・・ここでジッとおとなしくしてるから・・・今日子さんが「あぁ〜もったいなぁっ!」って言いながら、百均で購入した台布巾を汚したりしないわ!悪さなんかしないもん!・・・) ・・・と・・・棲み処を撤去しないで欲しい事や捕らえつぶさないよう哀願したので・・・
「大丈夫!元からあなたを削除するつもりも排除するつもりもありません!」
・・・と・・・
「クモも、洗濯バサミに張り巡らされた棲み処も、そのままにしておいたところ・・・」
3日後には・・・
「・・・脱皮してましたぁ〜〜〜!・・・」 「脱皮してどこ行ったのかなぁ〜〜〜?無事成長して、ネコハエトリのオスを誘ってねぇ〜〜〜・・・」
・・・なんて想っていたところ・・・
翌日の朝・・・
(*:同じ個体だとは限りません。が・・・) 「ヤマトシジミのメスを捕らえ抱え込む姿を見付けたので激写しました。」
・・・とっ!・・・???
「・・・ネコハエトリ(メス:幼体、或いは亜成体)が獲物を抱え込む直ぐ側で・・・」
「・・・翅を懸命に拡げメスにアタックするヤマトシジミのオスの姿を見付けました。」 ・・・と言うことは・・・
(ネコハエトリの幼体は、交尾中のヤマトシジミの・・・メスを捕らえた。)とも考えられます。
(・・・オスは果たして、先ほどまで交尾してたメスがネコハエトリの手に渡ったことに気付けているのでしょうか?) 「・・・幾度となく、余命間の無いメスに向かってアタックするオスの(種の保存への執念(?))に、また、折角捕らえた大きな獲物を離してなるものかと抱え込むネコハエトリの(食への執念)に・・・ヒトからすれば、それらの営みが、いくらさりげなく観えたとしても、そこからは、とてつもない(生への執念)が感じ取れ、私は、心昂るのです。」 「・・・虫の、日々のさりげない生活を撮影することで、私は、私自身の生態を写し出している面もある。と想う、今日この頃です。」
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触ると害となる危険な蜘蛛も確かに存在する。だが・・・
私は、一年を通して生態を観察させてくれる身近な蜘蛛が好きだ!
例えば・・・
パセリの花に紛れ同姿勢のまま獲物の飛来を待つハナグモ(カニグモ科)の姿がそうだ! それでなくともカムフラージュを想わせる虫に心惹かれる私のこと、一目でその存在を見抜けぬほど見事に同化したハナグモの姿には、いちいち「感無量・・・」とため息が漏れる。
身動きせず同姿勢で獲物を待つ様子から、ハナグモの模様・色彩は、飛来するハナアブ・コバエなどからは、パセリの花と同程度に見えているのであろうことがうかがえる。
それにしても面白い・・・ ハナグモは、己の色彩がパセリの花に似ていることをどこで知るのだろうか?
この疑問は、なにもハナグモに限った事ではない・・・
カムフラージュに長けた虫は上手い具合に、己の体色・模様に添った場所に隠れる習性があるように想える。
その習性を作り出しているもの・・・
その行動・生態を植え付けたもの・・・
それが何であり、どういった仕組みであるのか・・・
たかが、ハナグモ一個体を目にしただけでも、生物の進化の不思議を愉しめるのだ。
ハナグモの下にキアゲハの卵を見付けた。 キアゲハも、動かぬ卵の内はハナグモに襲われることはない、だが、孵化し、捕食と共に体が大きく育つ頃にはハナグモの餌食となる・・・
結果、花・葉をむさぼるキアゲハの幼虫からパセリを守ることとなる。
何?それではキアゲハの幼虫が可哀そう?
(笑)・・・(笑)(笑)(笑)(笑)・・・
ならば、消毒でキアゲハの幼虫を殺しパセリを守るほうが良かったのかな?
それとも、見目気持ち悪い蜘蛛を排除し、キアゲハの幼虫を守ったほうがよかったのかな?
自然の生物は、つながり合って・・・
数のバランスを保ちあって・・・
皆、生きてるんじゃないのかな!?
種を守るため、進化しつつ生き延びてきたんじゃないの!?
なのに!
虫を笑う人々人類は何だ!
昨日の大阪地震において・・・
「何故?どうして!?・・・学校の!プールの壁の倒壊で児童が・・・貴重な命が奪われなければいけなかったのか!?・・・学び反省し学習し生きる道を模索してきた人類が・・・えっ!・・・なんたること!・・・「申し訳ありませんでした!」の一言で、本人の無念・親御さんの無念が晴らせようか!・・・何をやってた?・・・いったい何をやってたんだ・・・えっ?・・・何のための点検だった?・・・書類のためか?・・・一応点検しました?の書類のためか?・・・ばかばかしい・・・実にばかばかしい・・・予算が無い?時間が無い?・・・形式だけの点検に、どれだけの意味があったというのだ・・・」
・・・人類は優れた生物だと誰もが想う。
しかし、過去の反省が活かされることなく、今回の地震においても貴重な命が奪われたこと・・・
私はそのことが残念でなりません。
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「・・・そんなに虫が好きならば、ブログでも始めてみたら!?」
家族のこの一言で、慣れぬPCに向かい虫撮りを始めました。 社交性に欠け、一日中誰とも口をきかなくとも、コーヒーと好みの音楽と本さえあればそれだけで心が満たされる私は、大抵の虫撮り箇所を、誰にも出会う事の無い(庭)だけと決めたがため、出会える虫の種数も少なく、当然、珍しい種との出会いなど望めるものではありませんでした。 冬季など、庭に出て虫探しをすれど、己の身体が冷えるだけで、心が満たされるどころか、心まで凍り付く想いの毎日でした。 そんな中で、唯一、一年中姿を現し、私の心を満たしてくれたのが・・・ 庭に訪れるクモの仲間(クモ類)でした。 クモ類の中でも、ハエトリグモの仲間には愛嬌のある種が多いです。 この日も・・・ 壁に居座るシラヒゲハエトリのメスに相手に成ってもらっていたところ・・・ 突然、頭胸部を持ち上げ↑の触肢(しょくし)を微細にふるわせて来ました。 「この行動は何を意味しているのだろうか?」 観察しながら気に成るのは、その事です。 調べたところ、触肢の先端には(化学感覚毛)と言う体毛が密集し、味覚・臭覚・聴覚・光に対する視覚などを感じとれる・・・との事でした。 と言う事は、カメラを近づけ、パシャパシャとシャッター音をたてた事で、シラヒゲハエトリは驚き警戒し、(相手は何者であろうか?)と確認するために、持つ触肢を振るわせて来たということでしょうか? 植栽の枝に網を張り、餌の訪れを待つギンメッキゴミグモの触肢も覗き観てみました。 *:最初はギンメッキゴミグモだと思い込んでしまいましたが、或いはクマダギンナガゴミグモかもしれません。(?) この時目にしたギンメッキゴミグモ(或いはクマダギンナガゴミグモ)の体長は約4mm程度でした。触肢を使い、捕えたアブラムシ(有翅型)の味を味わってるところですかね? 久しぶりに、ネコハエトリ(メス)の幼体に出会えました。 捕えていたのは、多分、ヨコバイの仲間の幼虫です。ヨコバイの味覚とは、どのようなものなのでしょうね? 大抵のヒトビトに気持ち悪がられ嫌われるクモの仲間の中にも、こうして、ヒトビトが嫌う(アブラムシやヨコバイ)を捕え食べてくれるものも居るのですね! でも、このクモ類は、植物を守る消毒には、とっても弱い虫なんですよ! 要らぬ虫を殺すために使う消毒で、要らぬ虫を捕えてくれるクモをも殺している・・・ 何だか、オカシナ話だと想います! 多分、クモはもちろんの事、虫全てが必要ないのでしょうから仕方のないことなのでしょうけれど・・・(?) 因みに、普段使用される消毒は、植物の葉や土をも弱らせてるんですよ! 「な事言ってもね!この世の中に不要な虫!種(しゅ)!は、大切に育てている植栽にとっても、自分達にとっても、要らない邪魔なものだから、どんな手を使っても、すべて!全て!全滅させるしかないじゃないの!」 (勝手な事を・・・何て自分本位な考え方なのでしょう!) 「消毒にしても、土にも植物にも優しいものを使用する手はたくさんあるらしいですよ!」 「要は、取り除く手段です!」 「考えなければならないのは、お互いを、如何に活かし寄り添えるかです!」 (但し、現代はマダニなどの危険生物が増えてるので、相手の生態を良く知った上で対処すべきだと想います。) クモが嫌いだから・・・ アブラムシが嫌いだから・・・ ヨコバイは要らないから・・・ 全て、力ずくで全滅させる!(手段など選ばずにね!) (・・・それは、あまりに身勝手な考え方だと・・・) 私はそう想うので、我が家だけでも、消毒無しで行こうかな!?チャドクガ来たら、チョト困るな!・・・ そんな事想いながら、庭でクモ撮りをした午後でした! |




