パンとサーカス、又は、弓箭の道、すすむをもって賞とす

ミンス党政権組閣を機会に、ブログを始める決心をしました。政治・メディア環境, 読書メモその他日々の雑感です。

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氷雪の門

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昨日エントリで触れようと思ったのだが護衛艦くらまの衝突事故が気になったので書き込まなかった話題について考えたい。いつもの鳩山日誌からだ。千島歯舞諸島居住者連盟の理事長らに25分間会っていた。 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091028/plc0910280319005-n1.htm

10日前に前原国交相が北方領土を海保巡視船で視察し『(前略)「歴史的にも北方四島は日本固有の領土であり、終戦のどさくさに紛れて(旧ソ連が)まさに不法占拠した。そのことは言い続けなくてはいけないし、四島の返還を求めていかねばならない」と述べた。前原氏は来春以降に北方領土を訪問する意向を示しており、鳩山由紀夫首相にも視察を求める考えを明らかにした。』http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091017/plc0910171813005-n1.htm

首相に陳情をするために会うのはかなり難しいものと聞いているが、ポッポ首相が時間をとるまでには内閣府で根回しがあったのだろう。元居住者のうち半数はすでにお亡くなりになり8000名弱の方が連盟に所属なさっているそうだが平均年齢は76才だそうだ。残された時間はほとんどない。

ミンス党のマニフェスト2009の外交部分には北方領土問題は一切触れられてはいない。

ポッポ首相に4島返還交渉を進める気があるかはどうかは、はなはだ疑問がある。岡田外相の実兄が経営する事業が中国市場と中国政府の行う政策と強く利害を共有してしまっている事実が、日中対等外交を危うくするように、自身の長男がモスクワ大学の研究員である首相が強固な国益意識をもってロシアと交渉できるのであろうか?

そもそも首相の祖父である鳩山一郎の日ソ共同宣言の前交渉時に、ソビエト諜報関係者が重要な役割を果たし、鳩山一郎首相と音羽御殿で秘密会談を数度行っている。そして外務省を通さずに2島返還を承認するような言質をとられてしまった経緯がある。予算委員会で野党に質問までされている。

『○北澤委員 鳩山総理は新聞記者会見などにおきまして、ソ連側は歯舞、色丹は返すであろう、そういうふうなことを述べておられるのでありますが、それではいかなる具体的な根拠によってそういうことを言われるのでありますか。日ソの交渉におきましては、領土の問題にポッダム宣言、その他においてすでに解決済みであるという主張をソ連側はしておるようであります。従って日ソの交渉の経過から申しますと、樺太、千島はもちろんのこと、歯舞、色丹の返還についてもソ連は日本の要求に応じようとする意思がないというふうにこれまでの経過では思われるのでありますが、総理はどういうふうな具体的な根拠によって歯舞、色丹は日本に返すであろうという信念をお述べになったのでありますか、具体的な根拠をお伺いしたいと思います。
○鳩山国務大臣 私はソ連の情報によりまして確証を持っているというわけではございません。ただ理論の上から見て、とにかく歯舞、色丹は千島列島のうちに数えなくて北海道の一部のうちに数えてやった約束もあるのでありますから、千島について問題があっても、歯舞、色丹だけは別の取扱いをするだろうと理論的に考えただけであります。
○北澤委員 ただいまの御答弁によりますと、鳩山総理の個人的な一方的な希望的観測というふうにしか思われないのでありますが、ソ連の憲法によりますと、千鳥はもちろん歯舞、色丹までも憲法によってソ連領に編入している。ソ連におきましては千島と同じように扱っているわけであります。従って日本側だけにおきまして、歯舞、色丹は千島と違うという希望的観測によって、この歯舞、色丹群島が日本に返るであろう、こういうふうにお考えになることはあまりに甘過ぎると思うのでありますが、ただいまの総理の御答弁によりますと、一方的な希望的観測であるようでありますから、これ以上は追究いたしません。』http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/022/0514/02207140514030a.html

故中川一郎氏、鈴木宗男氏しかり領土返還交渉の裏には、シベリア原油パイプラインを樺太経由で北海道に引き込むなどのビジネス利権が、北海道を地盤とする政治家に接近するための餌として工作機関によりばらまかれる。レポ船とカニ密猟見逃し問題などを含めKGBの活動が40年以上継続されている地域が北海道である。利権が絡みすぎるため北海道地盤の議員に対ロシア外交は困難であると思う。

前原国交相は触れていないが、終戦のどさくさで不法占領された最たる地域は樺太だ。
筆者は当時のソビエト大使館からの圧力でお蔵入りになり、いまだに地上波や公式な劇場で上映されたことのない映画「氷雪の門」のVHSを10年ほど前から所有している。樺太の真岡郵便電信局事件としてwikiにも掲載されている→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E5%B2%A1%E9%83%B5%E4%BE%BF%E9%9B%BB%E4%BF%A1%E5%B1%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6
映画はやや脚色されている部分もあるのだが、終戦後にソビエト軍の一方的な攻撃によって日本軍と住民が撤退する中で、最期まで局の業務を維持するために残り自ら死を選んだ9人の女性電話交換士の話だ。他国の民間企業に外交圧力をかけ上映禁止させるような内容を含んだ映画であるが、ソビエトは終戦後の攻撃が国際法違反で後ろめたかったのであろう。画像は「氷雪の門」と呼ばれる稚内公園内にある樺太でなくなった人々のための慰霊碑である。この隣に「九人の乙女の像」がある。彼女たちは公務殉職者として靖国神社に英霊としてお祭りされている。

北方領土返還交渉は暗く重い歴史を背負っている。交渉に当たる政治家にはその覚悟が必要である。

ポッポ首相ではあまりに人物が軽すぎて話にならないと考える。

前畑国交相が首相であればいま少し迫力があると思うが、外国人参政権付与に賛成してるものなぁ。

ミンス党に任しておくと日本の未来は陽がさすようにははまったく思えない。

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