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ジイ「どうされました・・・ヒメ!・・・・・何をふてくされてらっしゃるのです?」
・・・「私、準備万端で、お待ちしてましたの!(夏祭り、バーベキュー大会)のお誘い!ほら見て、浴衣に割烹着・・・焼き鳥のたれが付いても大丈夫なように・・・心の準備はできてました・・・だのに、誰からも、どこからも、どのお城からも、六甲からも・・・何のお誘いもありませんでした・・・」 ジイ「これヒメ!六甲の意味が解かりませぬ!・・・春の(花見)と言い、夏の(夏祭り)と言い、誰からのお誘いもないヒメの後ろ姿が、妙に淋しく見えますぞ!・・・仕方ありませぬ、このジイが・・・お誘い致しましょう!・・・」 「え〜〜〜!浴衣!浴衣!!よかった!・・・ムギュ!私、まだ大丈夫の様ですわ!こういった時、浴衣は助かりますわね!」 ジイ「浴衣など着てはなりませぬ!長袖、長ズボン、麦藁帽子に、首にはタオルを巻いて下され!・・・ささ!カゴをお持ちに成って!・・・参りますぞ〜〜〜庭で(セミの脱皮殻収穫祭!)」 「収穫祭!?・・・脱皮殻!?・・・盛り上がりそうじゃない!行こ・・・行こ・・・」 「ちょっと、ジイ・・・私に恥をかかせる気!?・・・たった3個の脱皮殻しか見つからなかったじゃない!・・・これじゃ、我藩の庭の狭さが露呈するようなものよ!」 ジイ「これは、又何としたことか?・・・一昨年辺りは、アブラゼミの抜け殻をゴロゴロと!クマゼミの抜け殻をコロコロと!見付ける事ができましたのに!・・・いやいや参りましたなこれは・・・」 「参りましたでは済まされませんよ!・・・(セミの脱皮殻の減少について)のレポートを書いて私に提出して頂戴!」 ジイ「・・・ヒメ、面目丸つぶれでございます・・・かく成る上は、(↑のクマゼミの脱皮殻の判別方法)の説明でお許し願えませぬか!?」 ・・・アブラゼミの脱皮殻とクマゼミの脱皮殻は似てる処もありますが、大きさと色彩の違いで直ぐに判ります・・・そのうえ! ジイ「腹部の縞模様が3色からなってる上に、↑クマゼミの脱皮殻には、中脚と後脚の間に突起があります。」 ジイ「←の前脚のトゲの形がアブラゼミとは微妙に違います!」 「・・・この暑い中!・・・ジイの説明で、ますます具合が悪く成りそうですわ!」 ジイ「これはこれは、申し訳ございませぬ!・・・おお、そう言いますと!7月に庭でニイニイゼミの脱皮殻を見付けましたぞ!これをご覧下され!・・・」 「・・・何ですか、これは!?・・・泥だらけではありませぬか!?・・・」 ジイ「よくお気付きに成りました!・・・ニイニイゼミの脱皮殻が泥だらけの訳は、諸説あるようです・・・その中でも、この説が当たってるのでは!?と想うものが・・・」 ● ニイニイゼミの一齢幼虫は、細い根(より多くの湿気を必要とする環境)に定着する傾向があるため、泥が付き易く成る。 ● 乾燥を防ぐために、自分の尿を体に付ける。すると自然に泥が体に付き易く成り、その状態で地上に這い出て来るために・・・泥だらけの体に成っている。 ・・・等々・・・ 「ニイニイゼミ!?・・・私、ニイニイゼミを見た事がありませんよ!・・・どうして?どうしてこの辺りで見掛ける事が無く成りましたの!?」 ジイ「ヒメ・・・(涙)・・・子供時代、散々追い掛け回されてたのがニイニイゼミでございます!・・・が!・・・確かに減少してる様でございます!その訳は・・・」 ● 都市化による気温の上昇や森林面積の減少による→(乾燥化)が原因。 ・・・だそうです。 ジイ「先程も言いましたように、ニイニイゼミの幼虫は、湿気を多く含む土壌を必要とします!ここにも地球温暖化の影が!?・・・その減少の一途にあるニイニイゼミが、少なくとも4年前には、我藩の庭に訪れていてくれたことを想うと・・・涙・・・ジイは、自然に涙が出て参ります・・・」 「・・・そう!?・・・私も、先程から汗が滝の様に流れ出てますわ!セミの脱皮殻なんてもういいから、成虫をお見せなさいよ!」 「どこに居るのです?・・・???」 ジイ「あの大きな声のする方をお探し下され!・・・ほら、そこにおりますでしょ!」 ジイ「羽化直後のクマゼミ・・・」 ジイ「・・・クロガネモチで休むクマゼミ!・・・」 「あっ!アブラゼミ〜〜〜!ジイ、捕って!捕って!捕って〜〜〜!」 ジイ「ヒメ!・・・近年、アブラゼミも減少しております・・・原因は、その飛翔力も関係してる様でございます!・・・クマゼミに比べて弱いため、鳥に狙われやすいとか・・・」 ジイ「おお!・・・これは!・・・クマゼミのカップル!・・・成りませぬヒメ!目をお伏せ下され!・・・見ては成りませぬぞ!!」 「ジイ・・・涙・・・酷いではありませぬか・・・これが、私への仕打ちですか!・・・大体、クマゼミの♂もクマゼミの♂です!・・・クマゼミの♀と私とどちらがイイと想ってるのかしら!?・・・」 ジイ「・・・ヒメ!・・・その考え方です問題は!(その感じ方考え方を変えなされ!)・・・他人を羨ましがり、妬んでばかりいても、らちが明きません!・・・夏祭りに行きたければ、ご自分からどなたかをお誘いに成れば宜しかったのです!・・・誘いを待つばかりのその態度は、見苦しゅうございます!逆に、誘ってもらえるような魅力ある人に成ってご覧なされ!・・・」 「・・・涙・・・ジイ・・・私が間違っておりました・・・ジイの言う通りです・・・」 ジイ「いえいえ・・・ジイこそ・・・少々キツく言い過ぎましたな・・・どうですヒメ!次は(ミニトマトの収穫祭)を愉しみませぬか!?」 「・・・涙・・・ミニトマトが・・・ミニトマトには、こんなにも多くのお友達がいらっしゃるのね?・・・」 ジイ「・・・ですから〜〜〜今今、その考え方をお変えなさいと言ったばかりではありませぬか〜・・・」 |
セミ
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最近、急にセミが騒がしく成って来ました。
7月下旬辺りからセミの殻を目にする様に成った時点で、そろそろ騒がしく成るな、とは想ってましたが、うれしいような悲しいような、クマゼミの早朝からの鳴き声には、流石に耳をふさぎたく成る事もあります。
少々、夏バテ気味のところに、風流な風鈴の音ならまだしも、あのクマゼミの鳴き声は・・・、イヤ・・いいんですよ。
約直径15mmもあろうか、クマゼミの幼虫の抜け穴。
アブラゼミ抜け殻 クマゼミ抜け殻
上4枚は、クマゼミ。違う様に観えても同じ種のクマゼミです。
多分、明日朝も鳴くのでしょうね、いいです。生物ですもの、早起きできそうですし・・思いっきり鳴いてください。
夏バテとは違いますが、皆様お身体をご自愛下さい。本日も色々ニュースが有りましたが。
たまりませんね、本当に・・・・・・。 |
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