パンとサーカス、又は、弓箭の道、すすむをもって賞とす

ミンス党政権組閣を機会に、ブログを始める決心をしました。政治・メディア環境, 読書メモその他日々の雑感です。

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昨日の衆院予算委員会で石破議員とポッポ首相、岡田外相の質疑内容に気になった点があったので、今日ののエントリは、ミンス党連立内閣の知識のなさを普天間基地移転問題の一具体例に絞って検証してみたい。まだ国会議事録にはアップされてなくソースは提示できないが、以下のようなやりとりがあった。

石「今、閣僚の各発言のために日米関係が危機的な状況にある」
鳩「国内外に懸念心配を残したのなら申し訳ないが、私が最終判断するので大丈夫だ」
石「大丈夫ではない。現状認識ができていない。各閣僚の勝手な不統一意見が公表されると米国にも沖縄にも迷惑がかかる」
石「普天間基地の移転も従来通りキチンと実施しなければならない。海兵隊の抑止力維持がこの地域に大切だ」
岡「沖縄にかならずしも海兵隊は必要でなないのではないか」
石「海兵隊の自己完結的な(陸海空兵力から着上陸能力、治安維持まで:筆者注)急速前方展開能力は佐世保の米海軍と協同で、日本のためだけでなく極東の安全保障、東南アジアのテロ活動抑止まで役に立っている」
岡「なぜ前方展開能力が沖縄県内に必要なのか?グアムでも良いのではないか」

ミンス首脳は観念論、感情論を繰り返していて、石破議員の安保軍事知識に基づいた質疑内容と答えがかみ合わず付いていけない様子であった。実際に石破議員に何度も「答えになっていない」とたしなめられ岡田外相などは「質問の意味がわかりませんが」とまで発言していた。

米軍の戦略思考を代弁していると思われる石破議員の意見である、なぜ海兵隊の存在が沖縄本島に必要なのかという点に絞って調べてみたい。

10分ほどググると傍証になるネットソース情報があちこちにあることがわかり、ミンス首脳はただ単に国家の閣僚レベルで必要される過去の閣議決定、日米協定、安保情報に無知であるのか、それとも故意に在極東米軍兵力を弱体化したいのか大きな不安を持ってしまった。

『再編実施のための日米のロードマップ(ワシントンDC、平成18年5月1日)』
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2009/2009/html/ls323000.html
『●日本及び米国は、普天間飛行場代替施設を、辺野古岬とこれに隣接する大浦湾と辺野古湾の水域を結ぶ形で設置し、V字型に配置される2本の滑走路はそれぞれ1600メートルの長さを有し、2つの100メートルのオーバーランを有する。各滑走路の在る部分の施設の長さは、護岸を除いて1800メートルとなる(別添の2006年4月28日付概念図参照)。この施設は、合意された運用上の能力を確保するとともに、安全性、騒音及び環境への影響という問題に対処するものである。』

『在日米軍の兵力構成見直し等に関する政府の取組について 平成18年5月30日 閣議決定』
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2009/2009/html/ls324000.html
『2 新たな安全保障環境において、引き続き我が国の安全を確保し、アジア太平洋地域の平和と安定を維持していくためには、日米安全保障体制を維持・発展させていくことが重要である。在日米軍の駐留は日米安全保障体制の中核であり、米軍の使用する施設・区域の安定的な使用を確保する必要がある。
 米軍の使用する施設・区域が沖縄県に集中し、また、本土においても施設・区域の周辺で市街化が進み、住民の生活環境や地域振興に大きな影響を及ぼしている。こうした現状を踏まえると、幅広い国民の理解と協力を得て今後とも施設・区域の安定的な使用を確保し、日米安全保障体制を維持・発展させるためには、抑止力を維持しつつ地元の負担を軽減することが重要である。』

『第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」(平成21年2月17日署名)』
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2009/2009/html/ls326000.html
『第三条
 移転は、ロードマップに記載された普天間飛行場の代替施設の完成に向けての日本国政府による具体的な進展にかかっている。日本国政府は、アメリカ合衆国政府との緊密な協力により、ロードマップに記載された普天間飛行場の代替施設を完成する意図を有する。』

↑これらは政府間の正式な協定である。両国の政府首脳、官僚、軍人が長時間をかけてコンセンサスを重んじて作業してきた経緯が理解できる資料だと思う。
これらを政権が変わったとの一方的な理由により白紙に戻すという暴論を振りかざすことを許すことはできない。
また『抑止力を維持しつつ地元の負担を軽減』するという大目的のための努力と時間を無視することはできない。

画像の地図にあるように辺野古沖の海洋調査も終わり地元名護市との調整も済んでいる。地元とは既に滑走路の位置を沖合いに50Mずらす程度の環境保全と建設の技術論にまで落とし込まれているのである。

戦術的抑止力に関しては、石破議員が佐世保との距離を重要視したので(野次で「佐世保に移転しろ」と叫んだ
バカミンス議員がいた)調べてみると佐世保を母港とする強襲揚陸艦「エセックス」(画像写真)の存在が理由だということがわかった。ヘリとホバークラフトで兵員を短時間で着上陸させることができる艦船で病院としての収容能力もある。ミャンマーのサイクロン被害の救援や東京直下型地震の防災訓練に参加して葛西沖で避難民収容訓練までしたことがある。この船に海兵隊員を1800名乗せイザとなれば東・南シナ海に即時展開できる。沖縄に一部兵力が残れば北朝鮮・中国への抑止力になるのはまちがいがない。

軍事オタクでもなく、近代史の日米軍事知識はある程度もつが、現代の米軍の知識は皆無に近い筆者でも、ネットを用いれば数十分でこの地域の抑止力の基礎知識は持つことができる。

外交防衛を論じる国会議員として、ポッポ・岡田両ミンス首脳は恐ろしく不勉強であるか、または意図的に日米離間を画策しているかのどちらかだと言えよう。

実現すればであるが、オバマ大統領との会談が楽しみである。

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